台北・赤峰街にある小さなスイーツ店「貨室甜品(フォシーティエンピン)」
台北MRT雙連駅と中山駅の間くらいに広がる赤峰街は、昔ながらの街並みと新鋭ショップが混在する雰囲気のある通りです。この赤峰街の街角にある小さなスイーツ店「貨室甜品(フォシーティエンピン)」では、かわいらしい見た目のかき氷や甘味、あったかいスイーツが提供されています。散策の合間にちょっと甘いものを食べたい時にぴったりです。
店内はこじんまりとしていて、テーブル席とカウンター席がいくつか設けられています。イートインの場合は一人当たり60元のミニマムチャージが設定されているのでご注意ください。
日本語メニュー有りで安心
お店前の看板にはメニュー表が掲示されています。中国語だけでなく、日本語のメニュー表も貼られているので安心です。もちろん店内にもメニュー表があるのでゆっくり選ぶことができますよ。
メニューは大きく分けてカキ氷系列、甘味系列、あたたかいスイーツ、飲み物に分かれています。日本の冬は毎日とにかく寒いかと思いますが、台湾の冬は気温差が激しい季節。寒波が到来すると10度前後まで気温が下がるものの、晴れていて天気がよい時は冬でも28度くらいの暑さになることがあるのです。
冷たいものかあたたかいスイーツかをその日の気分で選んで注文できるので、気候が安定しない時期にも利用しやすいお店です。注文内容を決めたらカウンターで注文し、その場で会計を済ませます。
トッピングたっぷりの甘味でスイーツタイム
こちらはお店おすすめの「蜂蜜牛乳招牌甜品(ハニーミルクスイーツ)」に、プラス25元でアイスクリームを追加したスイーツです。価格は合計100元(約360円)。たっぷりの寒天、小豆、芋圓、白玉団子、ポン菓子に練乳と蜂蜜がかかっています。筆者が訪れた日は11月にもかかわらず30度超えの暑い日だったため、上に氷も追加してもらいました。
アイスクリームを追加トッピングする時に「花生口味,可以嗎?(ピーナッツ味になりますが宜しいですか?)」と聞かれたので、ちょうどその時お店にあったアイスクリームがピーナッツ味のものだけだったのかもしれません。ピーナッツの味をしっかり感じるおいしいアイスクリームでした。
台湾ならではのもちもち団子とすっきりとした甘さの寒天も食べ応えがあります。小豆も甘みがしっかり、ちょうどよい固さです。ミルクと蜂蜜の優しい甘さに歩き疲れた身体が癒されていきます。
ハニーミルクスイーツは一人で食べきるのにちょうど良いサイズなので、ひとり旅でも注文しやすいですよ。少し寒い日には氷やアイスクリームを追加しないで、シンプルに甘味としていただくのがよいかもしれません。もしくは、あたたかいスイーツを一緒に注文して食べ比べを楽しむのもよいですね。
貨室甜品には他にも魅力的な台湾スイーツがたくさん。台北街歩きの合間にぜひ味わってみてくださいね。
[All photos by Yui Imai]
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