夏の花を代表するひまわり。その力強く陽気なルックスに人々は元気をもらいます。これがひまわり畑となると、急にノスタルジックな雰囲気が醸し出されるのが不思議です。童心に返れるのは、写真に映えるよりもずっと大きなひまわり畑の効用なのではないかと思うのです。
【北海道】北竜町ひまわりの里
200万本という圧巻のひまわり畑があるのは北海道・北竜町。旭川から西に車で1時間ほどのところにあります。ひまわりの品種は、ハイブリッドサンフラワー・春りんぞう・夏りんぞう・花りんぞう。第33回ひまわりまつり2019として、7月20日(土)〜8月20日(火)の期間は24時間立ち入り可能となっています。特に見頃は8月上旬。そして晴れの日の午前中が陽光で一段と黄色が鮮やかでおすすめとのこと。ひまわりまつりの期間中は、花火大会、YOSAKOI演舞など様々な催しや常設のひまわり迷路2種(300円、8:00~18:00)があります。
【山梨県】北杜市明野ひまわり畑
「北杜市明野サンフラワーフェス2019」は、7月20日(土)~8月18日(日)の期間、午前8時~午後5時に開催。60万本ものひまわりが植えられています。8月中旬頃は日没から午後9時までライトアップした夜のひまわり畑が楽しめます。ひまわり迷路、地元の小学校が手掛けた絵文字ひまわりもあり、これも8月中旬頃にお目見えです。ひまわりソフトクリームが買えるようですよ。
山梨県北杜市明野町浅尾5664
駐車場:普通車500円
※カーナビは、「山梨県フラワーセンターハイジの村(住所:山梨県北杜市明野町浅尾2471 電話:0551-25-4700)」をご利用ください。
https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/docs/sunflowerfes.html
【群馬県】丹生のひまわり畑
世界遺産で知られる富岡製糸場のある富岡市の丹生(にゅう)地区にあるひまわり畑です。丘の上には、11万本以上のひまわりが同じ方向に顔を向けています。この青空と白い雲に映えるひまわりの画像はまるでアニメの一場面のようですよね。見頃は7月下旬から8月初旬まで。入園は無料ですが、展望台利用料として「お気持ち」を受け付けているそうです。
群馬県富岡市下丹生459-2付近
駐車場:ひまわり畑の西側に駐車できるスペースがあります。(道の脇が少し広くなっているところです。)満車のときは丹生湖駐車場をご利用ください。
http://www.tomioka-silk.jp/spot/sightseeing/detail/Himawari.html
【新潟県】津南ひまわり広場
約50万本が咲き誇る「津南ひまわり広場」では、7月26日(金)~8月18日(日)の間、3つの畑のひまわりの開花時期をずらすことで、少しでも楽しめる時期を長くするようにしているそうです。ライトアップは、8月9日(金)~8月15日(木)の17:00~21:00を予定しています。ひまわり迷路、地元の露店市、種のプレゼントなど心温まるサービスの企画も。
【神奈川県】座間のひまわり畑
「座間のひまわり畑」は、約55万本を数え、首都圏でトップレベルの規模を誇ります。新宿から1時間弱という立地なだけに驚くほどです。8月10日(土)~14日(水)午前9時30分~午後4時(8月10日(土)・11日(日)は午後5時まで)に「座間市ひまわりまつり」を開催。ひまわりの切り花販売、アユのつかみどりなどが目玉企画です。入場は無料ですが、ひまわりまつり運営・整備のための協力金を募っています。
駐車場:相模川グラウンド(ひまわりまつり開催期間のみ)
※周辺は交通渋滞が予想されるため、なるべく公共交通機関をご利用ください。
※ナビゲーションシステムを利用する場合は「座間西中学校(座間市座間2-1230)」を設定し、付近の案内看板に従ってください。
https://www.city.zama.kanagawa.jp/www/contents/1409788323797/index.html
【東京都】清瀬のひまわり畑
10万本という都内で最大級の規模のひまわり畑です。2019年は、8月17日(土)~8月24日(日)に「清瀬ひまわりフェスティバル」が開催されます。午前9時~午後4時の間、地元の畑で採れたての野菜やひまわりの切り花の販売や模擬店などを楽しめます。入場は無料ですが、清掃協力金を募っています。平日や午前中が比較的空いていて見学しやすいとのことです。
清瀬市下清戸3丁目地区の農地
駐車場:なし ※公共交通機関をご利用ください。無料シャトルバスを期間中毎日運行
http://www.city.kiyose.lg.jp/s029/050/010/010/010/20190628172128.html
【茨城】国営ひたち海浜公園 みはらしの里のひまわり畑
ゴールデンウィーク時期にはネモフィラで青いじゅうたんと化す、国営ひたち海浜公園のみはらしエリア。絶景ポイントとして知られています。夏には、約3万本のひまわりの黄色と薄茶の2トーンが茎や葉の緑の背景に映えます。見頃は8月中旬で、フォトスポットの「みはらし台」や「ひまわり迷路」が設置されます。この時期のみはらしエリアでは、みはらしの里に35万本の色とりどりのジニア、みはらしの丘に3万2千本のコキアもあり鮮やかです。
茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
駐車場:普通車510円など
https://hitachikaihin.jp/event/summer_fair.html
いずれの会場でも、熱中症対策を万全にして、ひまわりの鮮やかな黄色を楽しみましょう。