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【ポーランド】ショパンにまつわるスポット5選

Posted by: 倉田直子
掲載日: May 25th, 2019.

ポーランドは世界中から愛される偉大な作曲家ショパン(Fryderyk Chopin/1810年-1849年)の故国。その首都ワルシャワは、中世の雰囲気を残す美しい古都でもあります。日本でもファンの多いショパンに関する旅を楽しめるプランをご提案。

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「ポーランド」と聞いて、何を連想しますか? あまりイメージがないかもしれませんが、ポーランドは世界中から愛される偉大な作曲家ショパン(Fryderyk Chopin/1810年-1849年)の故国。その首都ワルシャワは、中世の雰囲気を残す美しい古都でもあります。日本でもファンの多いショパンに関する旅を楽しめる、ワルシャワ旅行のプランをご提案いたします。


ショパンの生涯を知る「ショパン博物館」

ショパン博物館の外観

(c)Naoko Kurata

まず、ショパンの39年の生涯を学べるショパン博物館(Fryderyk Chopin Museum)へ。博物館が入っているのは、16世紀から17世紀に建てられた元貴族の館だった建物(ただし第二次世界大戦で破壊され、戦後に再建されたもの)。

ショパン博物館エントランスホール

(c)Naoko Kurata

さすが貴族の邸宅だっただけあり、瀟洒な雰囲気です。

ショパン博物館の近代的な展示システム

(c)Naoko Kurata

中世の趣を残す建物ですが、展示内容は近代的。入場の際に受け取るカードをかざすと、展示内容に関する詳しい解説ビデオが流れます。基本的に解説音声がポーランド語で、字幕が英語。文字での展示は、ポーランド語と英語の二重表記です。

パリのショパンの部屋の再現コーナー

(c)Naoko Kurata

パリ逗留中のショパンの部屋の再現コーナーも。中央にあるのは、亡くなる2年前からショパンが弾いていた「最後のピアノ」です。貴重な品ですね。

ミニ・コンサートホール

(c)Naoko Kurata

館内にはミニ・コンサートホールもあり、モニターに映るショパン・コンクールの歴代入賞者の演奏を鑑賞できます。見ごたえのある展示内容の閲覧に疲れたら、ここで休憩がてらの音楽鑑賞もいいですね。

[Fryderyk Chopin Museum]

ショパン像に会えるワジェンキ公園

ワジェンキ公園内の植物園

(c)Naoko Kurata

ワルシャワ市内、中心部よりやや東側に位置するワジェンキ公園(Lazienki Park)も、ショパンと関わりの深い場所です。
敷地面積は76万平方メートルもあり、敷地内には植物園(要入場料)や劇場も。「ヨーロッパでも美しい公園」のひとつとして知られています。

ワジェンキ公園のショパン像

(c)Naoko Kurata

この公園内のウヤズドフスキ大通りに面した門の正面に、ショパン像が佇んでいるのです。このショパン像は、この公園のみならず、ワルシャワのシンボル的存在とも言われています。

ショパン像前の美しい池

(c)Naoko Kurata

5月から9月のサマーシーズンは、毎週日曜日にこのショパン像のおひざ元で開かれる屋外コンサートの「ショパン・コンサート」は観光の目玉にもなっています。晴れた日に、青空の下で楽しむコンサートは気持ちいいでしょうね!
夏にワルシャワを訪れるなら、ぜひ押さえたいアクティビティです。

[Lazienki Park]

田園風景に佇むショパンの生家

生後間もなく首都ワルシャワに移住したショパン一家ですが、彼が生まれたのはジェラゾヴァ・ヴォラ(Żelazowa Wola)という小さな村。首都ワルシャワから西に約54km離れた場所で、車だと1時間強の距離になります。そんなポプラ並木の続く公園内にあるかわいらしい生家も、ショパン博物館として広く一般に公開されているのです。

ショパンの出生証明書に洗礼証明書、ショパンが幼少時に初めて書いた楽譜の複製などショパンにゆかりのある貴重な物品が展示されています。

先ほどのワジェンキ公園と同様に、この生家でも毎年5月から9月の毎週日曜日に、ショパンコンサートが行われます。
急速に発展している都会であるワルシャワの喧騒とは異なる、ゆったりとした田園風景が広がるジェラゾヴァ・ヴォラで、ショパンの音楽に浸るのも素敵な思い出になりそうです。

