老舗和菓子店が開発した”キモかわ”猫子まんじゅう
岐阜県の飛騨高山に本店を構える和菓子処「稲豊園(とうほうえん)」は、明治34(1901)年創業の老舗和菓子店。吟味された素材と職人の技で実に120年に渡り、妥協を許さない菓子作りに取り組んできました。
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繊細な技が光る季節の生菓子をはじめ、大福やきんつばなど、伝統的な和菓子を取りそろえる同店ですが、時代の変化に合わせた商品開発にも力を注いでいます。
そんな中、3代目が和菓子屋の隣の路地裏で暮らすノラ猫たちからインスパイアを受け、2015年に「猫子まんじゅう」が誕生。老舗和菓子店らしからぬ斬新なデザインでインパクト絶大。店頭で販売したところ、「キモかわいい!」とお客さんを引き付け、地元・飛騨高山で大人気に。その後、オンライン販売を展開し、瞬く間に同店の看板商品のひとつとなりました。
打倒コロナを願い「マスク猫子まんじゅう ころにゃ~ん」誕生!
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老舗和菓子店でありながら、常に時代の先を読み、柔軟な姿勢で新しいものを生み出してきた「稲豊園」。新型コロナウイルスの世界的流行を受けて、「今、自分たちにできることは何か」とアイデアを絞り、このたび「マスク猫子まんじゅう ころにゃ~ん」が誕生しました!
シュールな見た目の「猫子まんじゅう」に衛生マスクが加わり、猫ちゃんたちの目力がよりいっそう際立つように。何だか、お守りや魔除けにもなりそうなパワーを感じませんか?
商品名「ころにゃ~ん」のネーミングは、「猫がごろんと寝ころぶ」→「コロナウイルスもころにゃんと倒してしまいたい」とそんな思いが由来になっているのだとか。「少しでも、気分が明るくなる時間ができますように」との願いを込め、3月25日(水)から販売がスタートしました。
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1箱に「とら猫子(つぶあん)」、「ロシアンブルー猫子(こしあん)」、「黒猫子(黒糖あん)」の3種類が入って税込950円。消費期限は4日間。オンラインからの購入が可能で、自宅からお取り寄せすることができます(別途送料必要)。
「それぞれが出来ることをしながら終息のために頑張ろう!」とメッセージを発するマスク猫子たち。感染拡大を防ぐために「自宅にいること」への協力が求められていますが、マスク猫子たちの力を借りて、なんとかこの時期を乗り切っていきたいですね。
〒506-0017 岐阜県高山市朝日町2番地
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