素材にこだわった「生食パン」
「一本堂」は焼きたてにこだわった食パンの専門店。2013年3月15日、大阪市都島区で創業してから、現在は全国各地に店舗展開しています。今回訪れた新宿本店は、都営新宿線曙橋駅から徒歩10分くらい歩いた住宅街の中にあります。お店が近づくと、パンのいい香りが!大きな「食パン」と書かれた暖簾が目印です。
ここで焼かれている食パンたちは、一言でいうと「毎日食べても飽きない、安心・安全な食パン」だとか。はちみつやイーストフード、卵や乳化剤等も使用せず厳選した素材を使用して焼かれています。
近所の方から遠方の方まで毎日たくさんのお客さんが訪れるそうで、この日も閉店間近なのに多くのお客さんがいらっしゃいました。新宿本店では1日平均350本も売れるとか。
2種の生食パンを食べ比べ!
今回は、数ある商品の中から、ベーシックな「一本堂 プレーン」と「日本の食パン」を購入。この2種類を食べ比べしてみます。トーストはせず、生の美味しさを堪能するために、そのままでいただきました。
一本堂 プレーン 280円
一本堂における定番の食パン。生でもトーストでも美味しくいただけるそう。耳は固め、中はもっちりが特徴だとか。実際に、耳部分はこんがりきつね色に焼きあがっててとても美味しそうです。
柔らかくてうまくカットを入れられなかったので、半分に割ってみました。ふわっと小麦の香りが。モチっとした弾力のある生地です。
実際に食べてみると、甘い!パンから甘味をしっかり感じられます。これは塩気のあるバターと相性が良さそう、と思ってバターをつけたら、案の定ぴったりでした。そのままでも美味しいけど、バターをつけるとさらに旨味を感じられます。
日本の食パン 360円
厳選した国内産小麦だけを使用した食パン。トーストをすると、国産小麦の香ばしさをしっかり感じられるとか。個体差はあると思いますが、プレーンと比べると焼き色は白っぽい感じがします。
中身を割ってみると、プレーンよりも水分が多めでもっちりした感じがします。なかなかナイフが入らない!とにかくもちもち!
食べてみると、見た目以上にもっちりした水分多めの食感。プレーンほどの甘味は感じないのですが、小麦の味はしっかり感じられます。今回は試さなかったのですが、塩気を感じるので甘めのジャムやペーストが合いそう。トーストして小倉トーストにしたら絶対に美味しいはず!
「一本堂」オススメの食べ方は?
今回は生でストレートに食パンを味わってみましたが、せっかくなので「一本堂」の方にオススメの食べ方と保存方法を聞いてみました。
店舗にてお申しつけいただければ10~12枚(スライス可能枚数は商品、店舗により異なる場合がございます)にスライスいたします。
常温保存は3日くらいまで、食べきれない場合は1枚ずつラップでくるんでいただき、冷凍保存をおすすめしています。
後日、冷凍保存したものをトーストしてバターとジャムで食べてみたのですが、小麦の味と甘さをしっかり感じられて、生で食べたときとはまた違う美味しさを楽しめました。
焼き上がりのタイミングは並ぶこともあるとか。お店には併設のカフェがあるのですが、週末は込み合うことが多いそう。実際に食べてから購入したい方は、カフェでパンを味わってみるのもいいですね。
焼きたての食パンだからこそ楽しめる、生とトーストの味。2度の美味しさをみなさんもぜひ味わってみては。
[All Photos by Kaori Simon]
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