衝撃的な光景を見せるモバイルハウス！
幕張メッセで、9月20～22日の3日間にわたり開催された「カートラジャパン2019」。今年で2回目迎えるカートラジャパンですが、今回は「ニッポンを、遊びつくそう。」がメインテーマ。“車×旅”といわれるとグランピングやキャンプなどがすぐ思い浮かびますが、移動手段だけに留まらない車との暮らし・旅・遊びを楽しむ提案が盛り沢山です！
今年はモバイルハウスとルーフテントとがアツいよ！ と聞いていたので、まずはモバイルハウスへ。屋外会場にあるモバイルハウスへはかわいらしいトゥクトゥクで！ でもこのトゥクトゥク、ちょっと乗り過ぎじゃない？
屋外会場には、車中泊を楽しめるキャンピングカーも十数台スタンバイ。予約で一杯ということでしたが、まさしく高層ビル群に包まれた中でのアーバンキャンプが楽しめたのです。キャンプ初心者やキャンピングカーでの寝心地などを確かめてみたい人には打って付け。
この光景をご覧ください！ 今回のカートラジャパンで一番衝撃を受けた「モバイルハウス」。モバイルハウスとは、軽トラックの荷台に手作りの家（モバイルハウス）を積んだものなのですが、屋上に芝生が一面に広がるモバイルハウス・・・
ターコイズブルーのアーティスティックなモバイルハウス・・・
京都の町屋を思わす和風なモバイルハウス・・・
木造造りのモバイルハウスなど、個性豊かな20台にものぼるモバイルハウスが大集合。実はこのモバイルハウス、積載量や高さなどを順守すれば荷物扱いとなり、公道なども走ることができるとのこと。街中を走れば声をかけられるのは必至ですが、外観に加えて、内観もスゴイことになっているんです!!
板張りや畳でかなり本格的！ 机や椅子、座布団などのインテリアもそろっていて、今でもすぐに暮らせそう。DIYで自分好みに仕上げた空間でおしゃれ車中泊!? おもしろ車中泊!? すれば旅が一段とおもしろいことになることは間違いなさそうですね。
星空見上げて“車上泊” ルーフテント暮らしのすすめ！
モバイルハウスに続いて注目なのが「ルーフテント」。ルーフテントとは、車の屋根の上にテントを設けるいわば“車上泊”スタイル。その中でも人気なのが世界で初めてルーフテントを作ったイタリアのAUTOHOME（オートホーム）。ワゴン車の上にあるのがそうなのですが、一面写真で覆われた車のインパクトが強すぎて、そちらに目を奪われてしまいます。。。
高さがある三角タイプ、水平に上がる四角タイプ、床面がせり出すテントタイプなどがあるそうですが、軽自動車やセダン、SUV、ワゴンなどと、どんなタイプの車にも取付可能なのだとか。
AUTOHOME以外にも各社ラインナップ。値段に幅はありますが、30～40万円ぐらいで設置できるので結構現実的といえるかもしれません。こんな車でドライブして、星空を見上げながら好きなところで眠れたら素敵なんだろうなぁ～と思います。
リノベーション自体にハマってしまう!? 個性あふれるバンライフ
中古バンなどをリノベーションした「バンライフ」。自分好みの小さな家を作ることができ、好きなものに囲まれて、リラックスしながら気ままな旅が楽しめるところが魅力。中にはリノベーションそのものにハマってしまう人も多いのだとか。
ナチュラルな木肌のぬくもりだったり、趣味を生かした内装だったり、小さなリビング風だったりと、その人なりの価値観や個性がバンライフには現れそうです。
移動手段だけじゃもったいない、車×遊び×旅の提案がされていた「カートラジャパン2019」。いざ、自分の車をリノベーションとしようと思うとなかなか難しいかもしれませんが、最近では1泊2日2万円を切る値段でキャンピングカーをレンタルすることもできるので、いつもとは違った、新しい発見のある車旅へ出かけてみてはいかがでしょう。
HP：http://cartra.jp/
［All Photos by tawawa］
PROFILE
TAI WATANABE ライター・エディター・ディレクター
10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き！ 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
https://taijin.mystrikingly.com
https://taijin.mystrikingly.com
SHARE
