年次有給休暇は5週間! ホリデーシーズンの過ごし方 〜フランス編〜

Posted by: sweetsholic

掲載日: Nov 25th, 2019

クリスマスに年末年始と、ホリデーシーズンが今年もやってきます。年次有給休暇は5週間、そして、その消化率は100%のフランス。そんなフランスでは、ホリデーシーズンをどのように過ごすのでしょうか? 現地の人たちの声を交えながらお伝えします。

フランス人が長期休暇を取る時期


フランスでホリデーシーズンというと、主に夏の長期休暇と冬のクリスマスを指します。会社勤めをしている人であれば5週間の有給休暇があり(※会社によっては6週間のところも)、6〜9月に2週間程度、クリスマス前後に1週間程度、残りの2週間は祝日などに合わせて、というのが一般的な休暇の取り方です。

夏のバカンス


日本のようにお盆休みというのはないものの、多くの人が夏に長期休暇を取り、南仏のリゾート地や地方都市でのんびり過ごします。

レストランやベーカリー、図書館といった公共機関も長期休暇に入るため「せっかくフランスを訪れたのに、目当てのレストランが営業していない!」なんてことも。7、8月にフランスを訪れる際は、ご注意ください。

フランス人の夏のバカンスの過ごし方は「このままでいいの?日本人〜日本とフランスの休暇、4つの違い〜」をどうぞ!

冬のノエル


ノエル期間は夏のバカンスとは異なり、帰省のため、家族や親戚と過ごすために長期休暇を取ります。キリスト教カトリック派の国なので、25日のノエル(クリスマス当日)は祝日。家族や親戚が集まり、クリスマスを盛大に祝います。

24日のレヴェイヨン・ド・ノエル(クリスマスイブ)、そしてクリスマス当日ともにご馳走を数時間かけて食べながら、おしゃべりをして、のんびり過ごします。イメージ的には、日本のお正月が当地のクリスマスというと、分かりやすいでしょうか? 逆に当地のお正月は静かです。

そして、プレゼント交換もノエルの楽しみのひとつ。家族や親戚ひとりひとりの分を用意するのが本当に大変・・・ではありますが。

フランス人夫妻に訊く、ホリデーシーズンの過ごし方

ファミリーの場合、子どもたちの学校の休みに合わせて、大人も長期休暇を取ります。私たちは子どもが成人しているので、バカンスは好きなときに取れますし、もっぱらふたりで過ごすことが多いですね。

フランス人の長期休暇は、体を休めるというのが前提にあるので、海外に行く場合は最低2週間ほど休暇を取る人がほとんどです。

私たちは1〜2月に2週間ほど、カリブ海にある常夏の美しい島・グアドループで過ごすことが多いです。グアドループはフランス領なので、言語のバリアがありません。「ジット(gîtes)」という家具やキッチン付きのコテージを借りて、ビーチに出かけたり、現地のおいしいものを食べたり、さまざまなアクティビティを楽しみます。

フランス人の長期休暇の過ごし方をもっと詳しく知りたい方は、「フランス人に学べ!暮らすように旅する滞在型の旅行のいいところ」も合わせてどうぞ!

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[All photos by Shutterstock.com] 

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sweetsholic ライター

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/

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