【東京の難読地名】麻布狸穴町、木積場、人里・・・いくつ読めますか?

Posted by: 内野 チエ

掲載日: Feb 27th, 2021

日本各地には、なかなか読めない難しい地名が多数存在します。地域の言葉や歴史に由来しているものなど、さまざまですが、中には県外の人はもちろん、地元の人でもわからないというものも。今回は東京都の難読地名を紹介します。あなたはいくつ読めますか?

東京の地図

麻布狸穴町

東京都港区
(C) Shutterstock.com

「あざぶまみあなちょう」
東京タワーの西側にある町で、現在はマンションや戸建てなどが立ち並ぶ住宅街。ですが、土地が開拓されるずっと昔はタヌキが出没するような森だったのでしょう。「まみ」とはタヌキのこと。地名の由来は、タヌキの巣穴があったことだとされています。

十二社

東京都新宿区新宿十二社 熊野神社
(C) Shutterstock.com

「じゅうにそう」
新宿中央公園の西側の通りに残る地名で、通りに面して「新宿十二社 熊野神社」があります。熊野神社といえば和歌山県の有名なパワースポットですね。「十二社」は、和歌山の熊野三山にある十二の神様を、新宿のこの地で祀ったことに由来します。

廿里町

桜の花
(C) Shutterstock.com

「とどりまち」
八王子市にある自然豊かな町。東に植物や生物の研究を行う多摩森林科学園があり、桜の品種研究の拠点としても有名です。園内には国内最大級のコレクションといわれる多種多様な品種の桜が植えられ、お花見の季節には多くの人でにぎわいます。

木積場

 

この投稿をInstagramで見る

 

伊豆大島ナビ(@oshima_navi)がシェアした投稿


「きつんば」
東京から南に約120㎞の海上にある伊豆大島の町です。島の中央にある火山「三原山」の東側、黒い火山岩で覆われた「裏砂漠」があり、その荒涼とした景色は月にも例えられます。

人里

「へんぼり」
東京都唯一の村、檜原村にある地名。バス停が枝垂れ桜に埋もれるようになる「人里バス停」は桜の名所として知られており、桜のシーズンには人里さくらまつりやライトアップが行われます。檜原村は標高が高く気温が低いため、花の見頃は4月の1週目の終わりから3週目の頭です。

PROFILE

内野 チエ

内野 チエ ライター

Webコンテンツ制作会社を経て、フリーに。20歳で第1子を出産後、母・妻・会社員・学生の4役をこなしながら大学を卒業、子どもが好きすぎて保育士と幼稚園教諭の資格を取得、など、いろいろ同時進行するのが得意。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。特技はワラビ料理と燻製作り。

Webコンテンツ制作会社を経て、フリーに。20歳で第1子を出産後、母・妻・会社員・学生の4役をこなしながら大学を卒業、子どもが好きすぎて保育士と幼稚園教諭の資格を取得、など、いろいろ同時進行するのが得意。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。特技はワラビ料理と燻製作り。

SHARE

  • Facebook