春に行きたい！関東で良縁を引き寄せる“縁結びスポット”５選

あらゆる“縁”を結ぶ「常陸国出雲大社」

茨城県・笠間市に位置し、JR水戸線福原駅より徒歩7分の「常陸国出雲大社（ひたちのくにいずもたいしゃ）」。平成4年に島根県・出雲大社より分霊をご鎮座し、平成26年には、現在の「常陸国出雲大社」と名称を改称。さらなるパワーを蓄え、新たな歩みを始めています。総ヒノキ造りの御本殿、祈祷などを行う拝殿には、長さ16m、重さ6tにも及ぶ大迫力の大しめ縄が施され、見どころのひとつとなっています。

ご祭神は「大国主大神」。福の神として知られる「だいこくさま」を祀り、主に縁結びの神様として広く信仰されています。

「縁結び」とは、恋愛の縁を結ぶだけではなく、すべてのものが幸福であるための繋がりを結ぶこと。日常生活の中で、目には見えないさまざまな縁を結ぶ、“幸せ結び”のご利益があります。そのほか、「厄除」「家内安全」「商売繁盛」「病気平癒」「心身健全」などにもご利益が。御守や神札、縁起物などの開運アイテムも充実しているため、自分へはもちろん、大切な人へ良縁や幸せを願うおみやげとしても最適です。また、神社では珍しい樹木葬霊園があり、森林浴をかねたお墓参りも可能です。

拝観後の楽しみもたっぷり

境内には、工房長が神主という珍しい吹きガラス工房や、現代アートギャラリーをはじめ、開放感あるテラスでも食事を楽しめるレストランなど、拝観後にも見どころが満載。現在、現代アートギャラリー「ギャラリー桜林」では、2021年5月23日（日）まで、井上舞の「さまよう果てに」が開催されています。
詳しくはコチラ！

女性に力をもたらす「水澤観世音」

有名温泉街である群馬県渋川市・伊香保。この地で、観光スポットとしても人気なのが「水澤観世音」です。四季折々の自然豊かな境内には厳かな空気が漂い、群馬でも屈指のパワースポットとして知られています。

由緒ある名刹は1300年余りの歴史を持ち、地元をはじめ観光客からも“水澤観音”の名で親しまれています。

本堂には、伊香保姫のご持仏と伝わる「十一面千手観世音菩薩」をご本尊に祀っています。この「十一面千手観世音菩薩」は、縁結びをはじめ安産や子育てなどにご利益をがあるといわれており、女性には特に強いパワーをもたらしてくれます。

直に触れてパワーをいただこう

本堂に並び、強いパワーが集まる場所といわれているのが、内部のお地蔵様が回転する珍しい「六角堂」。県の重要文化財にも指定されています。地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間界、天人界の六道を守る地蔵尊を祀っており、これは、六道輪廻の相を表しています。自分自身の力で左に3回廻し、真心の供養を。

さらに、「鐘楼」では、1回100円の御志納金で鐘つきをすることができます。鐘をつくことで煩悩が払われ、金運アップのご利益が期待できます。また、さらなる金運アップを望むなら、「龍王辨財天（龍王弁財天）」にもお参りを。霊験あらたかな霊泉として有名で、毎日多くの人が水を取りに訪れています。

江戸時代の姿を今もなお残す「赤坂氷川神社」

六本木や赤坂駅から、徒歩10分以内という都心のど真ん中に位置しながらも、凛とした空気が広がる「赤坂氷川神社（あかさかひかわじんじゃ）」。その歴史は1000年以上と古く、天暦5年（951）に、現在の赤坂見附駅のあたりに祀られたのが始まりです。その後、享保14年（1729）に、江戸幕府8代将軍・徳川吉宗公の命により、現在の地に建立されました。境内には、江戸150万人の生命と財産を守った幕末の志士、勝海舟が名付けた「四合（しあわせ）稲荷」も祀られています。

「赤坂氷川神社」の神秘的な力強さを感じるのは、江戸時代に建てられた社殿が、安政の大地震や関東大震災、東京大空襲といった大きな被災を免れ、現在も当時のままの姿を残しているという奇跡。また、境内の鳥居・燈籠・狛犬など、江戸の年号が刻まれており、令和の今もなお、いたるところに江戸の香りを感じる神社となっています。

6月30日には、「夏越しの大祓式（なごしのおおはらえ）」があり、茅萱（ちがや）という植物で作った茅の輪をくぐる神事も行われます。半年間の厄を祓い、残りの半年間の無病息災を祈念します。また、大晦日には「年越（とごし）の大祓式」が行われます。

人と人の良縁を結ぶ「縁むすび参り」

御祭神は、「素盞嗚尊（すさのおのみこと）」、「奇稲田姫命（くしいなだひめのみこと）」、「大己貴命（おおなむぢのみこと）」。良縁をはじめ、厄除・家内安全・商売繁盛にもご利益があるといわれています。

なお、この「縁むすび参り」の斎行日は、毎月1日の9時にホームページにて案内されるので、良縁を願う人はチェックしてみては・・・？

キュートな縁結びのお守りが人気「川越氷川神社」

(C) Shutterstock.com

小江戸として人気の川越にある川越氷川神社は、約1500年も前から守護神として存在したという由緒ある神社です。

こちらの神社には、写真映えする『縁むすび風鈴』をはじめ、キュートでポップな縁結びのお守りがたくさんあります。境内の小石を巫女が拾い上げ、神職が祓い清めた『縁結び玉』、桜のように良縁が花開くように祈願した『さくらさく守り』、鉛筆を削るにつれて意中の人との距離が縮まっていく『赤縁筆』など、郵送は受け付けていないので、直接お詣りして授かりたいですね。

＞＞＞川越氷川神社について詳しくはこちら
https://tabizine.jp/2017/12/25/165085/

エメラルドグリーンの泉が出会いの場「泉神社」

(C) Nao

茨城県日立市にある「泉神社」は、宇治49年（紀元前42年）に鎮祀されたと伝えられている、日立地方最古の神社のひとつ。その名の通り、敷地内にはエメラルドグリーンの美しい泉があります。この泉は、約1300年前の書物「常陸国風土記」にも登場するという由緒正しき場所で、出会いの場でもあったことから、縁結びのご利益があるともいわれています。水につけると文字が浮かびあがる「水みくじ」もありますよ。

＞＞＞泉神社について詳しくはこちら
https://tabizine.jp/2019/08/06/276844/

PROFILE

小梅

小梅 ライター

芸能事務所で約15年若手芸人のマネージメントに携わり、どっぷりお笑いの世界に染まる。退職後ライターに転身。ある日ふいに見た1本の韓国映画に心奪われ、そこから韓国映画・ドラマのチェック追われる毎日を過ごす。コンビニの新商品や地方のおみやげが大好き。

芸能事務所で約15年若手芸人のマネージメントに携わり、どっぷりお笑いの世界に染まる。退職後ライターに転身。ある日ふいに見た1本の韓国映画に心奪われ、そこから韓国映画・ドラマのチェック追われる毎日を過ごす。コンビニの新商品や地方のおみやげが大好き。