台北MRT中山駅周辺は、新光三越や誠品書店など、ショッピングスポットが充実した賑やかなエリアです。駅を降り立つと大きなデパートが視界いっぱいに広がり、台北の都心に来たなという気分になります。
でも、中山駅は少し裏通りに足を運ぶと一気にローカル感たっぷりな雰囲気に。小さな食堂のようなお店がたくさん建ち並ぶ通りもあり、近くで働く会社員の方や地元民でにぎわっています。この記事では、中山駅裏通りにあるチキンライス店「甘榜馳名海南鶏飯」を紹介します。つやつやお肉のチキンライスを、地元民に交じって手軽に味わってみましょう。
台北MRT中山駅裏通りにあるチキンライス店
たくさんのデパートが建ち並ぶ台北MRT中山駅ですが、少し裏通りに入るだけで一気にローカル感たっぷりな雰囲気になります。カラフルな色合いの外観が目を惹くチキンライス店「甘榜馳名海南鶏飯」は、そんな中山駅の路地裏に。
セットメニューでも単品でも注文ok
メニューはとてもシンプルで、チキンライスの単品が130元、飲み物がついたB餐が160元、小皿料理がついたA餐が170元、飲み物と小皿料理がついた全餐が190元です。その他に麺料理なども提供されています。筆者はチキンライスA餐を注文しました。日本円で600円ほどと考えるとそれほど安くはないのですが、中山駅という立地を考えると妥当なのかもしれません。
料理を注文した方は、スープが無料サービスとなります。胡椒が効いたスープは、コクがあっておいしいです。
イートインスペース有り
訪れる方の多くはテイクアウトなのですが、イートインも可能です。イートインスペースは壁に描かれている絵がカラフルで明るい雰囲気です。お店はこじんまりとしていますが、ささっと食べて帰っていかれる方が多いためか、座れないほど混んでいるということは少なさそうです。注文を終えたら、席でできあがりを待ちましょう。
お待ちかねのチキンライスセット
こちらがチキンライスに小皿料理がついたA餐です。ご飯の横につやつやのお肉、煮卵とキュウリが添えられています。
このチキン、びっくりするほどやわらかくておいしいです!上にかかったソースもほどよい塩気でチキンとの相性がばっちり、ご飯がすすみます。チキンの下にはもやしなどの野菜も入っていました。
この日の小皿料理はキクラゲで、歯ごたえがあってさっぱりとした味付けでした。口安めにぴったり。食事を終えたら、食器類は自分で片付ける形となります。
中山駅の近くでささっと手軽にチキンライスランチを楽しみたい、という時におすすめのお店です。お一人様でも入りやすい雰囲気のお店ですよ。
[All photos by Yui Imai]
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