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オーストラリアのUFO首都「ワイクリフ・ウェル」
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ノーザンテリトリーのアリス・スプリングスへ車で向かう際、「ワイクリフ・ウェル(Wycliff Well)」という町に出くわします。ここを越えると次のトイレは250キロ先という、文字通り荒野のど真ん中。町といってもあるのは一軒のロードハウスのみ、それじゃあガソリンを給油しがてら休憩でも、と何気なく立ち寄ると、単なるロードハウスでないことに気がつくでしょう。なぜならこの地こそ、「オーストラリアのUFO州都 (UFO Capital of Australia) 」だからです。看板には「警告。 注意して進むべし。この先、UFO着陸地点あり 」の文字が。
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「地球人も歓迎」との看板。ちょっとした宇宙人ギャグを挟んできます。
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出迎えてくれるのは、宇宙船からちょうど降り立ったエイリアン親子。「何だ、UFOってレプリカ?」とガッカリするのは早合点。冗談ではなく、このエリアでは第二次世界大戦以来、未確認生命体の目撃情報が相次いでいるんです。しかもその目撃率は、「見られたらラッキーのレベルじゃない、見られなかったらよっぽど運がない」と言われるほど。UFOマニアや研究者など、未知との遭遇を夢見て、世界中から多くの人々がこの地を訪れています。
奇岩群「デビルズ・マーブル」
「ワイクリフ・ウェル」の近くにある人気観光スポット、奇岩群「デビルズ・マーブル(devils marbles)」。奇妙かつ絶妙なバランスで立っている丸い巨大岩たち、一体なぜ倒れないのか・・・その不思議な光景は、もはやアナザープラネット。
落雷で真っ二つに割れたのでしょうか?今すぐに倒れてもおかしくない危うさ。まさに宇宙人もつい立ち寄りたくなってしまう、吸引力抜群の絶景。こちらでもまた、UFOが目撃されているようです。
さて今回は、オーストラリアにある世界有数のUFOホットスポットをご紹介しました。次の旅行では、自然のワンダーランド・ノーザンテリトリーをぜひ訪れてみてはいかがでしょう?驚きの光景が、きっとあなたを待っているはずです。
【協力:オーストラリア政府観光局 】
[参照]
The Strange Story of Australia’s Outback UFO Capital : https://www.vice.com/en_au/article/pakawn/the-strange-story-of-australias-outback-ufo-capital
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Ai Kaneko 暮らし旅ライター
【オーストラリア】役者として映画やミュージックPVなどに出演。現地撮影コーディネーターとしても様々な作品に携わる。【日本】TV番組制作や旅メディア運営を経験 【現在】「暮らすように旅して、旅するように暮らす」をモットーに、”暮らし旅ライター”としてフリーで活動中。
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