にぎやかな西門町にある朝食ブランチ店「山文治」
台北の原宿として知られる西門町は、夜遅くまで若者たちや観光客が訪れる賑やかな街です。駅周辺にはグルメスポットやショッピングスポットが点在しているので、街歩きを楽しまれる方も多くいらっしゃると思います。
このエリアで台湾の若者たちに人気の朝食やブランチを楽しむなら、炭焼きトーストサンドの人気店「山文治(シャンウェンジー)」がおすすめ。ボリュームたっぷりな炭焼きトーストサンドや大根餅「菜頭糕」など、台湾ならではの朝ごはんメニューをいただくことができます。
店内はこぢんまりとしているものの、テーブル席やカウンター席がいくつかあり、ゆっくりと食事ができる雰囲気です。
炭焼きトーストサンドやサイドメニューの数々
まずはカウンターでメニュー表をもらい、空いている席を探します。メニューは炭焼きトーストサンドのほかに、台湾風玉子クレープ・蛋餅(ダンビン)の種類も豊富です。ちょっとつまめるような軽食メニューも充実。どれを注文するかを決めたらカウンターで注文し、先に会計を済ませましょう。
肉や野菜がたっぷりサンド!看板メニューのお味は?
しばらくすると料理が運ばれてきます。こちらは「古早味乃茶(昔ながらのミルクティー)」です。ほとんどのドリンクはホットかアイスかを選ぶことができ、こちらはホットです。シンプルなマグカップに入ったホットミルクティーはやさしい甘さで、身体が温まります。価格は30元(約111円)。
そして、こちらが看板メニューの炭焼きトーストサンドイッチ「文治 花生雙肉包」です。価格は85元(約315円)。2つ重ねられたトーストサンドは、具だくさんでとってもおいしそう!
ピーナッツクリームがぬられたトーストには豚肉とベーコン、ふわふわ玉子、たっぷりの野菜がサンドされています。豚肉とベーコンにピーナッツクリームの組み合わせって合うの?と思われるかもしれませんが、胡椒がきいたお肉とベーコンのジューシーさに、とろっとした甘さが加わり、慣れてくるとなんだかクセになるおいしさなのです。
そこに、ふわふわ玉子のやさしい味わいと野菜のシャキシャキ食感が加わり、ボリューミーでありながらも飽きずに食べきれちゃいます。
炭焼きトーストは台湾の朝ごはんとして人気ですが、ボリュームたっぷりなので軽めのランチにもおすすめ。いろんなメニューを注文して何人かでシェアするのも楽しそうです。いつか台北の西門町を訪れたときには、ぜひ寄ってみてくださいね。
住所:台北市萬華區西寧南路189號
[All photos by Yui Imai]
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