【福岡・観光】定番スポット10選!大宰府・門司港レトロ・小倉城も見所解説

Posted by: 内野 チエ

掲載日: Jan 17th, 2022

九州を代表する160万人超えの都市「福岡」。ラーメンや明太子、もつ鍋、うどん、あまおうなどなど、見逃せないご当地グルメも豊富にそろっていますよね。そこで今回は、訪れるなら絶対外せない「定番の観光スポット」を厳選して10カ所紹介します。博多や天神などの福岡市内の情報はもちろん、太宰府天満宮や関門橋などの少し足を伸ばしてでも行きたい人気の観光地や名所旧跡、見どころばかりですよ!


(C)(公社)福岡県観光連盟


 

全長1,068mに及ぶ吊り橋「関門橋」


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関門橋は本州と九州を結ぶ全長1,068mに及ぶ吊り橋です。源平合戦の舞台ともなった「壇之浦」や、わかめを刈り取る神事が伝わる「和布刈神社」など、周辺には歴史的なスポットも多く、和布刈公園からは急流が渦巻く関門海峡と関門橋の壮大な眺めが楽しめます。

関門橋
住所:北九州市門司区門司3492−2
URL:https://www.gururich-kitaq.com/spot/kanmon-bridge

貿易港の歴史を感じる「門司港レトロ」


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1889年に開港した門司港。国際貿易港として栄え、当時の面影を残すレトロな洋館が今も建ち並んでいます。これらの歴史的建造物や古い街並みが残るエリアを「門司港レトロ」と名付け、現在は多くの人が訪れる人気の観光スポットとなりました。

大正時代の姿に復元された「門司港駅」、国の重要文化財「旧門司三井倶楽部」、高さ103mから関門海峡や門司港レトロの街並みを見渡せる「門司港レトロ展望室」などがあります。

門司港レトロ
住所:北九州市門司区9
電話:093-332-0106(門司港レトロ倶楽部)
URL::https://www.retro-mojiko.jp/

北九州のシンボル「小倉城」


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小倉城は1569年に中国地方の毛利氏がこの地に城を築いたことに始まり、戦乱の世を経て、細川氏によって1602年から本格的な築城が始まりました。江戸時代には小倉城を中心に城下町として栄えましたが、幕末には再び戦いの拠点にもなった歴史深い場所です。1959年に再建された天守閣は、「唐造りの天守」とも呼ばれています。

小倉城
住所:北九州市小倉北区城内2-1
電話:093-561-1210
営業時間:9:00~17:00(11月~3月)、9:00~18:00(4月~10月)
URL:https://www.kokura-castle.jp/

石灰岩の絶景が広がる「平尾台」


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国指定天然記念物に指定されている「平尾台」では、白い石灰岩が無数に並ぶ独特の景色を満喫することができます。この石灰岩は、3億4千万年前の赤道近くの海の生き物の死骸によって形成されたもので、地殻の移動で現在の場所まで移動してきました。

白い石灰岩が散在する様子は、草原の羊の群れを思わせ、「羊群原」とも呼ばれています。地底には鍾乳洞も広がり、地球の神秘を肌で感じられるスポットです。

平尾台
住所:北九州市小倉南区平尾台
電話:093-453-3737(平尾台自然観察センター)
URL:https://virtual.newsv.jp/hiraodai.jp/hnoc/index.html

天満宮の総本社「太宰府天満宮」


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学問の神様「菅原道真」を祀る太宰府天満宮。全国にある天満宮の総本社であり、受験の合格祈願や厄除けをはじめ、さまざまな祈願で年間約1,000万もの人が参拝に訪れます。歴史ある境内は自然との調和も美しく、梅、桜、花菖蒲、菊、紅葉と一年を通じて四季折々の花々が楽しめるのも魅力です。

また、太宰府と言えば、名物スイーツ「梅が枝餅」も見逃せません。焼き立てはカリッと香ばしく、食べ歩きのお供にもおすすめです。

太宰府天満宮
住所:太宰府市宰府4-7-1
電話:092-922-8225
営業時間:6:30〜19:00(季節・施設により異なります)
URL:https://www.dazaifutenmangu.or.jp/

