並木通りを眺めて過ごす上質な時間
「Hyatt Centric Ginza Tokyo(ハイアット セントリック 銀座 東京)」の3階にあり、宿泊客以外でも気軽に立ち寄れるダイニング・バー&ラウンジ「NAMIKI667(ナミキロクロクナナ)」。
エレベーターを降りるとお店に到着。長いバーカウンターに、さまざまな照明がきらびやかなモダンな空間で、そこはまさに別世界。
全長40mもあるテラス席で並木通りを眺めたりと、店内とテラスで上質なひとときを過ごせます。
9月限定「Vegan Cake Set」
初秋を飾るのは「Vegan Cake Set」(コーヒーor紅茶付き)」(3,300円・税込・別途サービス料15%)。
乳製品・卵・ゼラチン・蜂蜜など動物性の材料は不使用で、秋の果物や食材を使ったスイーツが7種類。仲良く一皿にのったスイーツを、ひとつずつご紹介します。
ガラス細工のような「洋梨と白ワインゼリー」。洋梨のシャーベットアイスは、梨にかぶりついているように甘みが滴ります。
白ワインゼリーには、赤スグリとブルーベリーが浮かび、細かくカットした梨も入っています。食べるたびにプルプルとシャキシャキのハーモニーで、白ワインの薫りもお酒もきいた大人ゼリーです。
2種の果物が存在感ある「ラズベリーとイチジクのタルト」。アーモンド生地のタルト台はカリッとして、驚くほど薄い!
豆乳とココナッツを合わせたヴィーガンカスタードとアーモンドクリームがたっぷり。重厚なクリームとフルーティーな果実のバランスを楽しめます。
まさに“林檎”な「タルトタタン」。ペクチンで焼きリンゴを丸く型取り、ラズベリーでコーティング。
少し粗くもなめらか食感で甘酸っぱい“林檎”。中のシナモンクリームはスパイシーで、ココナッツオイルのシンプルなパイ生地がパリッと小麦の香りを届けます。かわいらしい見た目が、良い意味で期待を裏切ってくれるメリハリある逸品。
見た目で心つかまれる「チョコレートとコーヒーのムース」。コーヒーと豆乳のホイップクリームはクリーミーで、自家製プラリネのヘーゼルナッツが良きアクセントになっています。
オーガニックチョコレートのムースがコーヒークリームを包み込み、軽やかなのに濃厚な味わい。コーヒーとチョコの優雅なビターに心はとろけます。
ペストリーシェフの大澤隆一さんイチオシの「メープル ロールケーキ」。米粉入りの生地はしっとりもっちり食感で、メープルも染み込んでいます。
豆乳クリームにもメープルを加えて、クリームと一緒に甘みがふわぁっと広がります。秋の甘みに贅沢に浸り続けられるロールです。
秋スイーツの王道「モンブラン」。フランス産の栗とアーモンドミルクのマロンペーストを絞って、ほろ苦いココアビスケットを飾っています。
黒糖がまろやかで弾力ある生地を土台に、ラム酒がしっかりきいた豆乳クリームをマロンペーストが包みます。ねっとりと絡まるようなマロンペーストの後から、ラム酒の深い薫りが追いかけて、食べ終わるとほろ酔い気分の至福へと誘う大人味。
最後は、お店のロゴ入りクッキーを添えた「キャロットケーキ」。クッキーはサクッとメープルが香り、ケーキはココナッツと人参にレーズンをアクセントにした、みっちり食感で、ほんのり甘く仕上がっています。
豆乳クリームに味噌とレモンを加えたフロスティングが、まろやかなクリームチーズのようでクセになります。状況により、もしかしたら別のスイーツになる可能性も!?一期一会のような7つ目です!
お酒入りは、お酒なしや少なめの相談ができるのもホテルならでは。お酒の弱い方やお子さんも召し上がれます。いわゆる“豆乳感”も感じず、甘いもの、お酒がきいたもの、ビターなものと、香りも食感もそれぞれ違う7種類を、紅葉狩りをするように愛でながら楽しめます。
いろんな人が同じテーブルを囲める喜び
宗教や体質上、健康面を考えて、「食」の場が限られてきた方も多いはず。ペストリーシェフも、ヴィーガンケーキセットをお届けすることで、ひとりでも多くのおいしい笑顔が広がりますようにと、思いを込めています。
予約制ではありませんが、予約優先でのご案内とのこと。秋に向かう並木通りを眺めながら、紅葉を添えた、心も体も満足するヴィーガンスイーツをお楽しみください。
提供期間:9月1日〜 9月30日
提供時間:12:00〜17:00(L.O.16:00)
場所:NAMIKI667
予約(予約優先):http://bit.ly/NAMIKI667CakeSet
住所:東京都中央区銀座 6-6-7 ハイアット セントリック 銀座 東京 3階
電話:03-6837-1300
営業時間:コロナ禍の影響もあるため、詳細はHPにてご確認ください。
定休日:なし
交通:東京メトロ「銀座駅」C3出口から徒歩約3分
HP:https://namiki667.com/
[All photos by kurisencho]