見つけたらラッキーが舞い込むかも!?話題の「星ピュレ」を調査
若い女性に人気のカンロ「ピュレグミ」。その中に稀に入っている「星ピュレ」は見つけたらラッキーになるかも?と評判。その製造工場に、カメラが潜入しました! さらに「日本一の星空」長野県阿智村とコラボした期間限定「星ピュレビレッジ」も取材しました。
カンロ株式会社(東京都新宿区)では、主力ブランドである「ピュレグミ」を、長野県の2工場(松本、朝日)で生産しています。同社のグミ商品は、特に朝日工場で多く生産されているとのことで、今回は長野県朝日村のカンロ朝日工場にお邪魔して、話題の「星ピュレ」がどのように作られているのかを取材しました。
「星ピュレ」が作られる割合はどの程度?
食品工場は雑菌や髪の毛といった異物の混入は厳禁。取材陣も帽子やマスク、作業用つなぎなど厳重な装備をして工場内に入ります。こうした徹底管理が、カンロ商品の品質維持に寄与しているんですね。さまざまな手順(手洗いや風でホコリなどを吹き飛ばす)を経て、いよいよ「ピュレグミ」が作られる工場内に潜入です!
型に入れられたグミが、コンベアに運ばれてどんどん作られていきます。このカンロ朝日工場では、1日に約10トンのグミが仕込まれているそうです。
次々と生み出されていく「ピュレグミ」ですが、気になる「星ピュレ」はどのくらいの割合で作られるのでしょうか。カンロ朝日工場の柳沢匡司工場長に伺うと「“星ピュレ”がどのくらいの割合で作られるかは秘密とのことです。ただ、「星ピュレ」は、見つけたらラッキーという程度の確率のようですね。
オートメーション化され、近代的なシステムで生産される「ピュレグミ」ですが、商品クオリティを維持するためには熟練された人の手が必要となります。最終チェックとして、スタッフが確認しながら商品にならない粒を取り除いていきます。プロの厳しい選別によって、あの「ピュレグミ」が作られているのです。
こうして出来上がった「ピュレグミ」は、袋詰めされてケースに入れられて出荷されます。なお、このカンロ朝日工場では年間50品程度のグミ新商品が生産されます。ちなみに、この日作られていた新フレーバーは9月3日の「グミの日」に向けて開発された「ピンクレモネード」。できたてを食べさせていただきましたが、果汁たっぷりでレモンの酸味がスッキリとした美味しい「ピュレグミ」でした。
なお、カンロ朝日工場では「ピュレグミ」のほかに、「ピュレサプリ」や「カンデミーナ」といったグミ製品も生産されています。
「日本一の星空」の村とコラボした「星ピュレビレッジ」
なお、カンロ朝日工場のある長野県には、“日本一の星空”の村に環境省(全国星空継続観察)から認定された阿智村があります。長野県との関わりが深いカンロでは、「星ピュレ」という星つながりもあるということで、阿智村とのコラボを実施中。「星ピュレビレッジ」を期間限定でオープンしています。8月25日まで。
この「星ピュレビレッジ」は、小さな幸せや楽しい気持ちを届ける「星ピュレ体験」をたくさん用意しています。そのメインコンテンツは、3つの「星ピュレスポット」を回るスタンプラリー。1つ目のスポットは、“恋人の聖地”としても知られる「天空の楽園」山頂の「BIG星ピュレ」。インスタ映えバッチリの巨大な星ピュレの前で、フォトジェニックな記念撮影はいかが?
2つ目の星ピュレスポットは、星空ファンから人気の「ACHI BASE」に期間限定オープン中の「星ピュレカフェ」。ここでしか味わえない星ピュレの特別メニュー「ココアな夜空の星ピュレいちごパフェ」(右・870円)と、「ゆめいろ夜空の星ピュレアップルソーダ」(左・480円)は、可愛くてカラフル。星ピュレと阿智村の味覚が同時に楽しめると観光客から人気だそうです。
日本一の星空を楽しむために、宿泊できる温泉施設「信州公共の宿 鶴巻荘」が3つ目の星ピュレスポットです。こちらでは、毎日先着200名に限定フレーバー・甘夏ソーダ味の「ひと粒ピュレグミ」がプレゼントされます。
なお、この「ひと粒星ピュレ」は、温泉旅館15ヶ所で宿泊者の“お茶うけ”として楽しむことができます。今回のイベントでは合計13万個の「星ピュレ」を阿智村の宿泊施設や観光スポットでサンプリングしています。カンロでは、1つのイベントでこれだけの規模のサンプリングを行うのは初めてだそうです。
鶴巻荘は、ゆっくりと温泉につかることができますが、特に注目なのは「お座敷風呂」。星ピュレスポット巡りや、日本一の星空を楽しむ「天空の楽園 NIGHT TOUR」を楽しんだ後は、のんびりと温泉でくつろいでみてはいかがでしょうか。魅力あふれる「星ピュレビレッジ」は、8月25日までの期間限定なので夏休みの終わりに、ぜひ体験してみてくださいね!
住所:長野県下伊那郡阿智村智里332-4
TEL:0265-43-2320
受付時間:8:30~20:00
定休日:なし
http://www.tsurumakisou.com/
【アクセス】
JR飯田線 天竜峡駅にて車で送迎あり
[All Photos by Takashi Mizusawa]