台北MRT雙連駅近くの人気スイーツ店「双連〇仔湯」
台湾スイーツというと、かき氷やタピオカミルクティーなどのひんやりとしたスイーツがまず思い浮かぶかもしれませんが、寒い季節にはあたたかいスイーツが親しまれています。
台北MRT雙連駅近くにある「双連〇仔湯」は、1951年創業の老舗スイーツ店。ひんやりスイーツだけでなく、あたたかいスイーツが豊富にそろっていることもあり、寒い時期は特にお客さんでいっぱいです。清潔感のあるきれいな店内で、ゆったりとくつろぎながらスイーツタイムを楽しむことができます。
注文はメニュー表に記入!豊富なメニューに驚き
注文の仕方は、まずカウンターでメニュー表をもらって記入し、カウンターの店員さんに渡します。会計は食後です。
メニュー数はとても多く、伝票が3枚に分かれています。このお店の看板メニューは「燒麻糬」と呼ばれる油餅で、低温の油で煮込まれたお餅です。
ほかにも小豆スープやピーナッツスープ、かき氷や麺料理まであり、メニュー数の豊富さに驚きます。また、あずきスープやピーナッツスープは、好きなトッピングを組み合わせて注文することが可能です。
何を注文しようか迷ったら、店内に掲示されている写真を参考にするとよいでしょう。
ピーナッツスープ(花生湯)のお味は?
筆者が注文したのは、ピーナッツスープ(花生湯)にタロイモ(芋塊)と白玉団子(湯圓)をトッピングしたものです。あずきスープ(お汁粉)は日本でもよく見かけますが、ピーナッツのスープは少し珍しいかもしれません。価格は85元(約315円)。
あたたかいスープの中には、やわらかいピーナッツがたっぷり。ひとくちいただけば、やさしい甘さとピーナッツの香りがふわっと口いっぱいに広がります。ピーナッツはちょうど良いやわらかさに茹でられていて、存在感たっぷり。
中からは、四角くカットされたタロイモともちもち白玉団子が顔を出します。タロイモのねっとりしたやわらかさと、白玉団子のもちもち感は食べ応えがあります。
「双連〇仔湯」のスイーツメニューはとにかく種類が豊富なので、その日の気分でお気に入りスイーツを楽しみやすいです。あったかスイーツを食べてひと休みしたいなというときに、ぜひ寄っていただきたいお店です。
[All photos by Yui Imai]
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