手軽な海外旅行先として人気の台湾。他の国と比べて治安がよく、日本人であれば漢字でなんとなく意味をつかむことができるので、観光付きツアーを利用せずフリープランで旅行を計画しておられる方も多くいらっしゃると思います。行きたいところや食べたいものを考えながら旅行の計画を立てるのも、旅行の楽しみの一つですよね。
この記事では、筆者が実際に台北の街歩きに使用しているアプリ等の情報を含めながら、台北の街歩きを効率的に楽しむ6つのコツをご紹介します。
【Point.1】台北の交通系ICカード・悠遊卡をゲットする
台北の交通系ICカード・悠遊卡(ヨウヨウカー)は、台北MRTやバスに乗るのにとても便利。悠遊卡利用で台北MRTが2割引で乗車できたりと、カード利用で割引になるサービスも多くあります。悠遊卡は駅やコンビニで簡単に購入することができ、カード価格は100元でチャージしながら使用していきます。電車やバスに乗るたびに小銭を用意する必要がなく、一枚持っておくと便利です。
【Point.2】空港でSIMカードを購入するかポケットWi-Fiをレンタルする
台北の多くの施設ではフリーwi-fiも飛んでいますが、繋がりにくい時も時々あります。そのため空港でSIMカードを購入するか、ポケットWi-Fiをレンタルすると便利です。SIMカードを利用する場合はSIMフリー携帯が必要で、空港にある中華電信や台湾大哥大などのショップでSIMカードを購入できます。3日や5日のネット使い放題に無料通話がついて300元(約1,050円)ほどと、そんなに高くはありません。道を歩きながら携帯でネット検索できるのは、やっぱり便利ですよ。
【Point.3】台北MRTや路線バスのアプリを活用する
公共の交通機関をフル活用して台北観光を楽しみたい場合、台北MRTや路線バスのアプリを入れておくと便利です。
筆者が利用しているアプリの一つが、「乗換案内 台北」です。路線図には台北MRTに加えて桃園空港MRTも載っており、出発地点と到着地点を指定すると、かかる時間や運賃、乗り換え方法などを瞬時に表示してくれます。
路線バスを利用するのであれば「台北公車通」というアプリが便利で、バス番号を入力すると何分後にバスが到着するのかを表示してくれます。バス路線の地図も表示してくれるため、どこのバス停で降りたらよいかあやふやな時に地図で確認できるのも便利です。
台北で路線バスを利用する上で注意しておきたい点の一つが、2019年7月1日よりICカードを使ってバスを利用する場合、カードリーダーへのタッチが乗降時ともに必要になったということ。以前は「上車刷卡」であれば乗車時に、「下車刷卡」であれば降車時にタッチする形でしたが、現在は乗る時も降りる時もタッチする必要があります。
【Point.4】地図アプリに行きたい店を登録しておく
グーグルマップ等の地図アプリは、街歩きに大活躍するアプリの一つです。行きたい目的地までガイドしてくれたり、目的地までの交通経路を表示してくれたりととても便利。
また、気になるグルメ店やスイーツ店をたくさん登録しておけば、目的のお店が混み過ぎていたり臨時休業だったとしても、地図を見て近くのお店に訪れることもしやすいでしょう。宿泊先ホテルの周辺にあるグルメ店やスイーツ店を登録しておいて、その時の気分で夜食やスイーツタイムを楽しむのもよいですね。
【Point.5】筆談用のメモと筆記用具を用意しておく
筆談用のメモと筆記用具は、タクシーで行き先を告げたり、食堂で注文内容をメモしたりする時に活躍します。飛行機の中で入国書類を書く際にもボールペンは欠かせません。
【Point.6】エコバッグやビニール袋を持ち歩く
台湾では、コンビニやスーパーも含めてレジ袋は有料であることがほとんどです。買い物すると商品をそのまま渡されることも多く、袋が欲しいということを現地の言葉で説明できないと困ってしまうことがあるかもしれません。そのためエコバッグやビニール袋をカバンの中に一つ忍ばせておくと安心です。2018年からはドリンクスタンドのビニール袋も有料となっており、ドリンク専用のエコバッグを持ち歩く方も増えています。
この記事で紹介したコツはちょっとしたことばかりなのですが、事前に少しの時間を割いて準備しておくと、旅先での時間を有効活用しやすいなと感じます。ぜひ、台北での街歩きを楽しんでくださいね。
[All Photos by Yui Imai & shutterstock.com]
Yui Imai ライター
語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。
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