【1】バイク専用の駐車スペースが至る所に!
バイクの数が多いということは、必然的に駐車スペースもたくさん必要です。街の至る所にバイク専用の駐車スペースがあり、バイクに乗る方は白い線で囲まれた空きスペースを探して駐車することとなります。適当に駐車している方もたくさん見かけますが、違反しているのが見つかればレッカーで持っていかれ、罰金を支払うこととなります。
また大きな道路にはバイク専用レーンがあったり、二段階左折用のスペースが当たり前のように描かれています。道を歩いていると、台湾はバイク社会なんだなぁと実感します。
【2】はやく散歩に行きたくて?犬がバイクに飛び乗る!
道を走っているバイクを観察していると、バイクに犬をのせて走っている方を時々見かけます。はじめて見た時は「犬、落ちないの!?」と驚いたものです。結構な確率でリードも無し。
実際に台湾人の友人がバイクに犬をのせて散歩に出かけていく様子を目にしたことがあるのですが、犬は散歩に行くとわかっているからか、自分からぴょん!とうれしそうに飛び乗っていました。公園までバイクで犬をのせていき、そこで散歩をさせることがお互い習慣化しているようです。
【3】観光地ではレンタルバイクを活用!
日本の観光地にはレンタカーやレンタサイクルがあったりしますが、台湾の観光地ではレンタルバイク屋をよく見かけます。筆者も台湾の離島・澎湖島に行った時に、友人達とバイクをレンタルして観光を楽しんだことがあります。小回りが効くので便利でした。
【4】バイクの3人乗り4人乗りは当たり前?
登下校時間や休日に台湾の街を歩いていると、3人乗り4人乗りでバイクを運転している方をよく見かけます。お父さんかお母さんが子供を2人乗せて登下校の送り迎えをしたり、休日には親子4人でバイクに乗って出かけたり。
台湾人の友人に「あれってよいの?」と聞いてみたことがありますが、回答は「もちろんダメだけど、警察は基本的に見て見ぬ振りだよ」と言っていました。
【5】バイク事故はやっぱり多い
台湾を訪れた観光客の方はもしかしたら、こんなにバイクが走っていて事故が起きないんだろうか?と考えたことがあるかもしれません。結論から言うと、事故は多いです。しょっちゅう見かけます。筆者は平均すると、1ヶ月に1回くらいは交通事故現場を目撃していると思います。台湾は歩行者優先ではなく車やバイク優先という走り方なので、台湾観光の際はくれぐれも交通事故にご注意ください。
以上、台湾のバイク事情で驚いた点を5点紹介しましたが、自家用車がメインの日本とはだいぶ交通事情が異なるように感じました。台湾の生活にバイクが密着しすぎていて、日本人には思いつかないようなことを、バイクでやってのけてしまうのかもしれませんね。
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