小田原駅を出てすぐにある別世界

小田原駅の東口を出て約3分。お土産屋さんや海鮮を取り扱う飲食店などが立ち並び、一気に観光気分が盛り上がるその途中、「ステーキハウス金井」の看板が見えてきます。そのままエレベーターで3階に上がるのですが・・・現実の世界はここまで。この扉を開けた瞬間から、小田原にいることを忘れるようなキラキラと輝くゴージャスな空間が広がります。


思わずキョロキョロと見回し、「わぁ・・・」と声が漏れてしまうほど豪華。こちらは、2020年8月29日にオープンしたばかりの新しいお店で、ゴージャスなだけではなく、店内は清潔感にあふれピカピカです。



キラッと光るテーブルや重厚な一枚板のテーブルなど、それぞれの席に違いがあります。赤とゴールドの組合せが眩しいほどのベネチアンガラスなど、店内の装飾品に興味津々。見渡しているだけで、あっという間に時間が過ぎていきます。

シック＆ゴージャスな個室もあるので、大切な日やサプライズなどに使えば、とても喜ばれるのではないでしょうか？

地元の食材をおいしく！ステーキハウス金井のこだわり

それでは、さっそくお待ちかねの「相州牛」をいただきましょう。この「相州牛」とは、神奈川県・南足柄の雄大な峰で放牧飼育された牛肉で、極上の旨味と風味が楽しめる銘柄牛。付け合わせの野菜は、自社農場や小田原産のものを使用して、地産地消にこだわっているのだとか。地元のおいしさを、しっかりと楽しむことができるんです。


そして、目の前でお肉を焼いてくれるライブ感がたまりません。キレイに焼き色がついていくお肉を見つめているのもウキウキ度がアップ。フランベした炎に盛り上がり、店内に漂う香りに胸が躍り、もう食欲は大爆発！

迷うほどのソースで何度もおいしさを確かめて！

肉厚の相州牛サーロインステーキは、キメの細かな肉質で、とってもジューシー。とろけるような柔らかさが楽しめ、口に入れた瞬間から“幸せ〜！”という感覚が全身を駆け巡ります。

この断面をどうぞご覧ください！ジュワジュワと溢れ出る脂は、くどさはなく、さっぱりとしながらも噛みしめるたびに甘みを感じます。さらにうれしいのが、ソースの豊富さ。和風・たまねぎ・わさび塩・ヒマラヤの岩塩・ルバーブの赤ワインソース・静岡県産天城の真妻わさび・・・と、一度にさまざまな組合せを楽しむことができるのです。

中でも人気なのは、“日本一のわさび”と称される天城の真妻わさびと、ルバーブの赤ワインソースの2種類とのこと。確かに、自分ですって食べるわさびは特別感もあり、上品で爽やかなわさびの風味と相州牛は相性抜群！フルーティーな味わいの中に、ニンニクの風味がアクセントとなるルバーブの赤ワインソースは、一口食べたら、さらにもう一口・・・と、止まらなくなるおいしさです。

さらなる贅沢を！

満足感でいっぱいの相州牛サーロインステーキでしたが、実はもう一品外せないメニューがあります。それは・・・「相州牛炙り」。そうです、肉寿司です！「ステーキハウス金井」が入っているビルの下には「入船」というお寿司屋さんがあり、この2店舗は同じ会社のお店。つまりは、お寿司屋さんのシャリを使用して、ネタは最高級の相州牛という“いいとこ取り”のメニューなのです。普通のシャリに比べ、少し黒っぽいところが、おいしさのヒミツ。お酢にオリジナルの味付けをしているのだとか。食べる際には、シャリに合わせて作ったという自家製のしょうゆを付けてお楽しみを。相州牛の甘みと醤油の旨味が絶妙にマッチする逸品ですよ。「ステーキハウス金井」と「入船」のこだわりが詰まった最高の組合せを、ぜひともお試しくださいね！

お肉のメニューは、相州牛のほかにも神奈川県産の足柄牛や、さっぱりとした味わいのやまゆり牛など、とにかく豊富。その日の気分で選ぶことができます。日々を忘れられるゴージャスな世界に、身も心も、そして胃袋も預けてみてはいかがでしょうか！？

［All Photos by koume］

小梅

小梅

芸能事務所で約15年若手芸人のマネージメントに携わり、どっぷりお笑いの世界に染まる。退職後ライターに転身。ある日ふいに見た1本の韓国映画に心奪われ、そこから韓国映画・ドラマのチェック追われる毎日を過ごす。コンビニの新商品や地方のおみやげが大好き。