日本のホテルには湯船が必ずある!
アジアでもヨーロッパでも、ホテルやアパートの浴室にはシャワールームだけで、湯船がないケースが多々あります。なので、どんなに小さなアパートでもホテルでも、たいてい浴槽のある日本の浴室に驚く人がとても多いです。
湯船に浸かる前に、体を洗うことに驚き
海外でもバスタブ付きの家やホテルでは、時々浴槽を利用することも、もちろんあります。ただ、入浴の仕方が異なります。湯船にお湯をはって、ゆっくりした後に体を洗って出る・・・というのが一般的。というのも、海外の浴室にはシャワー室とバスタブはあっても、洗い場はまずないからです。
日本の入浴スタイルを初めて体験した友人(イギリス)は「体を洗ってから湯船に浸かるのは、衛生的でいいね」と感心していました。
ええっ、家族でお湯をシェア?
バスタブに溜めたお湯で体を洗うため、お湯は使い切りの海外。ですから、家族でお湯をシェアする日本のお風呂には「えぇぇ!?」と驚く人が多い模様。
前述のイギリス人の友人のように、肯定的に捉える外国人もいるものの「家族全員が同じお風呂の水を使うなんて、気持ち悪い!」(スペイン)、「お湯を交換せず、家族みんな同じお風呂に入ることに一番驚いた」(中国)といった意見も。
どうして毎日、湯船に浸かるの!?
日用品メーカー・花王が行った調査によると、日本人の湯船入浴時間は年々短くなっているものの、毎日湯船に入る人は65%という結果に。ということで、湯船に浸かる人はやはり多いことが分かります。
「どうして毎日、湯船に浸かるの? 時間がもったいない!」(イギリス)、「毎日お風呂に入ったら、水道・ガス代が高いんじゃない?」(フランス)という意見も。「どうして毎日、湯船に浸かるの?」は、頻繁にされる質問です。
夏にお風呂はありえない
湯船に浸かる習慣のない外国人からすると、暑い夏にお風呂に入るのは奇妙に映るようで・・・。「暑い時に湯船に使ったら、汗が止まらない。どうして夏でもお風呂に入る人が多いの?」(フランス)という質問をよくされます。
お風呂=ロマンチック!?
「彼女と一緒に入るならいいけれど、ひとりでお風呂はちょっと・・・」(オーストラリア、フランス)という意見もありました。湯船に浸かる習慣のない海外では、お風呂=ロマンチックな時間を過ごすという意味合いを持つ場合もあります。同様に、日本旅行をする外国人の目には“温泉=ロマンチック”に映るよう。何を期待しているの!?
いかがでしたか? 私たちにとっては当たり前のお風呂習慣も、外国人にとっては不思議なことがたくさんあるようです。日本と海外のお風呂ギャップについては「新文化ギャップ漫画【13】お風呂問題」もぜひ、どうぞ!
[prtimes.jp/アックス シャワナビニュース 調査レポート]
[prtimes.jp/日本在住外国人の入浴に関する実態・意識調査]
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