グルメもファッションも全部そろう「天神」


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九州最大の繁華街「天神」はお買い物やグルメを満喫できるエリア。通りにはいくつものファッションビルが立ち並び、全長590mに及ぶ地下街にも150店ものショップが軒を連ねます。街歩きに疲れたら、「警固公園」や「天神中央公園」でほっと一息つくのもおすすめ。週末にはさまざまなイベントやコンサートも開催されます。

天神
住所:福岡市中央区天神1
URL:https://yokanavi.com/route/29208/

自然に触れる憩いのひと時を!「大濠公園」


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福岡城跡地につくられた公園です。大きな池を囲む約2kmもの周遊道や野鳥の森、児童遊園、能楽堂、日本庭園、浮見堂、ボートハウスなどが配置され、散策にぴったり。公園内にはカフェレストラン「大濠テラス」や「スターバックス」もあるので、水辺の景観を楽しみながらゆったりと寛ぎの時間が過ごせます。

大濠公園
住所:福岡市中央区大濠公園1
電話:092-741-2004
URL:https://www.ohorikouen.jp/

桜と紅葉の名所「秋月城跡」


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福岡屈指の桜と紅葉の名所として知られる、秋月城跡。「筑前の小京都」とも呼ばれ、四季折々の自然と歴史ある雰囲気が楽しめる人気の観光地です。秋月城の大手門だった黒門の周辺には約20本のカエデがあり、特に秋の紅葉の時期は黒門とのコントラストが美しいことで知られています。

近くの「杉の馬場通り」には露店などが並び、春には500mもの桜並木のもとでお花見も楽しめます。

秋月城跡
住所:朝倉市秋月野鳥
電話:0946-24-6758(あさくら観光協会)
URL:https://amagiasakura.net/sightseeing_post/akizuki_kuromon_kouyou/

どんこ舟でゆったり下る「柳川川下り」


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詩人・北原白秋の故郷としても有名な柳川市。市内各所に広がる掘割を、どんこ舟に乗って下る「川下り」が人気です。棹1本で船頭さんが操る舟はゆったりと水面を滑るように進み、水と緑の風景に包まれて癒しの時間が過ごせます。

また、柳川の名物グルメ「うなぎのせいろ蒸し」も外せません。タレがたっぷりしみ込んだごはんの上に、ふっくらと香ばしい鰻がのり、まさに絶品の味わいです。

柳川川下り
住所:柳川市沖端町35
電話:0944-74-0891(柳川市観光協会)
営業時間:9:00頃~夕刻(各船会社により異なります)
URL:https://www.yanagawa-net.com/

SNSでも人気が高まる「桜井二見ヶ浦」

海沿いの美しい景色にカフェやインスタ映えスポットが点在し、近年、観光地として注目度が上がっている「糸島市」。「桜井二見ヶ浦」はそんな糸島市の北部に位置し、約150mの沖に並ぶ夫婦岩も見どころの一つ。

砂浜に建つ真っ白い大鳥居が神々しく、サンセットの美しさでも知られ、「日本の渚100選」と「日本の夕日100選」にも選ばれています。

桜井二見ヶ浦
住所:〒819-1304 福岡県糸島市志摩桜井
URL:https://www.city.itoshima.lg.jp/s026/s040/010/020/010/050/sakurai.html

今回は九州の最大都市「福岡」の定番観光スポットを紹介しました。「有名な観光地が少ないかも……」そんなイメージが持たれがちな福岡ですが、全国的にも知られている魅力的なスポットが盛りだくさんですよね。福岡に旅行する際はぜひチェックしてみてください。
 

PROFILE

内野 チエ

内野 チエ ライター

Webコンテンツ制作会社を経て、フリーに。20歳で第1子を出産後、母・妻・会社員・学生の4役をこなしながら大学を卒業、子どもが好きすぎて保育士と幼稚園教諭の資格を取得、など、いろいろ同時進行するのが得意。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。特技はワラビ料理と燻製作り。

Webコンテンツ制作会社を経て、フリーに。20歳で第1子を出産後、母・妻・会社員・学生の4役をこなしながら大学を卒業、子どもが好きすぎて保育士と幼稚園教諭の資格を取得、など、いろいろ同時進行するのが得意。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。特技はワラビ料理と燻製作り。

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