【簡単レシピ】炊飯器で作る「シンガポールチキンライス」を3つのソースで激ウマに!

Posted by: 石黒アツシ

掲載日: Apr 12th, 2021

シンガポールに旅するならこれを食べないと!というリストに必ずと言っていいほど入っているのがシンガポールチキンライス「海南鶏飯(ハイナンチーファン)」です。「海南(ハイナン)」は今なら中国の海南省のことで、その昔シンガポールに渡ってきた海南の人たちが海南鶏飯を伝えたといわれています。世の中にシンガポールチキンライスのレシピはたくさんありますが、今回はシンガポールチキンライスに必須ともいわれる3つのソースを家でも簡単に作れるレシピを紹介します。

海南鶏飯

炊飯器で簡単!でもソースは本格派です。

シンガポールチキンライスは、鶏を丸ごと茹でて、そのスープを使ってご飯を炊いて一緒に食べるのが伝統的なプロセスです。でも、やっぱりうちで丸鶏は大きすぎるし、“茹でてから炊いて”じゃ時間もかかるということで、炊飯器でいきましょう。

カオマンガイと何が違うの?

ソース

でも凝りたいのはソースです。シンガポールチキンライスをシンガポールチキンライスたらしめるのは、3つのソースなんです。茹で鶏とごはんといえばタイの「カオマンガイ」も人気ですよね。でもソースが違います。カオマンガイの場合には、しょうがとにんにくを効かせた醤油ベースのチリソースで食べることが多いようです。

一方、シンガポールチキンライスの場合には「しょうがとにんにくのソース」「甘めの醤油のソース」「チリソース」の3つを並べて、それぞれの味で楽しんだり、ミックスして食べます。これがおいしいんです。せっかくシンガポールチキンライスを作るなら、トライしたくなりますよね。

レシピ|シンガポールチキンライスと3つのソース

材料

材料:軽く2人分がっつり1人分

鶏もも肉 1枚(250g〜300g)
塩 小さじ1
しょうが 薄切り10g
ねぎの青い部分 5㎝
ごま油 小さじ1
米 1合
きゅうり 1/2本
レタス・トマトなど 適量

• しょうがとニンニクのソース
生姜ニンニクソース

○ 生姜のみじん切り 小さじ1
○ にんにくのみじん切り 小さじ1
○ 塩 小さじ1/4
○ ピーナッツ油 大さじ2
○ 米酢 小さじ2

• 醤油ベースのソース
醤油ベースのソース

○ フライドオニオン 小さじ2
○ オイスターソース 小さじ1
○ 醬油 小さじ2
○ 砂糖 大さじ1
○ 顆粒鶏ガラスープ 小さじ1/4 小さじ1の水に小さじ1/4の顆粒出汁を溶かす

• チリソース
チリソース

○ 豆板醤 小さじ1.5
○ ケチャップ 小さじ2
○ 砂糖 小さじ1
○ にんにくみじん切り 小さじ1/2
○ しょうがみじん切り 小さじ1/2
○ 顆粒鶏ガラスープ 小さじ1/4(同上)

作り方:炊飯器で炊いている間にソースを準備!

1.鶏もも肉の全体に塩を振り、20分置いたらペーパータオルで押さえるようにして、表面の塩が溶けている水分を取る。鶏もも肉、しょうが、ねぎの青い部分、ごま油を入れて炊飯する。
手順1

2.米を研ぎ炊飯器に入れ、水加減をして小さじ1杯分を取り除く。
手順2

3.3つのソースの材料を、それぞれ合わせる。

4.炊きあがったら米以外のものを取り出し、ご飯は全体をサックリまぜ、粗熱が取れるくらいまでそのままふたを開けておく。
炊きあがり

5.器ににご飯を盛り、食べやすく切ったチキンを乗せて、野菜類を添える。
海南鶏飯

プロの味を楽しむなら「海南鶏飯」へ!

シンガポール海南鶏飯

今回は家庭で作れる材料で作りましたが、果たして本場の味は?ということなら、その名も「シンガポール海南鶏飯」なら本格的なシンガポールチキンライスを堪能できます。「15年間シンガポール大使館ご用達を務める本格レストラン」、その本店が水道橋にあります。他に赤坂Bizタワー、汐留シティセンター、日本橋タワーにもあるのでチェックしてみてくださいね。お店に伺った際には、「海南鶏飯(蒸し)」と「海南鶏飯(揚げ)」のハーフ&ハーフをいただきました。

シンガポール海南鶏飯

[All photos by Atsushi Ishiguro]

PROFILE

石黒アツシ

Atsushi Ishiguro ライター&フォトグラファー

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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