ガラタ塔の歴史
イスタンブールの新市街のシンボル的存在のガラタ塔の歴史は、6世紀頃にまでさかのぼります。建設当初は灯台として利用されていたのですが、1348年、当時そこに住んでいたジェノア人によってビザンツ帝国を監視するための見張り塔に改修されました。その後は牢獄や天文台などとして使用され、現在は展望台として利用されています。
展望階からはイスタンブールの絶景を堪能できる
ガラタ塔は、新市街の急坂の途中に建っているため、実際の塔の高さから想像する以上の眺めを展望階から見ることができます。
入り口で入場券を購入し、エレベーターで一気に最上階まで登り、そこから細いらせん階段を少し登ると展望階に到着。旧市街と新市街を分かつ金角湾に架かるガラタ橋の向こうには、世界遺産にも登録されている「イスタンブール歴史地区」が視界いっぱいに広がっています。
展望階をぐるっと一周すれば、ボスポラス海峡やその向こうのアジア側の街、もちろん新市街のモダンな街並みなど、イスタンブール全体を大パノラマで眺めることができます。
ガラタ塔周辺で買えるお土産はポストカードがおすすめ
ガラタ塔でイスタンブールの絶景を堪能した後は、周辺でお土産探しをしてみてはいかがでしょうか。ガラタ塔周辺には、雑貨屋などが多く、低価格でトルコらしいお土産を買うことができるお店が多いのが特徴です。
特にポストカードの種類は、イスタンブールのどこよりも多いのではないか!?というくらい品揃えが豊富。一枚当たり、2~3TL(約38~54円)なので、気に入ったものは何種類でも揃えたくなりますよ!ポストカードを売っているお店では切手も売っていることがほとんどなので、旅先から日本へ手紙を出してみるのも素敵です。
そのほか、ご当地マグネットやガラタ塔をモチーフにした置物なども、思い出に残るお土産になりそうです。
おわりに
旧市街のバザールでは手に入らないような、安価で手の出しやすいお土産が揃うガラタ塔周辺。トルコランプやトルコ絨毯など、いかにもトルコ!というお土産とは違い、手軽に買いやすい商品がたくさん揃っています。ガラタ塔に来たら観光だけでなく、お土産選びも楽しんでみてはいかがでしょうか。
Bereketzade Mahallesi, Galata Kulesi Sk., 34421 Beyoğlu/İstanbul
All photos by Zon