師範大学の目の前!ランチにもおすすめ「燈籠滷味」
滷味の人気店「燈籠滷味(ドンロンルーウェイ)」は、師範大学の目の前に店を構えます。この周辺は夜になると師大夜市としてにぎわうエリアです。といっても、このお店はランチタイムも営業しているので、お昼時は主に学生さんたちでにぎわっています。
店先には野菜やキノコ類など多種多様な具材がずらり!初めてこういった店を訪れた方であれば、どんなグルメか気になりつつも「どうやって注文したらいいんだろう?」と戸惑ってしまうかもしれません。
野菜やキノコ類がずらり!どうやって注文したらいい?
購入の仕方は、まずお店の横に置かれているカゴとトングを持って、カゴの中に好きな具を1つずつ入れていきます。
注意したい点は、食べたい量ではなく、それぞれの具を1つだけカゴの中に入れるということ。そうすると、お店の方が値段分の量を測って調理してくれます。価格表は壁に掲示されているので参考に。カゴに入れ終わったら店員さんに渡し、その場で会計を済ませます。その際に番号を言われるので覚えておきましょう。
もうすぐできあがる段階になると番号を呼ばれ、イートインかテイクアウト、辛くするかどうかを尋ねられます。イートインであれば「内用(ネイヨン)」、テイクアウトの場合は「外帯(ワイダイ)」と告げます。辛さの調整は、少し辛さを加えた「小辣(シャオラー)」がおすすめです。
地下1階にイートインスペースあり
できあがったら、地下1階のイートインスペースへと移動しましょう。
イートインの場合はドリンクが飲み放題になります。これはうれしいサービス。
野菜や麺類がごった煮!そのお味は?
筆者がチョイスした具は、山蘇(オオタニワタリ)という野菜、昆布、たまご、貢丸(肉団子)、王子麵というインスタント麺で、合計90元(約333円)でした。野菜や麺類がごった煮状態の滷味、できたては熱々です。
日本ではなかなか見ることのない山蘇は、シャキシャキとした食感が特徴で、このお店のおすすめ具材のひとつ。貢丸は弾力があり、噛むたびに肉の旨味が口いっぱいに広がります。それぞれの具に濃いめのピリ辛ダレが絡み合い、箸がすすみます。小辣とはいえ、けっこうな辛さがクセになりそうです。
野菜や海藻類など、自分のお気に入りの具のみをバランスよく組み合わせることができるのは、滷味の楽しさのひとつだといえるでしょう。いつか台湾に訪れた際には、熱々の滷味をぜひ試してみてくださいね。
住所:台北市大安區師大路43號
営業時間:11:30~0:30
定休日:月曜日
[All photos by Yui Imai]
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