【北海道からの招待状 第6回】家族経営のイタリアンレストラン ニセコ|たったひとつを叶える旅<61>

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Jul 17th, 2019

旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。今回のたったひとつは、生粋のニセコ在住の家族が営む、地元で人気のイタリアン・レストラン「L’ocanda ロカンダ」をクローズアップ。長男が作るイタリアンと次男の作るスイーツ・・・。気心の知れた関係性だからこそ調和のとれた、心温まるメニューを堪能してみては。

L'ocanda ロカンダ

旅の目的は「たったひとつ」で良い

旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。
あれもこれもと盛りだくさんは、大人には野暮というもの。情報が氾濫している現代だからこそ、余計なものは削ぎ落として、自分の「たったひとつ」を選び取るのが粋。旅の荷物はシンプルに、期待だけを詰めて。

私たちがまだ訪れたことのない、未知の場所や絶景。
笑顔で迎えてくれる、あたたかい地元のひと。
生産地ならではの、新鮮で美味しいもの。

珠玉のように散らばる日本各地の魅力を発信する「ONESTORY(ワンストーリー)」。「ONE=1ヵ所」を求めて日本を旅するメディアから、私たちの「たったひとつ」が見つかりそうです。

北海道が私たちを招いている

国内旅行で、最も満足度が高かった旅行先第1位の「北海道」。日本人のみならず、海外旅行客にも大変人気があります。

大自然が私たちを寛がせ、
地元の美味が私たちを喜ばせ、
豊かな温泉が私たちを蘇らせます。

だから私たちは北海道が好き。
大好きな北海道から、あなた宛に招待状が届いています。
どんなお招きか、招待状を開けてみましょう。

生粋のニセコ生まれ 家族経営のイタリアンとパティスリー

L'ocanda ロカンダ

ニセコの土地に惹かれ、海外から、日本のどこかから移住してくる人が多いなか、生粋のニセコ在住の家族が営むレストラン。ルーツは、北海道開拓時代にさかのぼるそうです。

本格的なイタリアンと、持ち帰りも出来るスイーツが並んだ、地元で人気のイタリアン・レストラン「L’ocanda ロカンダ」。

長男が作るイタリアン

L'ocanda ロカンダ

イタリア料理の担当は、長男の岡田拓馬シェフ。札幌のイタリアンレストランで就職後、イタリア中部へ修行、ニセコに似た環境のトスカーナ地方料理店に住み込みで、おばあちゃんのつくる手料理を学んだそうです。

夏のコース料理の一品となる「白身魚とリコッタチーズと花ズッキーニのリピエーノ」は、夏を代表する一品。レストラン裏の畑で育てた、朝採れの花ズッキーニを使っているのでフレッシュ。ウニの冷製カッペリーニなどのパスタ類、アサリのリゾットなども人気です。

次男の作るスイーツ

L'ocanda ロカンダ

スイーツ担当は、次男の岡田真吾パティシエ。辻口博啓氏のモンサンクレール(東京・自由が丘)に入社後、8年間修行を積みました。

「ショコラロッソ」のフランボワーズの香りと濃厚なチョコ。根強いケーキファンが多く、ひっきりなしにケーキを買い求めに訪れるとか。シュークリームや濃厚モンブランが人気です。

雪景色が似合いそうなログハウス

L'ocanda ロカンダ

夏はテラス席も用意されるので、ニセコの爽やかな風に吹かれながら、ランチを頂くのも気持ちが良いでしょう。雪の降る冬には店内に暖かな灯を燈し、あなたの来店を待っています。

今回のたったひとつは、家族経営のイタリアンレストラン「L’ocanda ロカンダ」。私たちが旅へ向かわずにいられないのは、日常で求められない「たったひとつ」に出逢うためなのです。

注:メニューは2017年8月掲載当時のものです。時期により内容は異なりますので、ご承知ください。

■もっと知りたくなったら
ONESTORY(ワンストーリー)
変わらない。競わない。あたたかさの根底に地元ニセコ・ヒラフを愛する家族の強さが在る。[L’ocanda(ロカンダ)/北海道虻田(あぶた)郡]

L’ocanda ロカンダ
住所 : 〒044-0081 北海道虻田郡倶知安町字山田76-12 
電話:0136-55-8625
Website: https://www.experienceniseko.com/ja/restaurants-bars/locanda

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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