旅の目的は「たったひとつ」で良い
旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。
あれもこれもと盛りだくさんは、大人には野暮というもの。情報が氾濫している現代だからこそ、余計なものは削ぎ落として、自分の「たったひとつ」を選び取るのが粋。旅の荷物はシンプルに、期待だけを詰めて。
私たちがまだ訪れたことのない、未知の場所や絶景。
笑顔で迎えてくれる、あたたかい地元のひと。
生産地ならではの、新鮮で美味しいもの。
珠玉のように散らばる日本各地の魅力を発信する「ONESTORY(ワンストーリー)」。「ONE=1ヵ所」を求めて日本を旅するメディアから、私たちの「たったひとつ」が見つかりそうです。
自分らしくいられる、ゲストハウスに泊まりたい
旅に出ても、自分らしくいたいですね。
宿の扉を押した途端、日常から離れた世界が開かれます。
宿の押し付けでなく、心が開放される空間が欲しいですね。
あなた好みのインテリア、
あなたの気分に合った雰囲気、
ホッと寛げる空間、
そして、美味しい食事があれば最高。
あなたがあなたらしくいられるゲストハウスがあります。
「会社に行くより山に行きたい!」ほど山好きな、山ガールがオーナーの長野県善光寺にある「小とりの宿」。「登山者が山に登る前後に泊まれるように」とオープンした、1日1組限定の宿です。手応えを直接感じられる「宿」の仕事と、最も人の笑顔を見られる「料理」の仕事が好きというオーナーの思いからスタート。
宣伝をしなくても口コミで予約が埋まったのは、「料理が美味しい!」ことも理由のひとつ(上記写真は、ある日の夕食の前菜プレート)。
ただいまと言いたくなる宿
私たちはいつも「ただいま」と言える場所や相手を求めているのかもしれません。「小とりの宿」は初めて来たのに、「おばあちゃんちに遊びに来たみたい」な懐かしい気持ちにさせる宿。
普通の民家のような平屋造りの一軒家
10年以上も空き家の「借りてくれるだけでもありがたい」とまで言われるような、ボロボロの廃屋。それを1年かけて掃除し、長野で知り合いになった美術家、染織家、信州大学の建築系学生などで改修しました。
山小屋をイメージした木の香りのする空間
山小屋で働いた経験もあるオーナーの福田舞子氏が、「山小屋」をイメージして作った空間。畳に一枚板のテーブルが配された部屋や、木造りのカウンターのある台所、洗面台も壁も木製のお風呂。木の香りに囲まれ、山小屋で過ごすようにのんびりと過ごせます。
土鍋ご飯の朝食
長野にある野菜、お米、山菜、肉などを使い、発酵調味料の力で食材の持つ栄養と美味しさを引き出して、滋味深い味わいに仕上げたメニューが夕食や朝食に並びます。 朝から土鍋ごはんで、しっかりたっぷりの朝食。元気が出そうですね。
毎週火、水、木曜日の3日間オープンする小とり食堂
近所の人の要望が多く、火・水・木曜の12時から「小とり食堂」としてランチセットを提供(要予約)。メニューは、前菜プレート+メインプレート+土鍋ご飯のランチセット。メインの一例は、マスタードをきかせた豚肉の黒ビール煮込みや、サワークリームソースのロールキャベツ、チキンのバターカレー煮込みなど。料理教室が開かれることもあるので、興味のあるあなたはインスタグラムで最新情報をご確認ください。
今回のたったひとつは、ただいまといいたくなる「小とりの宿」。私たちが旅へ向かわずにいられないのは、日常で求められない「たったひとつ」に出逢うためなのです。
注意:詳細につきましては、直接施設へお問い合わせください。
ONESTORY(ワンストーリー)
「宿泊」を超えた、あたたかなもてなしに包まれて。[小とりの宿/長野県長野市]
小とりの宿
住所:〒380-0801 長野県長野市箱清水2-23-22
電話:048-421-6550
予約は090-9994-1035
公式サイト:http://cotorinoyado.com
インスタグラム:https://www.instagram.com/cotorinoyado/