【台湾】ロースト鶏肉丸ごと一匹を堪能!台北の人気居酒屋「土角厝懷舊小吃店」現地ルポ

Posted by: Yui Imai

掲載日: Aug 10th, 2020

日本では鶏肉を丸ごと一匹食べる機会はなかなかないかもしれませんが、台湾では大勢で食事をするときのメイン料理として選ばれることがよくあります。台北MRT景美駅近くの人気居酒屋「土角厝懷舊小吃店」では、予約必須のロースト鶏肉丸ごと一匹が大人気。お酒を飲みながらガッツリお肉が食べたい!というときにおすすめのお店です。

台北MRT景美駅から徒歩圏内の人気居酒屋「土角厝懷舊小吃店」

台湾では、お酒や料理をみんなで楽しめる「熱炒(ルーチャオ)」と呼ばれる居酒屋が夜遅くまでにぎわっています。といっても日本の居酒屋とは少し雰囲気が違って、必ずしもお酒を飲まなくてもOK、家族や友人と大勢で食事を楽しむ場としても親しまれています。

土角厝懷舊小吃店

台北MRT景美駅から徒歩圏内の「土角厝懷舊小吃店(トゥジャオツオ フアイジウシャオチーディエン)」は、ロースト鶏肉が丸ごと一匹いただける人気の居酒屋です。週末ともなれば、店内はお客さんでいっぱい。

お客さんでおおにぎわい

レトロな外装、インテリアにこだわりを感じます。

レトロかわいいオブジェ

店内に飾られている置物などを眺めているだけでも楽しいです。

看板メニューはロースト鶏肉「脆皮桶仔雞」

メニュー兼注文票

お店の看板メニューは「脆皮桶仔雞」という、鶏肉一匹を丸ごとローストしたものです。一匹700元(約2,500円)で、予約必須です。ロースト鶏肉以外にも野菜や炒め物など、多種多様な料理がそろっています。

飲み物はセルフサービスで

お酒やジュースは冷蔵庫に入っていて、自分で自由に取っていくスタイルです。値段は棚のそれぞれの飲み物の前にシールが貼られています。台湾ビールの種類も豊富!

ロースト鶏肉のボリュームがすごすぎる

ロースト鶏肉丸ごと一匹

予約をしている時間に合わせて、まず鶏肉がどーんとテーブルに運ばれてきます。丸ごと一匹の鶏肉は、ものすごい迫力!

手袋をつけて裂いていく

手袋をつけて、どんどん鶏肉を割いていきます。

お皿いっぱいに鶏肉が

筆者の友人の手によって、どんどん肉がほぐれていく・・・。最後には、大きなお皿がたっぷりの鶏肉で埋め尽くされました。肉汁が滴り落ちるのを眺めるだけで食欲が刺激されます!

ひとくちいただいてみれば、ジューシーな肉汁がじわりと口いっぱいに広がります。やわらかくて、肉の旨味がたっぷり。付け合わせのワサビ胡椒をつけることで、味の変化も楽しめます。とにかくお肉をがっつり食べたい!という人には、たまらないことでしょう。

ロースト鶏肉以外の料理も見逃せない

ロースト鶏肉以外のメニューもかなり充実しています。お肉や海鮮、野菜などたくさんの料理をテーブルに並べて、みんなでわいわいいただくのが台湾風!

三杯香肥腸

こちらは「三杯香肥腸」という、腸をしょうゆやゴマ油など三種類の調味料で味付けし、さらに生姜や台湾バジルを加えた料理です。歯ごたえがあって、ちょっと濃いめの味付けの腸はビールのつまみにぴったり。

櫻蝦高麗菜

やっぱり野菜も欲しい!というときは「櫻蝦高麗菜」という、キャベツとサクラエビの炒め物がおすすめです。シャキシャキのキャベツにエビの風味が加わり、こちらも食べる手が止まらなくなるおいしさです。

ロースト鶏肉に加え、多種多様な料理を楽しめるこのお店は、夜遅くまで多くのお客さんでにぎわっています。週末の夜は予約でいっぱいになってしまうことも。台湾の居酒屋の雰囲気を楽しみつつ、ロースト鶏肉を心ゆくまで味わいたい!という人に、ぜひ足を運んでいただきたいお店です。

土角厝懷舊小吃店
住所:台北市文山區三福街2-1號
営業時間:17:00~0:30

[All photos by Yui Imai]
Do not use images without permission.

PROFILE

Yui Imai

Yui Imai ライター

語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。

語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。

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