【2020年4月・開催日順】日本の祭りはこんなにも美しい。日本全国 4月の祭りカレンダー

新型コロナウイルス感染症対策のため【2020年開催中止】3月25日（水）～5月15日（金）たてばやしの桜とこいのぼり＜群馬県館林市＞

写真提供：ググッとぐんま

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を懸念し、イベントの中止が決定しました。

群馬県館林市で、毎年桜の見頃時期に併せて開催される「館林さくらまつり」と、こいのぼりが春の空に泳ぐ「こいのぼりの里まつり」が行われ、桜とこいのぼりを同時に楽しむことができますよ。メイン会場の市役所前の鶴生田川両岸2.5キロメートルにわたり、約3000匹のこいのぼりが元気よく泳ぎます。

新型コロナウイルス感染症対策のため【2020年開催中止】4月1日（水）～4月27日（月）都をどり＜京都市東山区南座＞

（C）祇園甲部歌舞会

新型コロナウイルス感染症拡大を防止するため、令和2年「都をどり」は公演中止。

4月1日から約1ヵ月行われる「都をどり」は、明治5年から続く、京都最大の花街・祇園甲部の芸妓さん・舞妓さんによる舞踊公演。京舞井上流独特の美しい所作で、華やかに祇園の華が踊る姿に、京都らしい艶やかな春を感じますね。

新型コロナウイルス感染症対策のため【2020年開催中止】4月3日（金）〜4月5日（日）全日本チンドンコンクール＜富山県富山市＞

写真提供：公益社団法人 とやま観光推進機構

令和2年4月3日（金）から5日（日）に開催を予定しておりました「第66回全日本チンドンコンクール」について、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、東京チーム（12チーム）の参加が困難になったことから、コンテストとしての開催が難しくなったため開催を中止することとなりました。

全国からプロ・アマのチンドンマンが富山市に集結する「全日本チンドンコンクール」。初日は松川べりを幽玄ちんどん夜桜流し、2日目は開幕パレードの後、チンドンコンクール予選、最終日はチンドンコンクール本戦、イベントの最後にはチンドン大パレードが行われます。景気良く楽器を演奏しながら、町を練り歩くチンドン屋さんが、北陸に賑やかな春を運んでくれます。

新型コロナウイルス感染症対策のため【2020年開催中止】4月8日（水）〜5月6日（水）おおた芝桜まつり＜群馬県太田市＞

写真提供：ググッとぐんま写真館

下記の内容で開催を予定していました「おおた芝桜まつり」（開花期間中のライトアップ含む）は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を考慮し中止といたします。

八王子山公園（北部運動公園）の東側（2.4ha）が、50万株の芝桜で彩られる「おおた芝桜まつり」。芝桜の鮮やかなピンクが、気持ちを春色に染めてくれます。芝桜の見頃は、例年4月上旬から5月上旬。飲食店などの出店もあり、地元名物「上州太田焼そば」や登利平「鳥めし」は必食。

4月10日（金）金比羅宮　桜花祭＜香川県金比羅宮＞

写真提供：（公社）香川県観光協会

金毘羅宮の「桜花祭」では、神職は冠に桜の花を差し、巫女は桜の枝を手に持って、大門から御本宮まで参進。境内の桜の下を進む姿は、絵巻物を見るような風雅さ。平安時代、花が散るのに伴って疫病が蔓延すると考えられ、鎮めるために始まった「鎮花祭（ちんかさい）」と呼ばれる特殊神事。金刀比羅宮の境内には、ソメイヨシノなど約3500本の桜があり、満開の桜を堪能できます。

新型コロナウイルス感染症対策のため【2020年開催中止】4月11日（土）花みこし＜岐阜県美濃市＞

写真提供：（一社）岐阜県観光連盟

新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から令和2年の「美濃まつり」は中止となりました。

江戸時代の雨乞い行事が起源の「花みこし」。桜色に染めた美濃和紙を「竹刀（しない）」につけ、桜に見立てた約300本をみこしの屋根に取りつけた姿が確立されました。淡い桜色や濃い桜色など、町内によって花の色が違うので、見比べるのも楽しみ。大小30基余りの「花みこし」が町中を練り回る様子は、桜の花が乱舞するような華やかさ。いかにも春らしいまつりです。

新型コロナウイルス感染症対策のため【2020年開催中止】4月12日（日）花馬まつり＜岐阜県関市＞

写真提供：（一社）岐阜県観光連盟

令和2年4月12日に予定されていた、武芸八幡宮花馬まつりは、中止になりました。

桜の造花で飾られた花馬が登場する「花馬まつり」。神社の境内に駆け込む馬の背に飾られた花を、氏子や見物人が一斉に奪い合う祭事。奪った花を輪にして屋根に上げておくと、落雷防止や家庭隆盛になると言い伝えられています。

