東京タワーのおひざもとに現る天草の赤
天草市本渡町にあるスペシャルティコーヒー専門の「赤い月珈琲」は、“天草の空に見る赤い夕日と赤い月の「赤」が持つ力強さと切なさ”をモチーフに誕生しました。東京でその魅力を伝える地として赤い糸が結んだ地は、赤い東京タワーが立つ神谷町です。
「赤い月珈琲」は、世界各地で育まれたスペシャルティコーヒーの生豆に月光浴をさせ、丁寧に焙煎し、月をイメージしたオリジナルブレンドを3種類販売しています。
ブラジル・グアテマラをブレンドした、深煎りの苦味が強い「新月ブレンド」。ブラジル・グアテマラ・エチオピアをブレンドし、香り華やかで酸味も優しくバランスのよい「満月ブレンド」。ドミニカ・エチオピア・コロンビアをブレンドし、ほのかな甘味が酸味を引き立て、苦味が苦手な方にもおすすめな「三日月ブレンド」。
「ハンドドリップコーヒー」(ホットのみ)(400円・税込)は、「新月」「満月」「三日月」から豆を選べ、淹れたての1杯を楽しめます。
「ドリップコーヒー」(290円・税込)「アイスコーヒー」(M320円/L350円・税込)「ホットカフェオレ」(350円・税込)「アイスカフェオレ」(M350円/L380円・税込)とあり、アイスは“氷なし・少なめ”にも対応してくださいます。
グラデーションが美しいアイスカフェオレ
牛乳で作る「カフェオレ」ですが、「オーツ(えん麦)ミルク」(+30円)への変更も可能で、今回「アイスカフェオレ」(Mサイズ/オーツミルク変更)をいただきました。
混ぜる前の黒白のグラデーションが美しいです。
この日の豆のブレンドは「新月」。スッキリと飲みやすく、コクもあって爽やか。オーツミルクは少しトロミもあって、コーヒーの苦味をほどよくおさえ、マイルドな甘味を感じます。グルテンフリーで食物繊維も含み、乳製品アレルギーの方も安心ですね。
おやつもチェック!「まあるいたい焼き」
10時からは、天草市本渡中央銀天街の「たい焼きカフェ まるきん」の「たい焼き」を販売しています。
まるきんは、くまモンの生みの親である小山薫堂さんが中心となり復活させたカフェで、たい焼きは兵庫県の有名パティスリー「パティシエ エス コヤマ」監修の本格スイーツです!
東京の店舗では、注文してからバターで表面を焼いて仕上げる「バターたい焼き」(300円・税込)として登場しています。まんまるたい焼きはホカホカなのがうれしく、外側はバターが染みてカリカリで食べごたえもあります。
魚をさばくように割ってみると、中にはあんことカスタードクリームがたっぷり!ホックリした粒あんはしっとり。カスタードには天草の特選茶葉を練りこんで、柔らかな風味は相性バッチリ!
茶葉の香りが、あんこ・カスタード・バター生地の良さをグンッと引き立てています。
ドリンクセットだと、たい焼きは250円になって良き組み合わせ。
銀座熊本館に続いて天草に出会える地
コーヒーのほかに、五和町で潮風と太陽を浴びて育った天草晩柑100%の「ばんかんソーダ」(450円・税込)もあります。
使っている「ばんかんシロップ」は添加物不使用、砂糖とハーブで仕上げていて、2016年の熊本地震を乗り越えた多くの人々の思いも詰まっています。
テイクアウト専門なので、ドリンクやたい焼きと一緒に東京タワー周辺を散歩してもいいですね。たい焼きはなくなり次第終了なので、早い時間帯に行かれることをおすすめします!コーヒー、たい焼きができ上がるまで、店内の天草の地図や情報誌を眺めてのんびりして、神谷町で天草の風景や味と出会ってみてはいかがでしょう。
住所:東京都港区麻布台1-11-10日総第22ビル1階
電話:070−1940−9531
営業時間:8:00〜18:00
定休日:土日祝
交通:「神谷町駅」から徒歩約3分
Instagram:
@akaitsuki_coffee_tokyo/
@akaitsuki_coffee
[all photos by kurisencho]