歴史ある建造物の構造を活かした多様な客室
⽂化庁の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている、宿場町奈良井宿の約200年前の伝統的建造物等を改修し、複数の建物から成る客室は全12部屋です。
かつて酒蔵であった『歳吉屋(トシヨシヤ)』と曲物職⼈が暮らしていた『上原屋(ウエハラヤ)』、⽤途も間取りも異なるそれぞれの特徴を活かすことで、全部屋の間取りが異なる個性的で多様な客室空間となりました。⼀般的なホテル客室とは⼀線を画した、古⺠家ならではのユニークな宿泊体験ができます。
奈良井宿ならではの⾷体験ができるレストラン「嵓 kura」
奈良井宿の気候・⾵⼟が育んだ⾷材、そして地域の⼈々によって受け継がれた⽣活⽂化を紐解き、新たな⾷体験ができるレストラン「嵓 kura」。地域の⽣産者が⼿がける旬の⾷材や地域ならではの⾷材を活⽤し、地域に受け継がれる調理法や郷⼟料理といった⾷⽂化をアレンジしたメニューを堪能できます。
旧杉の森酒造で、酒造りの作業が⾏われていた場所を飲⾷空間として再⽣。当時、酒造りを⾏っていた際に使われていた遺構や建材を活かし、新たに⽣まれ変わる酒蔵もガラス越しに酒造りの⼯程が⾒えるような空間の中で料理を味わう、特別な⾷体験ができる空間になりました。
信濃川の源流に浸る温浴施設「⼭泉SAN-SEN」
信濃川の源流である⼭の湧⽔は、奈良井宿の⽣活⽤⽔であると同時に、⽇本酒製造の仕込み⽔として活⽤されたりと、今もなお、地域の⽣活・産業基盤を⽀える重要な存在です。
湧⽔を引き込んだ温浴施設「⼭泉 SAN-SEN(サンセン)」は、地域住⺠の交流の場として、観光客の疲れを癒す場として、多くの⽅が利⽤できる憩いの場となります。日帰り⼊浴については、2021年秋 開始予定です。