台湾カステラってどんなスイーツ?
台湾カステラは現地の言葉で「現烤蛋糕(シエンカオダンガオ)」と言い、焼きたてのケーキという意味があります。日本のカステラは甘くてしっとりとした口当たりですが、台湾のカステラは、しっとりしつつもシフォンケーキのような、ふわふわで軽い食感が際立っています。
台北MRT雙連駅近くの台湾カステラ店「双連現烤蛋糕」
台湾カステラのお店は台湾各地にありますが、人気の高いお店のひとつが台北MRT雙連駅近くにある「双連現烤蛋糕(シュアンリエン シエンカオダンガオ)」です。お店に近づくにつれ、焼きたてのよい香りがただよってきます。
店先には焼きたてのカステラがずらり!そして、ひとつひとつがけっこうな大きさです。
日替わりでいろいろなフレーバーが楽しめる
このお店では、日替わりでいろいろなフレーバーのカステラが販売されています。筆者が訪れた日は、原味(オリジナル)、起司(チーズ)、水果(フルーツ)、珈琲(コーヒー)の4種類が販売されていました。価格は1斤(600g)あたりの値段が掲示されています。
筆者は1斤120元の原味を購入しましたが、600gに少し満たないものを購入したため、会計は110元(約410円)でした。
ちなみに、こんなにたくさんは食べられない・・・という方のために、ミニサイズのカステラも販売されています。
シンプルな包装が台湾らしい?
会計を済ませると、白い紙にカステラをのせ、そのままビニール袋へどーんと入れてくれました。シンプルな包装が台湾らしいと言えるでしょうか。
紙の箱が欲しい場合は、1つ10元(約37円)で購入する形となります。
これはハマりそう!ふわっふわな台湾カステラ
では、さっそく家に帰って試食してみます。お皿からはみ出るくらい大きなカステラは、迫力満点!表面はきれいなきつね色、中はクリーム色で、きめの細やかさが見て取れます。
ひとくちいただいてみると、ふわっと軽い食感に驚きます。舌の上でとろけるようなふるしゅわ食感と、玉子の味をしっかりと感じるほんのりとした甘さが心地よいです。軽い食感なので、ついつい食べ過ぎてしまいそう。コーヒーや紅茶と一緒にゆったりと楽しみたい絶品スイーツです。
実際に台湾に訪れて購入するのは難しいかもしれませんが、台湾カステラのこのふわっふわな食感はぜひ一度味わっていただきたいおいしさ。いつか台湾で、もしくは日本の専門店で、ぜひ体験してみてくださいね。
住所:台北市大同區民生西路103號
定休日:日曜日
[All photos by Yui Imai]
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