【佐渡の美味】佐渡の食材を盛り込んだフレンチ|たったひとつを叶える旅<102>

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Apr 29th, 2020

今回のたったひとつは、佐渡島の海を望むデザイナーズ旅館に併設されたフレンチレストラン「ラ・プラージュ」。豊かな食材を盛り込んだ一皿一皿が、視覚、嗅覚、味覚を喜ばせてくれます。

旅の目的は「たったひとつ」で良い

旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。
あれもこれもと盛りだくさんは、大人には野暮というもの。情報が氾濫している現代だからこそ、余計なものは削ぎ落として、自分の「たったひとつ」を選び取るのが粋。旅の荷物はシンプルに、期待だけを詰めて。

私たちがまだ訪れたことのない、未知の場所や絶景。
笑顔で迎えてくれる、あたたかい地元のひと。
生産地ならではの、新鮮で美味しいもの。

珠玉のように散らばる日本各地の魅力を発信する「ONESTORY(ワンストーリー)」。「ONE=1ヵ所」を求めて日本を旅するメディアから、私たちの「たったひとつ」が見つかりそうです。

佐渡は日本を小さくしたような島

新潟港から佐渡島両津港まで、ジェットフォイルに約1時間乗ると、佐渡島へ着きます。新潟の中でも、さらに自然と素朴さに満ちた佐渡は、日本を小さくしたような島。

農業は米作りを中心に、おけさ柿などのフルーツが有名。放牧で育つ佐渡牛は、幻のご当地牛。漁業は日本海の荒波で育ったアワビ、サザエ、海藻類など、美味しい海鮮の宝庫。

きらめくような佐渡の美味が、あなたを待っています。

佐渡のデザイナーズ旅館に併設するフレンチ

佐渡 ラ・プラージュ

二人の有名建築家によるデザイナーズ旅館「浦島」は、美食の宿としても知られています。新鮮な佐渡食材を味わえる、フレンチレストラン ラ・プラージュ。ラ・プラージュとは、フランス語で「浜辺」の意味。松原越しに真野湾を望みながら、お料理を頂けます。

佐渡の山と畑の恵み

佐渡 ラ・プラージュ食材

佐渡の山と畑の恵みを、店内にディスプレー。生き生きと鮮やかな食材が、これから出てくる皿の期待を高めます。

ノドグロのポワレは、佐渡の地酒使ったソースで

佐渡 ラ・プラージュ のどぐろのポワレ

ノドグロのポワレには、佐渡の地酒『加藤酒造』の「金鶴」を使ったブールブランソース、柚子のゼストで和の香りを。高級魚ノドグロは日本海側に生息し、佐渡産はひと味違うと言われます。

幻のご当地牛 佐渡牛

佐渡 ラ・プラージュ 牛タンのコンフィ

日本海の風にあたり、自然の中でのびのび育つ佐渡牛は、やわらかく甘く、香りがあります。子牛のほとんどは島外へと出荷されてしまう、幻のご当地牛。ラ・プラージュの佐渡牛タンのコンフィは、隠し味に味噌を使った赤ワインソースと、松茸入りのコンソメが添えられています。

今回のたったひとつは、佐渡の豊かな食材を皿に盛り込んだ、フレンチレストラン「ラ・プラージュ」。私たちが旅へ向かわずにいられないのは、日常で求められない「たったひとつ」に出逢うためなのです。

注意:詳細につきましては、直接施設へお問い合わせください。

■もっと知りたくなったら
ONESTORY(ワンストーリー)
平野紗季子がときめく、佐渡の素朴・1[Niigata Gastronomique Jorney・佐渡ガストロノミー/新潟県佐渡市]
ラ・プラージュ
住所:新潟県佐渡市窪田978-3
電話:0259-57-3751
http://www.urasima.com/la-plage/
PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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