
災害が日常化する今「自助・共助」の意識を高める
2011年3月の東日本大震災以降、北海道胆振東部、能登半島、最近は2026年7月「令和8年熊本地震」と度重なる地震に見舞われ、酷暑・風水害・雷害などの自然災害も頻発し、日本各地が災害と隣り合わせの日常となりつつあります。

防災の基本は、自分の命を守る行動をとる「自助」、家族や地域の人と助け合う「共助」、警察・消防・自衛隊・レスキューなど行政の支援による「公助」、というこの3つ。
しかし、被災地では道路が寸断され通信も途絶えるため「実際に災害が発生したときは、まず自分のところに“公助”はこない」という現実を心構えおきましょう。

こうした中、企業研修や自治体イベントなどで防災コンテンツを展開している「防災Revo」の「体験型防災アトラクションⓇ」の需要が急速に高まっています。
防災Revoの「体験型防災アトラクション」とは
従来の座学の防災訓練ではなく、映像・音響・照明を駆使して災害をリアルに再現した会場で、“災害を体験して学ぶ”という新しいスタイルを提案する体感型防災訓練プロジェクト「防災Revo」。東日本大震災の復興支援時に「若い世代が防災訓練に足を運ばない」という声を機に始動しました。

災害の恐ろしさや、焦り・混乱・不安といった自分の心理状況を知っておく“体験の備え”。2026年9月現在、全国35都道府県で約10万人が参加し、予約枠が満員になるほどの人気を集めています。
「防災アトラクションⓇ」イベントの流れ
防災Revoのイベントの主な体験形式はこちら。
■体感型:災害現場をリアルに再現し疑似体験できる
■リモート型:オンラインで災害対応を学ぶ
■イマーシブ型/没入型:講演会場などで映像・音響を使い、災害発生時の状況に没入する
■周遊型:リアル謎解きゲーム制作チーム「ゼペッツ」による防災謎解きコンテンツ
■AR避難体験:拡張現実で災害現場の避難行動をシミュレーションする
■液状化通路浸水歩行体験:浸水時の避難行動の危険さを体験する
子どもから大人まで参加しやすい内容です。
筆者「地震対策篇」を体験
筆者は今回、ポータブル電源・ソーラーパネルの世界的リーディングカンパニー「Jackery Japan(ジャクリ)」主催、2026年8月22日(土)に東京・中野で開催された没入型防災イベント「体感型 防災アトラクション®–地震対策篇–」に参加しました。

チーム(家族)が協力しながら制限時間内にミッションに挑む、脱出ゲーム×防災訓練の体験型プログラム。参加者は子どもからご年配の方まで幅広く、ほとんどが初参加! 「何をやるのかわからないけれど気になる」という方が多く、皆さんの積極的な姿勢に近年の危機管理意識の高まりを感じました。

ネタバレを避けるため内容の詳細は伏せますが、会場では地震発生直後の瓦礫と化した街が再現されていました。アラームが鳴り響き、隊員みなさんの動きや声も臨場感があり、筆者の心臓は常にバクバク!

実際の災害現場では周囲のパニックに陥っている人々を目の当たりにすると、分かっていても平静を保ていられるのだろうかと改めて問いかけるきかっけになり、狭い場所で立ち止まると、転倒や混乱を招き2次災害につながるということも実感した貴重な体験でした。

体験後には、災害時の予想される被害数、災害時に重要となる「在宅避難」「Jackeryのポータブル電源の活用法」についてレクチャーも行われました。
都心南部直下地震・東京の被害予想
ここでレクチャーで教わった重要な情報を少しお伝えします!

東京都では冬の夕方(風速8m)に「都心南部直下地震(M7.3)」が発生した場合、「死者約1.8万人、全壊・焼失約40万棟、避難者数約480万人、帰宅困難者数約840万人、停電約1,600万戸(都内の約52%)」の被害が想定されています。
実際は、電気が復旧してもマンションなどでは“隠れ停電”もあり、完全復旧までは1週間以上かかっているのだそう。
「断水・停電」予想
「首都直下地震等による東京の被害想定」によると、「水道の断水率31.5%、下水道管の被害率4.7%」で、復旧まで約1ヶ月かかると想定。災害時のために自宅近くの「給水ステーション」を事前にチェックしておくことも重要です!
「Refill Japan」https://www.refill-japan.org/
「東京都水道局」https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/shinsai/kyoten
停電すると、公共交通機関が止まり、物流はストップ。冷蔵庫やテレビなどの生活家電が使えず、Wi-Fiも途絶し、もちろんスマートフォンやPCの充電もできません。
特に夏場はエアコンが使えないことで熱中症の危険は増します。「消防庁の速報値(2026年7月14日発表)」によると、5〜7月初旬までの全国の熱中症搬送者数は平均979人でしたが、7月6日〜12日のたった6日間で4,580人が搬送されるほど急増しました。
「救急安心センター事業」https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate007.html
TEL:#7119
「在宅避難」を想定しておく

