海を眺めながらサイクリング!台湾海辺の観光地・八斗子で「深澳レールバイク」に乗ってみた【台湾】

Posted by: Yui Imai

掲載日: Feb 15th, 2020

台北から電車に揺られて約1時間半。八斗子駅を降り立つと、一面に海が広がります。この駅のすぐ横には「深澳レールバイク」という鉄道の廃線を利用した乗り物があり、観光客に人気です。今回は台湾人の友人たちと共に「深澳レールバイク」に乗車した時の様子をご紹介します。レトロな建物や一面に広がる海を眺めながらの乗車の旅は、開放感たっぷり!

一面に海が

深澳レールバイクってどんな乗り物?

深澳レールバイク
「深澳レールバイク(深澳鐵道自行車)」とは、八斗子駅と深澳駅を結ぶレールバイクのことです。鉄道の廃線を利用した片道約1.3kmの道のりを、ペダルを漕いで進んで行きます。八斗子側のレールバイクの駅は、台湾鉄道・八斗子駅を降りたすぐ横にあります。

予約の方法は?

深澳レールバイク
予約は基本的にオンラインですることとなります。公式ホームページは日本語もありますが、予約は中国語のページからしかできないようです。会員登録に台湾の住所が必要なので、在台日本人か台湾人の友人がいないと予約は難しいかもしれません。1人当たり4人分まで予約することができます。空席がある場合に限り、当日窓口でチケットを購入することも可能です。価格は片道150元、往復の場合は割引価格で250元となります。

レールバイクの運転の仕方

レールバイクは二人乗り
レールバイクは2人乗りで、ペダルをこぐと進んで行きます。乗車したら、まずはシートベルトを締めましょう。サイドブレーキやハンドブレーキもあり、全て自分たちで操作します。

移りゆく景色を眺めながらのサイクリング!

一面に海が
それではさっそく八斗子駅を出発! 一面の海を眺めながらのサイクリングは、開放感たっぷりです。

キャラクターが描かれた壁画アート
途中、かわいらしいキャラクターの壁画アートが施されたレトロな建物もたくさん目にしました。

マスコットキャラクターたち
どうやらこのキャラクター達は、深澳レールバイクのオリジナルマスコットのよう。海辺の観光地なので、海をイメージした絵がたくさん描かれていました。ペダルをこぎながら景色の移り変わりを眺めるのが楽しいです。

ライトアップされたトンネルも

ライトアップされたトンネルも
しばらくこぎ進んでいくと、キラキラと輝くライトアップされたトンネルに到着! 雰囲気ががらっと変わります。結構長いトンネルです。ちょうど旧正月休みに行ったこともあり、音楽やイルミネーションが旧正月仕様になっていた部分もありました。

緑がたくさん
トンネルを抜けると、緑が深くなっていきます。この先を越えると、深澳駅に到着です。

深澳駅に到着!売店でのショッピングも楽しい

売店もあり
深澳駅を降り立つと、飲み物やちょっとした軽食がいただける売店がありました。色々なフルーツのアイスキャンディや、ちょっと変わった飲み物などが販売されています。

石花凍飲
いろいろ眺めていると、台湾人の友人がこれは日本ではなかなか飲めないだろうということで「石花凍飲」という飲み物をご馳走してくれました。中にゼリーのようなものがたくさん入っており、甘すぎなくておいしいです。確かにこの飲み物は台湾ならでは。

フルーツアイスキャンディ
筆者は寒い日だったので食べませんでしたが、フルーツキャンディもすごくおいしいとのことでした。フルーツの味をしっかりと感じられるようです。あたたかい季節に訪れた方は、ぜひ試してみてくださいね。

深澳駅周辺の様子
台湾の観光スポットというと、九份や淡水、北投などが有名かもしれませんが、まだ日本人があまり訪れていないちょっと変わったスポットに出かけてみるのも楽しいですよ。もし台湾に友人がいてチケットを取ってもらえそうであれば、ぜひ深澳レールバイクのサイクリングを楽しんでみてくださいね。

深澳レールバイク
住所:新北市瑞芳區建基路二段121號
公式ホームページ:https://www.railbike.com.tw/ja

[All photos by Yui Imai]
Do not use images without permission

PROFILE

Yui Imai

Yui Imai ライター

語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。

語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。

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