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知らないと損!たった500円でイスタンブールを体感できる「ボスポラスクルーズ」を現地ルポ

Posted by: 春奈
掲載日: Jul 20th, 2019.

イスタンブールに、たった500円で観光を満喫できるクルーズがあるって、ご存知ですか?それは、90分でボスポラス海峡沿いの主要スポットを制覇できるショートクルーズ「ボスポラスクルーズ」です。今回は、知らないと損する、賢く観光を楽しむコツをご紹介します!

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ボスポラスクルーズ9
トルコ最大の都市・イスタンブールを訪れるなら、一度はボスポラス海峡クルーズを楽しんでみたいもの。「クルーズ」というと敷居が高いように聞こえますが、エミノニュ桟橋から出航する90分のショートクルーズなら、500円以下という格安で乗船できるんです!

晴れた日には、海上から新旧のイスタンブールの見どころを制覇してみませんか?


イスタンブールの船は庶民の足

ボスポラスクルーズ1

イスタンブールにおいて、ボスポラス海峡を運航する船は、日常生活の足。メトロ(地下鉄)やマルマライ(TCDD国鉄近列車)の開通により、その存在感は低下しつつあるものの、まだまだ地元の人々の足として使われています。

ボスポラス海峡を運航する船には「ワプル(大型連絡船)」や「モトル(乗合水上バス)」などがあり、それらを運航する船会社は、旅行者向けのボスポラス海峡クルーズも運航しています。

イスタンブールの旅行会社やホテルには「ボスポラス海峡クルーズ25ユーロ」といったパンフレットが置かれていますが、シンプルに海上からの景色を楽しむだけなら、そんな金額を出す必要はありません。ボスポラス海峡沿いの主要な観光スポットを通過し、途中で折り返す約90分のショートクルーズなら、たった25リラ(約470円)で乗船できるのです!

エミノニュ桟橋から出航

ボスポラスクルーズ2

ボスポラス海峡クルーズの起点は、旧市街スルタンアフメット地区からも近いエミノニュ桟橋。大きく「BOSPHORUS TOUR」と書かれたトュルヨル(TURYOL)社のブースを探してください。

運航時刻は、ちょうど毎時00分と毎時30分の30分ごと(2019年6月現在)。出発直前でも乗船できますが、良い席を確保したいなら、少し早めに行くといいでしょう。

ちなみに、イスタンブールの公共交通機関で使えるICカード「イスタンブールカード」は、ボスポラス海峡クルーズには使えませんでした。クレジットカード払いもできないので、現金のご用意を。

このショートクルーズのいいところは、観光船なのでノンストップで効率的にボスポラス海峡沿いの主要スポットを制覇できるところ。90分という時間も、短すぎず、長すぎず、ちょうどいいように思います。なかには半日がかりのクルーズもありますが、あまり長いと飽きてしまいますし、見どころの多いイスタンブールで、クルーズだけに長い時間を割きたくないですよね。

ボスポラスクルーズ3

いつも多くの人々でごった返すエミノニュ桟橋を離れ、クルーズ船はボスポラス海峡を北上していきます。出航直後は、スュレイマニエ・ジャーミィやガラタ塔をお見逃しなく。

ドルマブチェ宮殿

ボスポラスクルーズ4

旧市街を後にし、クルーズ船は新市街とアジア側のあいだへと入っていきます。

最初のおもな見どころは、有名なドルマバフチェ宮殿。オスマン帝国時代の1843年から10年以上をかけて建造された壮大な宮殿で、ヨーロッパのバロック様式とオスマン朝様式を融合させた華麗なる空間には、スルタンのプライドが表れています。

ボスポラスクルーズ5

直接海に面して建っているドルマブチェ宮殿は、海からでないと全貌を見ることができません。海側に正門と桟橋があり、宮殿から直接船でイスタンブール市内を行き来できるように造られています。さすがはオスマン帝国の都、イスタンブール!スケールが違います。

オルタキョイ

ボスポラスクルーズ6

ドルマブチェ宮殿をさらに北上すると、ボスポラス大橋と白亜のモスクが織り成す美しい風景が目に入ります。ここが、現地の若者に人気の町オルタキョイ。

週末に開かれるアクセサリーの露天や「クンピル(ベイクドポテト)」の屋台で有名で、バロック様式の優雅なオルタキョイ・メジディエ・ジャーミィも見ごたえがあります。

ボスポラスクルーズ7

イスタンブール滞在中、時間に余裕があれば、おしゃれな港町といった雰囲気漂うオルタキョイに足を運んでみるのもいいですよ。

ベイレルベイ宮殿

ボスポラスクルーズ8

オルタキョイの少し北、対岸のアジア側には、スルタンの夏の離宮だったベイレルベイ宮殿があります。1865年にアルメニア人建築家の設計により完成したこの宮殿には、ドルマブチェ宮殿同様、バロック様式とオスマン朝様式の折衷が採用されています。

離宮だけに、ドルマブチェ宮殿に比べると規模は小さいものの、天井の木彫装飾やシャンデリアをはじめ、内部は豪華絢爛。オスマン帝国と関係の深かった各国の要人たちもここに滞在しました。

ルメリ・ヒサル

ボスポラスクルーズ9

「そろそろショートクルーズの折り返し地点」というところで見えてくるのが、1452年建造の要塞「ルメリ・ヒサル」。1453年のコンスタンティノープル戦に備え、わずか4か月で造られたといわれ、オスマン帝国が、当時東ローマ帝国の都だったコンスタンティノープル(現イスタンブール)を攻略するうえで、重要な拠点となりました。

比較的新しい建物が多いボスポラス海峡沿いで、その中世的な姿はひときわ目立っています。

キラキラ輝くボスポラス海峡

ボスポラスクルーズ10

ルメリ・ヒサルのそばにあるメフメット大橋を過ぎたところで船は折り返し、再びエミノニュ桟橋へと向かいます。船の右側に座っていても、左側に座っていても、左右両方の風景を楽しめるというわけですね。

実は、筆者は3度目のイスタンブールにして、初めてのボスポラス海峡クルーズ。交通手段としての船は利用したことがありますが、純粋にクルーズを楽しむための船旅は初めてでした。

ボスポラスクルーズ11

今回目を見張ったのは、ボスポラス海峡の美しいこと。エメラルドグリーンの海が太陽の光を浴びてキラキラと輝く様子がとても印象的でした。おまけに、イスタンブールを代表する新旧の観光スポットの数々が眺められるとくれば、人気が出るのも当然。

ボスポラス海峡クルーズに乗船すれば、アジアとヨーロッパをつなぐイスタンブールのダイナミズムが体感できるはずです。

ボスポラスクルーズ12

今回は、格安でイスタンブールの魅力に触れることのできるクルーズの乗り方をご紹介しました。旅行に訪れた際にはぜひ、試してみてくださいね!

[All photos by Haruna]
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春奈

Haruna ライター
和歌山出身。東京での会社員時代に、旅先でドイツ人夫と出会う。5か月間のアジア横断旅行の後ドイツに移住し、ライターに転身。約2年半のドイツ生活を経て、現在は日本在住。「歴史地区」や「旧市街」と名の付く場所に目がなく、古い町を歩き尽くすのが大好き。世界のリアルな「ワクワク」を多くの人に伝えたい。


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