にこ淵 画像提供:一般社団法人仁淀ブルー観光協議会
雌滝のインパクトが強い夫婦滝「雨乞の滝」(徳島県神山町)
写真提供:徳島県・(一財)徳島県観光協会
徳島県神山町の「雨乞(あまごい)の滝」は「日本の滝百選」に選ばれた夫婦滝。写真右の水量が多い方が「雌滝」、写真左側が「雄滝」と、徳島県では女性が強いのか(?)女性滝が迫力あり。干ばつ時に村人が鉦や太鼓を叩いて踊りを奉納し、雨乞いの神事を行っていたのが名前の由来。滝には竜王神と不動尊が祀られています。雨乞の滝を目指して駐車場から遊歩道を20分ほど歩く間にも、うぐいす滝・不動滝・地獄淵・もみじ滝・観音滝など滝がたっぷり楽しめます。
人を近づけない神聖な滝「轟の滝」(徳島県海陽町)
轟の滝(本滝) 写真提供:徳島県・(一財)徳島県観光協会
徳島県海陽町(かいようちょう)にある「轟(とどろき)の滝」は四国一の大滝で、「日本の滝百選」のひとつ。本滝の上流には大小さまざまな滝があり、総称して「轟九十九滝」と呼ばれます。本滝は轟本瀧神社の御神体であり、全体を見ることは叶わない滝。神社の鳥居をくぐり、絶壁の隙間から眺めることができます。
岩肌を彩る清流「薬師谷渓谷・雪輪の滝」(愛媛県宇和島市)
写真提供:宇和島市観光物産協会
愛媛県宇和島市薬師谷渓谷にある、美しい「薬師谷渓谷・雪輪の滝」。岩肌の上を滑っていく清流が、青く深い滝壺に落ちていきます。愛媛県内には同名で日本の滝100選の「滑床渓谷・雪輪の滝」があるので、時間があれば両方見たいものです。
秋の紅葉も美しい「虹の滝」(香川県三木町)
虹の滝(雌滝) 写真提供:(公社)香川県観光協会
香川県三木町の「虹の滝(こうのたき)」は、雄滝・雌滝で一対になる夫婦滝。たちのぼる水煙に日光が映えて、美しい七色の虹を描きだすことが名前の由来。キャンプ場があり、遊歩道が整備されているので、家族連れにも人気。秋には、付近一帯の渓谷が燃えるように染まる紅葉の名所に。
奇跡の青さの仁淀ブルー「にこ淵」(高知県)
画像提供:一般社団法人仁淀ブルー観光協議会
全国に「仁淀ブルー」の美しさを知らしめた、高知県の清流・仁淀川。「仁淀ブルー」の名付け親で、地元を撮り続けるカメラマンの高橋宣之氏が、この青こそ仁淀ブルーと言わしめた「にこ淵(にこぶち)」。滝よりも滝壺の青さが有名で、驚くほど幻想的な青さはSNSで広まり、全国から人が集まる絶景スポットに。もともとは水神様の化身の大蛇が住むとされ、地元の方々は決して近寄らなかった神聖な場所ゆえ、マナーを守って鑑賞しましょう。現在は階段が整備され、安全に降りることが可能。
※記事掲載の情報は、2021年7月現在のもので、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、変更になる場合があります。最新情報については、必ず公式サイトで確認あるいは直接施設へお問い合わせください。
注意:緊急事態宣言期間中など、来訪の自粛を求めている県に関しては、無理に訪れることなく、解除の時期を待ってから訪れるようにしましょう。