番屋を思わせる豪快な店で楽しむ「松葉がに・紅ズワイガニ」
島根県・松江に冬期限定でオープンする「かに小屋」。2022年の営業は2月28日まで。大橋川に面した倉庫のような建物が!? お店。番屋を思わす店内に入れば、声を上げしまうほどの大空間が広がります。
ビールケースを使った椅子、低い木のテーブル…… ストーブが焚かれた店内は、ほっこりあったか。
飾り気のない、港町を思わす豪快さがなんとも魅力的。各テーブルにはコンロが置かれ、炉端スタイルで、自分のペースで目の前で魚介類を焼きながら食事を楽しむことができます。
待ってましたぁ~、冬の味覚! 松葉がに!!
食材選びも自分で行うセルフスタイル。だからカニなどを安く提供できるのです。地元で水揚げされた松葉がにや紅ズワイガニのほか、ショーケースには、アワビやホタテ、サザエ、カレイの一夜干しなど、目移りしてしまうほどの魚介類が。
取材時は松葉がには6,300円、紅ズワイガニは3,560円でしたが、毎日の仕入状況やカニの大きさなどによる時価。目安としては松葉がにが5,000円ほどから、紅ズワイガニが3,000円ほどからとのこと。市価の20~30%オフというお値段で冬の味覚をたっぷりと楽しめます! 活松葉がに7,000円ほどが入荷することもあるので、あったらかなりラッキーですよ。
炙ったカニは甘みが倍増! 濃厚なカニ味噌がたまらんッ!!
さぁ~! テーブルに座ってゆっくりいただきたいところですが、松葉がにとは、島根県や鳥取県近海で獲れた成長したオスのズワイガニのこと。見た目も大きく、ふっくらとした甲羅の中には濃厚なカニ味噌がたっぷり。上品な甘さを奏でる身が極上品の証です。
そんなうんちく、どうでもいいですよね! 足を全部取って、甲羅をはぎ取って、カニ味噌を甲羅に移したら、じゃんじゃん焼いちゃいましょう。そんなカニの食べ方もテーブルに用意してあるので安心。
浜ゆで(ボイル)してあるので、殻が乾くくらい、軽く炙る程度でもおいしくいただけます。濃厚なカニ味噌にほぐしたカニ身をたっぷり入れれば、至福の旨みが口いっぱいに広がりますよ。
事前予約して思いっきりカニを楽しむ!
松葉がにや紅ズワイガニは、個人差はありますが2~3人で1杯が調度よい量。もちろん、ひとり1杯食べてもいいけれど、カニの味比べやほかの魚介類などと一緒に楽しむならこのくらい。コンロ台として1コンロ400円かかるのも忘れずに。基本的に事前予約制(当日予約OK)なので注意してください。
住所:島根県松江市東朝日町150-7
営業期間:2021年10月20日~2022年2月28日
営業時間:11:00~21:00(予約制)
定休日:営業期間中なし
アクセス:JR「松江駅」より徒歩約15分
URL:https://kanikoya-shimane.business.site/
※2022年1月現在、新型コロナウイルス感染症対策のため営業時間やサービス体制などが通常と異なることがあります
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