新型コロナウイルス感染症対策のため【2020年開催延期】4月18日（土）・19日（日）成田太鼓祭＜千葉県成田市＞

写真提供：公益社団法人千葉県観光物産協会

新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から延期。開催期日は決定次第、公式ウェブサイトにて発表。

例年20万人以上もの観客が集まる、太鼓の祭典「成田太鼓祭」。春の陽射しのもと、威勢の良い太鼓の音とキレのあるパフォーマンス。身体にズシンと響く和太鼓の音が、心の奥に眠る本能を揺さぶり起こします。一般チームのほか、高校生チーム、海外からのチームも参加予定。

新型コロナウイルス感染症対策のため【2020年開催延期】4月18日（土）・19日（日）麺－１グランプリ in 館林＜群馬県館林市＞

写真提供：ググッとぐんま

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、延期。詳細は現在未定。

全国の麺料理が群馬県館林市に集結する、日本最大級の麺グルメ大会「麺—１グランプリｉｎ館林」。「麺の街たてばやし」を県内外に広くPRすることを目的に、2011年から開催しているイベントで、毎回関東一円から約8万人も訪れます。うどんやそば、ラーメン、パスタ、焼きそばなどの麺料理が並び、来場者の投票でナンバーワンを決定します。麺好きには堪えられませんね。

新型コロナウイルス感染症対策のため【2020年開催中止】4月22日（土）〜5月5日（火）となみチューリップフェア＜砺波市＞

写真提供：チューリップ四季彩館

新型コロナウイルスの感染拡大の状況から、「2020年となみチューリップフェア」は中止となりました。

富山県の代表的景観地である立山黒部アルペンルート雪の大谷をイメージした、高さ4ｍ、長さ30ｍのチューリップ回廊「花の大谷」や、21万本のチューリップを用いて地上絵を描く「大花壇」など、カラフルなチューリップを満喫できる「となみチューリップフェア」。国内最大級300万本のチューリップが咲き誇ります。

新型コロナウイルス感染症対策のため【2020年開催中止】4月23日（木）～5月6日（水）弘前さくらまつり＜青森県弘前市＞

写真提供：公益社団法人弘前観光コンベンション協会

令和2年4月23日（木）から5月6日（水）に開催を予定していた「弘前さくらまつり」は、新型コロナウイルスの感染予防と拡大防止の観点から中止することといたします。

毎年200万人もの花見客が押し寄せる、日本全国で1、2位を誇る桜の名所「弘前さくらまつり」。幾重にも重なるように咲くさくらは、青森を代表する「りんご」の剪定方法から生まれました。お堀の水面に散った桜の花びらの花筏（はないかだ）、夜のお堀の水面に映る桜の水鏡など、一生忘れられない桜の絶景が見られます。

新型コロナウイルス感染症対策のため【2020年開催中止】4月25日（土）～5月6日（水）伊江島ゆり祭り＜沖縄県伊江島＞

写真提供：沖縄観光コンベンションビューロー

「第25回伊江島ゆり祭り」は、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため【開催中止】とすることが決定されました。

沖縄本部港からフェリーで30分程度で行ける、離島伊江島（いえじま）。ゴールデンウィーク時期に、約100万輪のテッポウユリや、カラフルなゆりなど100品種のゆりが見られる「伊江島ゆり祭り」が開催されます。真っ青な海をバックに咲く純白のゆりは、目にも鮮やか。沖縄とゆりの組み合わせの意外性も新鮮ですね。ゆりの香りを楽しむなら、朝と夕方がおすすめ。

新型コロナウイルス感染症対策のため【2020年開催延期】4月29日（水）〜5月5日（火）有田陶器市＜佐賀県有田町＞

写真提供：佐賀県観光連盟

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、延期。詳細は現在未定で、新型コロナウイルス終息後を予定。

4月29日～5月5日の「有田陶器市」中は、九州を中心に全国から約120万人もの人出があり、静かなやきものの里は大いに賑わいます。 憧れの有田焼が安く買えるチャンスなので、ぜひ足を伸ばしてみたいですね。あなたの夢の器が探し出せるかもしれません。

いずれも個性が際立った、行ってみたい伝統の日本の祭り。見に行きたい、参加したい、ワクワクする祭りですね。2020年5月も引き続き、日本の祭りをお届け致します。どうぞお楽しみに。

注意：掲載情報は、2020年4月1日時点のものになりますので、開催の有無、詳細については、直接お問い合わせください。新型コロナウイルス感染症対策のため、中止になる可能性があります。

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。