大津町の「二代目イモセガレブラザーズ」とは!?
さつまいもの名産地・熊本県大津町。火山灰を含む大津町の畑の土には酸素が多く含まれ、阿蘇の外輪山から流れる伏流水は豊かで、さつまいも栽培に適した土地です。
そんな大津町で芋農家の二代目によるグループが結成されました。その名も「二代目イモセガレブラザーズ」です! 先人の芋づくりの技法を受け継ぎつつ、熱い想いをもって、からいもオーナー制度など、積極的に活動しています。
「貯蔵と熟成」にこだわり、カライモを2か月以上熟成させてできる「熟いも」は、なんと糖度が通常の芋の1.5倍! この「熟いも」を基本に「熊本菓房」と地元人気テレビ番組がコラボしたスイーツが誕生しました。
コラボ第1弾「熟いも いきなりさんど」
角切り熟いもと黒ゴマがのっている「いきなりさんど」。
熊本菓房オリジナルブレンドのミックス粉と卵でできた九州郷土菓子「ボーロ」のモチモチ弾力ある皮に、熟いもの芋餡・小豆粒餡が挟んであります。一度焼き芋にして作った特製の芋餡は奥深い甘みです。
有名な「いきなり団子」のような芋と小豆餡の2層ですが、「いきなり団子」やどら焼きとは異なる魅力があります。
※4個入(864円・税込)、8個入(1,728円・全税込)
※一部店舗では新デザインの個包装パッケージとなっています。
コラボ第2弾「熟いも ポテトタルト」
熊本のロングセラー天草土産の「天草サブレ」で培った、熊本菓房自慢のクッキー生地を使用した「ポテトタルト」。
お芋がないと思いきや、タルトの中に「熟いも餡と角切り熟いも」が入っていて、一般的なお土産タルトでは、なかなか味わえないサックサク食感に驚きます!
熟いもをホワイトチョコで閉じ込めて、上にはリンゴとグリーンレーズンのドライフルーツをトッピング。常温におくと、熟いもとホワイトチョコがなめらかになる、洋風の熟いもスイーツです。
※2個入(540円・税込)、 5個入(1,080円・税込)
コラボ第3弾「熟いもリッチケーキ」
熟成した芋を一度焼き芋にし、ペースト状にしたスイートポテトの「リッチケーキ」。
焼き芋とバターの風味が豊かで、しっとり食感。トッピングの角切り熟いもがいいアクセントになっています。
小ぶりなのに美味しさが凝縮していて、熟いもの存在感を極上に感じます。
※5個入(864円・税込)、10個入(1728円・税込)
愛され続ける名作「天草サブレ」
最後に、先ほど登場した「天草サブレ」も紹介します。
1966年の発売から愛され続ける名作で、パッケージには熊本と天草を結ぶ天草五橋の風景が描かれ、藍の海と船が印象的です。
フランス語の「細かい砂」という言葉から生まれた南蛮菓子のサブレは、サクサクで優しいミルク風味。サブレの表には、発売以来変わらない金型の十字架のデザインも。隠れキリシタンの歴史がある天草ですから、「平和の祈りを忘れないように」というメッセージのようにも感じます。
天草サブレは個包装されているので、プチギフトにもピッタリですね。
※4枚入(151円・税込)、16枚入(691円・税込)
令和を迎えても変わらない「熊本菓房」のお菓子。そんな中、手と手をつなぎ、熊本震災を乗り越え誕生したスイーツ「熟いもシリーズ」は、注目したい新しい熊本土産です!
*2020年1月の情報ですので、予めご了承ください。
熊本菓房
HP:https://www.kabou.com/
(今回立ち寄った店舗)
くまもと菓房イオン天草店
住所:天草市亀場町食場後山下740(イオン天草1F)
TEL:0969-22-9305
営業時間:9:00-20:30
交通:バス「本渡バスセンター」から「イオン天草ショッピングセンター」下車すぐ(乗車約15分)
[All photos by kurisencho]