災害時は「避難所へ行く」ことだけが選択肢ではありません。家が安全であれば、自宅や知人宅で避難する「在宅避難」を前提に備えておくことと、自宅を避難場所に整えることが心身の健康を保つうえでも大切です。

「テレビは低い場所に設置する、棚はつっぱり棒で固定する、窓や棚にガラス飛散防止フィルムを貼る、高い場所に物を置かない」など、できるところから対策をしておきましょう。

イベントでは「在宅避難に備えておきたいアイテム」のレクチャーもありました。
■電源系:ポータブル電源(1,000ワット以上)、ソーラーパネル、ソーラー用ランタン、ライト(複数)、電池
■生活必需品:ガス・ガスボンベ、給水袋、手回し式洗濯機、洗濯袋
■衛生用品:ドライシャンプー、非常用トイレ、介護用オムツ、ペットシート、生理用品、消毒液
■健康関連:常備薬、経口補水粉末
■キャッシュレス時代だからこそ必要:小銭(買い物や公衆電話の利用時に必要)
■歯から直結する病気から守る「歯ブラシ・マウスウォッシュ」
■目を守る「メガネ・コンタクトの予備」、火砕流や粉じんから目を保護「ゴーグル」
■簡易皿や包帯代わりにも使える「ラップ」
■貴重な水を節約するための「使い捨て食器(紙皿・紙コップ・割り箸・フォーク・スプーン)」
■水がなくても身体を清潔に保ちリフレッシュできる「赤ちゃん用のおしりふき・介護用の体ふき」
■住家が被害を受けた時に必要となる「罹災証明書」(事前に確保しておくことで混雑を避けられます)など。
過剰な備えは本当に必要な人の手に届かなくなるのは本末転倒ですが、筆者も少しずつ準備を進めています。

断水時の「非常用トイレ」は必須。1人あたり1日5〜7回の利用を想定し、最低3日分~7日分の備蓄をしておきましょう。非常用トイレがない場合は「45Lのゴミ袋を2枚重ねて簡易トイレ」を作ることもできます!

先ほどの「停電の予想」でも分かったように、生活からネット環境にいたるまで「電気の確保が生死を分ける」ことは明らかで、避難準備に「ポータブル電源」と「ソーラーパネル」は欠かせないものとなるでしょう。イベントでは、2019年から7年連続で年間販売台数・売上No.1を達成した「Jackery Japan」のポータブル電源とソーラーパネルの展示もありました。
https://www.jackery.jp/pages/bousai-72hours-powerstation
2026年の「令和8年熊本地震」でも被災地にポータブル電源とソーラーパネルを計220台支援しており、災害発生後には一般の方からの問い合わせが急増したとのこと。キャンプだけでなく在宅避難の電源インフラとして備える家庭が増えているんですね!
なお、自宅から避難する際は、漏電による2次災害を防ぐため、停電していてもブレーカーを落として避難しましょう。
いざというときのために防災を体験しておこう!
全国どこにいても誰にでも起こりうる“想定外の災害”。周囲のパニックに引きずられて混乱すると命を守る行動が遅れてしまいます。

冷静に判断して動く「自助・共助」を実感する一歩として、「防災Revoの体験型アトラクション」で“予行練習”をしておくことは、予想外の事態が起きたときに大きな差がでてくるでしょう。また、自助のためには「自分の動ける体」は最重要。家と体と心の防災力をアップしておきましょう!
公式サイト:https://bosai-revo.com/bousai-at/
公式Instagram:@bousairevo
公式X(旧Twitter):@bousairevo
イベント情報:https://bosai-revo.com/bosai_event/
*直近・過去のイベントについては公式サイトにてご確認ください。
「Jackery Japan」
公式サイト:https://www.jackery.jp/
公式Instagram:@jackeryjapan
公式X(旧Twitter):@jackeryjapan
©kurisencho
※掲載時点の情報です。体験の際は最新情報をご確認ください。
