井原鉄道に特別車両「スタートレイン」が登場!日本3番目の星空保護区を満喫しよう

Posted by: 下村祥子

掲載日: Feb 18th, 2022

岡山県井原市美星町が、国際ダークスカイ協会により日本で3番目の星空保護区に認定されたことを受け、岡山県と広島県を結ぶ「井原鉄道」に、美しい星空の魅力を発信する特別車両「スタートレイン」が登場! 12の星座と岡山の観光素材がデザインされたフルラッピング車両で、車内には小型プラネタリウムも設置予定なんだとか。星空が大胆にあしらわれたデザインの観光バス「スペースライナー」も、鉄道駅と各天文施設を結んでくれます。岡山で、鉄道・バスと星空をテーマにした旅を体験してみませんか?

星空保護区に認定!岡山の美しい星空に注目

自然があふれる観光地は、三密を避けながら楽しむことができることもあって、コロナ禍でも人気となっていますよね。かねてから星空が美しいことで知られている「岡山県井原市美星町」も、2021年11月に日本で3カ所目となる「星空保護区」の認定を受け、これまで以上の観光スポットとして注目が高まっているのです。

魅力を内外へ発信する観光列車「スタートレイン」


そんな岡山県域の美しい星空の魅力を伝えるため、井原鉄道では2022年2月22日(火)より特別企画車両「スタートレイン」を運行開始予定としています。車両の外装には「スタートレイン」と同じように岡山県域の星空に、12星座と地域の観光素材を溶け込ませたデザインをフルラッピング。車両の内装にも同様のラッピングが施され、幻想的な雰囲気を感じられる空間になっています。


→総社方面


←神辺方面

スタートレインの車内には、小型プラネタリウムが整備される予定です。車内にいながらにして、星空に存分に浸れる時間が過ごせそうですね。


スタートレイン内装図
(車両を見上げた場合の展開図です。図面中央が天井部で図面上辺及び下辺が床部となります)

天文王国おかやまを強力にアピールする「スペースライナー」

「スタートレイン」の導入に併せて、地域の観光バス事業者・二葉観光運輸(岡山県小田郡矢掛町)と連携し、観光バス「スペースライナー」も登場します。


バスファンに人気の高いドイツ車体メーカー・ネオプラン製の「スペースライナー」は、天文王国おかやまを象徴する岡山県域の星空を大胆にあしらったデザインでフルラッピング。この観光バスが、鉄道駅と美星天文台や国立天文台などの天文施設とのアクセスを確保してくれます。遠方から訪れた天文ファンも、星空をテーマにした旅が鉄道とバスとともに満喫できますね。

スタートレイン&スペースライナーの導入スケジュール

2022年2月上旬   鉄道車両・バス車両ラッピングの施工工事
2022年2月22日(火) 運行開始予定

※なお、岡山・広島両県にまん延防止等重点措置が適用されたことから、一般の公開については、今後の情勢を見極めながら検討されます。

 

【車両デザイン】
●デザイン監修 現代美術家 太田三郎氏
既成の郵便切手やオリジナルの切手を用いた作品で知られ、東京国立近代美術館や大原美術館など国内外の美術館に作品が所蔵されています。2020年には井原鉄道アート列車をプロデュース。岡山県津山市在住。

●アートディレクター 田代卓氏
グラフィックデザイナー、イラストレーターとして幅広く活動し、企業やイベントのマスコットキャラクター、幼児向け絵本を数多く手がけています。桑沢デザイン研究所非常勤講師、九州産業大学芸術学部教授歴任。

●イラストレーター Yuzuko氏
書籍や広告、Web媒体での仕事のほか『暮らし便利ノートの作りかた』『赤青えんぴつイラストBOOK』(KADOKAWA)、『きもちがつたわる てがみ教室』(六耀社)など著書が多数あります。

 

井原鉄道 公式サイト:https://www.ibara-railway.co.jp/

 
[PR TIMES]

PROFILE

下村祥子

SACHIKO SHIMOMURA ライター

旅行ガイドブックの編集者を経て、洋楽&邦楽のライブレポやインタビューを中心に手がけるフリーライターに。再び旅情報のメディアに戻ってきました。趣味は、都道府県のアンテナショップ巡り。川崎生まれ川崎育ちのフロンターレサポ。

旅行ガイドブックの編集者を経て、洋楽&邦楽のライブレポやインタビューを中心に手がけるフリーライターに。再び旅情報のメディアに戻ってきました。趣味は、都道府県のアンテナショップ巡り。川崎生まれ川崎育ちのフロンターレサポ。

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