台北・迪化街で大人気の油飯店「林合発油飯店」
台北の問屋街・迪化街(ディーホアジエ)は、地元民に加え外国人観光客からも人気のショッピングスポットです。台北旅行の際に、ここでお土産を購入したことがあるという方は多くいらっしゃると思います。
迪化街には永樂市場という室内の市場があるのですが、この一角にあるおこわのお店「林合発油飯店(リンフーファヨウファンディエン)」は毎日行列ができる人気店。筆者は平日の10時半頃に訪れたのですが、外まで長い列ができていました。
看板メニューは油飯!鶏もも肉や煮卵もぜひセットで
看板メニューは店名にもなっている「油飯」です。油飯は1斤(600グラム)でも半斤(300グラム)でも購入が可能で、1人分なら半斤がちょうどよいでしょう。このほかに雞腿(鶏もも肉)や魯蛋(煮卵)を購入し、お弁当のように詰めてもらっていただくスタイルがおすすめです。
店先には箱詰めされた油飯がたくさん並んでいて、とってもおいしそう!ちなみに筆者は15分ほど並んで無事購入することができました。
永樂市場のまわりにはベンチがたくさんあり、天気によってはベンチに座ってランチを楽しむのもよさそうです。
シイタケたっぷり!味が染み込んだ油飯に舌鼓
では、さっそくいただきたいと思います。
今回購入したのは油飯半斤、鶏もも肉、煮卵で合計価格は130元(約500円)です。
まずは油飯から。ひとくちいただいてみると、ご飯自体は思ったよりも薄味でやさしい味わいです。上にのっているシイタケとエビに味がじんわりと染み込んでいて、ご飯と一緒に口の中に運ぶとちょうどよいハーモニー。ご飯のもちもち食感に、シイタケの塩気とエビの香り、そして油蔥酥(揚げエシャロット)の風味がふわっと混ざり合う瞬間が、たまらなくおいしいです。
ご飯に添えられた煮卵にも味がしっかりと染み込んでいます。もうひとつ食べたいくらい。
ジューシーな鶏もも肉はボリュームたっぷり
そしてご飯にどーんと添えられた鶏もも肉は、大きくて迫力満点!表面にはほんのり胡椒がふりかけられていて、お肉のジューシーさが引き立てられています。鶏肉そのものからも塩気を感じ、やさしい味わいの油飯との相性がバツグンです。
油飯はもち米なので、鶏もも肉とセットでいただくと、けっこうおなかにたまります。筆者は午後になってもしばらくはおなかいっぱいでした。軽めに食事をしたい場合は、油飯半斤を2人で分けてもちょうどいいかもしれませんね。いつか迪化街に来られた時に、ぜひ試していただきたいグルメです。
住所:台北市大同區迪化街一段21號永樂市場 1430攤位
[All photos by Yui Imai]
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