
沖縄の“おいしい”がひしめく道の駅

沖縄本島の中部、国道58号線沿いに立つ「おんなの駅 なかゆくい市場」。那覇からは車で1時間ほど。歩いて10分の場所に路線バス停留所があるので、車がなくともアクセス可能です。道を挟んだ向かいには青く透き通る海を望む遊歩道があり、ドライブのひと休みにもピッタリ。
島野菜をはじめ、新鮮な野菜や果物がズラリ

旬の野菜や果物が所狭しと並ぶ農産物直売所。地元の契約生産者から毎日届けられるため、鮮度の良さはピカイチ。スタッフによるPOPが随所にあり、見慣れない食材でも味をイメージできるのがうれしい。

四季折々、旬の果物を楽しめるのも沖縄ならでは。筆者が訪れたときはトロピカルフルーツが盛りだくさんでした。パイナップルはピーチパインやスナックパインをはじめ6種類を用意。そのラインナップの幅広さに驚くばかり。

甘い香り漂うマンゴーコーナー。この場所にいるだけで太陽の恵みを感じてしまいます。家庭用は1個400円〜と東京では考えられぬ破格の安値!

南国ムード満点のパッションフルーツも種類豊富。弾けるような酸味と甘味の果肉は生食はもちろん、アイスやヨーグルトのトッピングとも好相性。トロピカルフルーツの中でも比較的日持ちするので、お土産にもおすすめです。

夏野菜も多彩な品ぞろえ。こちらはさやに4枚のヒダがついた、シカクマメ。シャキシャキした歯応えとほのかな苦味が特徴的。サラダやおひたし、炒め物などさまざまな料理にアレンジできそう。

お馴染みのゴーヤは3本で150円〜と、思わず手に取ってしまいそうなお手頃価格!

お芋のようなビジュアルのこの野菜、こう見えて実はきゅうり。沖縄では古くから栽培されてきた伝統野菜のひとつ。薄く果肉をスライスして、生のままサラダや和え物にするのが定番なのだそう。
食や調味料、乾物、レトルトも数多し

「ぬちまーす」や「雪塩」など沖縄が誇る塩も多様なバリエーション。バラマキ土産にピッタリですね。

沖縄そばやレトルト系もバラエティ豊か。沖縄風炊き込みご飯“ジューシー”の素も幅広くそろいます。
カジュアルに満喫できる沖縄グルメの数々

市場内には沖縄グルメを気軽に堪能できるスポットも充実しています。こちらは地元産鮮魚を加工した手作りかまぼこの専門店「寿味屋 かまぼこ」。ピリッと辛いタコスミートを包んだ「タコスかまぼこ」(6個入り500円)をはじめ、ドライブのお供にしたいアイテムが勢ぞろい。

恩納村に本店を構えるサーターアンダギー店「三矢本舗」。定番のプレーンや黒糖のほか、バナナ、ココナッツなど変わり種までラインナップも多彩です。1個90円〜という良心的なプライスも魅力。

揚げたての黒糖をいただくことに。サクサクした表面と中のふっくら感のコントラストが絶妙!甘さ控えめで油っぽさも感じさせず、何個でも食べられてしまいそうな素朴な味わいでした。

地元で水揚げされた海の幸を提供する「浜の家」。鮮度抜群のお刺身や海鮮丼をはじめ、恩納村名物のもずくや海ぶどうの惣菜などが用意されています。イートイン・テイクアウト共に対応。

ぜひ食したいのが、オリジナルのウニソースを使った海鮮焼き。ムール貝、ホタテ、ロブスター、有頭エビなどバリエーションも豊富です。

「ムール貝ウニ焼き」(150円)と「もずく天ぷら」(70円)を実食。ウニソースは卵黄やお酢、練りウニ、油をミックスしたもので濃厚なコクが印象的。ムール貝の旨味とも見事なハーモニーに。生のもずくを揚げた天ぷらは外はサックリ、中はふんわり。地元では定番の組み合わせであるウスターソースともよく合います。
ドライブの小休止にも最適なロケーションの「おんなの駅 なかゆくい市場」。多彩な魅力あふれる食のスポットで、沖縄食材に楽しく触れてみてはいかがでしょうか?
おんなの駅なかゆくい市場
住所:沖縄県恩納村字仲泊1656-9
電話:098-964-1188
営業時間:11:00~19:00
アクセス:那覇空港から車(沖縄自動車道)で約60分 路線バス「ルネッサンスホテル前」から徒歩約10分
URL:
https://onnanoeki.com
[All photos by Nao]

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Nao ライター
メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。
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