[The Birthplace of Fryderyk Chopin and Park in Żelazowa Wola]

毎晩開催のショパン・ミニコンサート

「Time for Chopin」会場外観

(c)Naoko Kurata

「Time for Chopin」会場のピアノ

(c)Naoko Kurata

旧市街の小さなホール「Time for Chopin」は、ショパンの曲の生演奏を気軽に聴ける素敵なスポット。毎晩、主にヨーロッパで活躍しているピアニストたちによる、1時間ほどのミニコンサートが開催されています。

「Time for Chopin」リーフレット

(c)Naoko Kurata

日によって演目が異なることもあるそうですが、筆者が訪れた時はこのようなラインナップでした。「ノクターン」や「幻想即興曲」など、耳になじみがある選曲なので、ショパンに詳しくない方でも十分楽しめます。

ウェルカムドリンクを楽しめるホール

(c)Naoko Kurata

ポーランドの蜂蜜種

(c)Naoko Kurata

そして幕間には、別室でウェルカムドリンクのサービスも。余談ですが、ここで頂いた蜂蜜酒が美味しくて、後日自宅用のおみやげに購入してしまいました。

PIOTR LATOSZYŃSKI氏

(c)Naoko Kurata

筆者が訪れた際のピアニストは、ポーランド出身のPIOTR LATOSZYŃSKI氏。なんとこの方、日本語が超ご堪能!終演後に流ちょうな日本語で話しかけていただいたのですが、そんなこと全く知らなかったので、一瞬何が起こったのか分かりませんでした。

スタッフの対応も大変気持ち良いものでしたので、ショパンの演奏を気軽に楽しみたい場合は、おすすめの場所です。

[Time for Chopin]

ショパンが通ったレストラン「ホノラトカ」

洞窟のような「ホノラトカ」内部

(c)Naoko Kurata

ショパンをめぐる旅を楽しむなら、ここ「ホノラトカ」(Restauracja Honoratka)は外せません。1826年オープンのこのレストランは、ショパンが足しげく通ったお気に入りの場所だったと言われています。

装飾が施されたレストラン店内

(c)Naoko Kurata

地下洞窟のような構造の店内には明確な間仕切りは無く、いくつもの部屋がゆるやかに仕切られています。

民族音楽とダンスのショー

(c)Naoko Kurata

他の団体さまのスペースでは、民族音楽とダンスのショーも催されていました。楽しそう!

「ホノラトカ」食事

(c)Naoko Kurata

肝心のお料理も、大満足のお味でした。これは、「豚ロースのクリームソース」39ズウォティ(2019年5月現在、約1139円)。付け合わせには「Kopytka」(6ズウォティ/同約175円)というお芋のパスタを選びましたが、ライスやフレンチフライも選択できます。

「ホノラトカ」デザート

(c)Naoko Kurata

デザートには、ポーランドの伝統菓子であるりんごのフライをいただきました。

レストランのホームページはポーランド語のみ(メニューページには一部英語併記もあり)ですが、フェイスブックのページもあります。筆者はポーランドのイースター休暇中の訪問だったため、フェイスブック経由でお店に営業時間の問い合わせをしました。すると、すぐに英語で丁寧な返信をいただけました。外国人にとっては、ありがたいですね。

[Restauracja Honoratka]
[Facebook/ Restauracja Honoratka]

ショパンにゆかりの場所をめぐるワルシャワの旅、いかがでしたでしょうか。ポーランドは、これからが旅のベストシーズンで、夏季限定のイベントもたくさんあります。ぜひ、夏休みの旅行の目的地の候補として参考にしてみてください。

[Photos by Shutterstock.com]

倉田直子

Naoko Kurata ライター
オランダ在住ライター。元バックパッカーの旅行愛好家。2004年に映画ライターとしてデビュー。2008年、北アフリカのリビアへ移住後に海外在住ライターとして活動スタート。2011年から4年間のUKスコットランド生活を経て、2015年夏にオランダへ再移住。著書「日本人家族が体験した、オランダの小学校での2年間」
https://www.amazon.co.jp/dp/B0758JCDTM/


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