気分はしまなみ海道!今治のB級グルメ「焼豚玉子飯」を作って妄想旅行してみた

Posted by: Nao

掲載日: Apr 19th, 2020

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。計画した旅行をキャンセルした人も多いのではないでしょうか? 旅好きにとって旅に出られないというストレスは相当なもの。こんな時は料理を作って妄想旅行を楽しんでみるのはいかがでしょう。今回は、愛媛県今治を旅した気分になれること間違いなしの「焼豚玉子飯」をご紹介!

世界に誇る、絶景サイクリングロード

来島海峡大橋

来島海峡大橋 (C)Shutterstock.com

愛媛県今治市と広島県尾道市をつなぐ「しまなみ海道」。海峡横断可能なサイクリングロードも併設され、近年ではサイクリストの聖地として世界中から注目されています。

筆者は数年前の春にしまなみ海道を自転車で横断。温暖な気候、心地よい潮風、さらに各島々の風情や自然美が素晴らしく、最高のサイクリングとなりました。

全長およそ60kmのしまなみ海道。たいして体力があるわけでもない筆者が1日で完走したのは、もはや奇跡としか言いようがありません。

今治が誇る、絶品B級グルメ


しまなみ海道で真っ先に思い出すのが、伯方島の道の駅で食した「焼豚玉子飯」。今治が誇るB級グルメです。

ご飯の上に焼豚と目玉焼き2つ。柔らかな焼豚とご飯、とろける玉子が三位一体となって、シンプルながらもそれはそれは衝撃的な美味しさでした。60kmを1日で完走できたのも、この焼豚玉子飯のおかげと言っても過言ではないでしょう。

新型コロナウイルスの影響で家にこもりがちな今日この頃。今すぐにでもあのしまなみ海道を再び自転車で走りたい。ですが現実問題難しいところ。それではせめて、思い出の焼豚玉子飯を作って妄想旅行でもしようではありませんか。

自宅でも簡単に作れる極上焼豚


ということで、焼豚玉子飯を作ります。幸い時間だけはたっぷりあるので焼豚も自作。主な材料は豚バラのかたまり(約600g)、ニンニク、生姜、玉ねぎ、日本酒、醤油、オイスターソース、砂糖。今回は黒砂糖を使用していますが、もちろん白砂糖でもOK!


まず豚バラにフォークを刺して細かい穴をあけます。


ジップロックに醤油(60g)、日本酒(大さじ2)、オイスターソース(大さじ1)、砂糖(50g)、みじん切りにしたニンニク(2かけ)、生姜(1かけ)、玉ねぎ(15g)を投入。軽く混ぜたら豚バラを入れて冷蔵庫で半日〜1日置きます。


1日置いた状態。中までしっかりタレが染み込んでいるのがわかります。190℃に予熱したオーブンで50分ほど焼きます。


余ったタレはフライパンで煮詰めてソースに。とろとろになったらOK。


50分焼き上げた状態。もはや放送事故ギリギリと言ってもいいほどタレが焦げてしまいましたが、お肉自体はいい感じに焼けました(オーブンによってクセがあるので調整してください!)。


焼豚を好みの厚さにスライス。丼にご飯、半熟の目玉焼きとともに盛り付け、ソースをかければ完成です。

今治に行かずとも焼豚玉子飯は食せます!


目玉焼きに胡椒をたっぷりトッピングすればより今治流に。本場では焼豚の上に目玉焼きをのせるのが主流ですが、今回は筆者が食した道の駅のスタイルを継承しました。


1日漬け込んだ焼豚は、中まで味がしっかり染み込んでいて絶品!肉の旨味が凝縮し、柔らかでジューシー。漬け込みと焼きに時間がかかるものの、期待を裏切ることのない極上の味わい。


とろ〜りとろける卵黄と焼豚をご飯に混ぜて食べるのもオススメ。最高のハーモニーが待ってますよ。筆者の場合は一口食べるごとに、しまなみ海道の風景が思い浮かんできました。

何かとストレスがたまりがちな昨今ですが、こんな時はお家で美味しい料理を作って、妄想旅行を楽しんでみるのはいかがでしょうか?

[Photos by Nao & Shutterstock.com]

PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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