旅の目的は「たったひとつ」で良い
旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。
あれもこれもと盛りだくさんは、大人には野暮というもの。情報が氾濫している現代だからこそ、余計なものは削ぎ落として、自分の「たったひとつ」を選び取るのが粋。旅の荷物はシンプルに、期待だけを詰めて。
私たちがまだ訪れたことのない、未知の場所や絶景。
笑顔で迎えてくれる、あたたかい地元のひと。
生産地ならではの、新鮮で美味しいもの。
珠玉のように散らばる日本各地の魅力を発信する「ONESTORY(ワンストーリー)」。「ONE=1ヵ所」を求めて日本を旅するメディアから、私たちの「たったひとつ」が見つかりそうです。
北海道が私たちを招いている
国内旅行で、最も満足度が高かった旅行先第1位の「北海道」。日本人のみならず、海外旅行客にも大変人気があります。
大自然が私たちを寛がせ、
地元の美味が私たちを喜ばせ、
豊かな温泉が私たちを蘇らせます。
だから私たちは北海道が好き。
大好きな北海道から、あなた宛に招待状が届いています。
どんなお招きか、招待状を開けてみましょう。
心を鷲掴みにされるブロッコリー
季節野菜として供されるブロッコリーに、心が鷲掴みされます。羊蹄山の麓(ふもと)真狩村は、寒暖差が激しい「逆境」。厳しい環境ゆえ野菜が旨み・甘み・栄養分を取り込み、逆境が香り良く味が濃い野菜を育てます。スーパーで買い求める、温室育ちの野菜を食べている私たちには、驚くような力強い味。
約20年前にオープンしたフレンチレストラン「マッカリーナ」では、夏は菅谷シェフが自ら作った野菜中心のコース、冬は鴨や鹿などのジビエ料理を食べさせてくれます。
ニセコ夏野菜の華やかな前菜
華やかな皿が目の前に置かれるや、心を奪われます。お皿には、マグロのたたき、ローストビーフ、海老などその時々の美味しいものが隠れていますよ。
ビシソワーズがいただけるから、夏が好き
夏にいただけるビシソワーズ。じゃがいもの甘みと、しつこくないクリーミーさが、食欲のない夏でも進んで食べたくなります。さっぱりいただける、夏野菜のご馳走ですね。
菅谷シェフ お手製のシャルキュトリー
野菜が中心のフレンチですが、お肉もありますのでご安心を。シェフお手製のシャルキュトリーのプレート。シャルキュトリーとは、ハム、ソーセージ、パテ、テリーヌなどの総称で、豚肉をメインに鴨やジビエも食材に。マッカリーナでは、鹿のソーセージが出ることもあります。
放牧豚肉のロースト 季節野菜とジャガイモのつけ合わせ
開拓時代から豚肉を食べる習慣がある北海道。自然な環境で育てられた豚は、厚みがあっても柔らかく美味。
スイカのサングリアと近隣農家のミルク・ジェラート
デザートは、サングリアで漬けたスイカ、近隣農家のミルク・ジェラート。下には、白ワインのジュレが隠れています。
風の音と鳥のさえずりを聞きながら、シェフ自ら朝採りする野菜
早朝の誰もいない畑。聞こえてくる風の音と鳥のさえずりを聞きながら、収穫する朝採りの野菜。自ら育てる野菜を収穫するため、夏が一番忙しいそうです。
今回のたったひとつは、力強い夏野菜を食べさせてくれるフレンチレストラン「マッカリーナ」。私たちが旅へ向かわずにいられないのは、日常で求められない「たったひとつ」に出逢うためなのです。
注:メニューは2017年8月掲載当時のものです。時期により内容は異なりますので、ご承知ください。
ONESTORY(ワンストーリー)
「ニセコは冬が繁忙期というけれど、僕は夏が一番忙しい」by菅谷伸一。[マッカリーナ/北海道虻田(あぶた)郡]
マッカリーナ
住所 : 〒048-1615 北海道虻田郡 真狩村緑岡172-3
電話 : 0136-48-2100
Website: https://maccarina.co.jp