新潟県上越市高田の「ワーケーションハウス開業プロジェクト」
名古屋市でスパイスを使った料理教室を主宰するエットハミ ナホさんが立ち上げた、ワーケーションハウス開業プロジェクト。新潟県上越市高田で、「仕事をしながら旅をするような体験をして、新潟の魅力を感じてほしい」という思いのもと、短期滞在型のワーケーションハウス「ガネーシャ高田」の開業プロジェクトが立ち上がりました。
自然豊かな新潟の魅力
本州の日本海側に位置し、海や山の自然に恵まれた環境にある新潟県。おいしいお米や日本海から水揚げされる魚介類などの食材、新潟市や長岡市で有名な発酵文化のほか、燕三条の金属加工技術は世界的に有名ですよね。
日本三大夜桜のひとつに数えられる「高田城址公園」などの観光名所も充実しているので、短期滞在をして暮らすように旅すれば多くの魅力に触れ合えそうです。
上越市高田を選んだ理由は?
冬が雪深くなる上越市高田には、家屋の一部やひさしを延長した「雁木」があります。雪が多く降り積もった際に通路を確保するために設置されている豪雪地帯ならでは建築様式で、高田にある雁木の総延長は16kmと日本一の規模なのだといいます。
高田にはそんな雁木通りをはじめ、歴史的な建物や町屋も残っているのですが、人口減少のために空き家が増加しているのだとか。大工さんの職人技によって建てられた建物が軒を連ねる高田ならではの風情に触れ、これを残したいという思いから、「空き家を再生してワーケーションハウスにしよう」という考えに至ったのだそうですよ。
市街地にオープン「ワーケーションハウス ガネーシャ高田」
「ワーケーションハウス ガネーシャ高田」の予定地は、上越市高田にある仲町。飲食店が多数集まるエリアですが、端のほうなので比較的静かなのだそう。徒歩数分の場所には、雁木ストリートや観光名所の高田城址公園もありますよ。
滞在中は新潟ならではの食を楽しめるよう、燕市や三条市のメーカーの包丁や調理器具を装備。世界的に有名な技術を誇る、燕三条産の調理器具を使ってみるチャンスにもなるんですね。地元の新鮮な食材を調理しながら、より新潟の魅力に触れられる機会となりそうです。
ワークショップなども開催予定
昔ながらの民家を改築し、ワーケーションハウスに生まれ変わる「ガネーシャ高田」。滞在をより楽しめるよう、石鹸づくりや書道アートなどのワークショップも開催される予定です。1棟貸しスタイルなので仲間や家族と気兼ねなく過ごせるというのも、ワーケーション滞在の大切なポイントですね。
2022年6⽉7⽇(火)まで⽀援募集︕
新潟県上越市高田のワーケーションハウス「ガネーシャ高田」開業プロジェクトの応援募集期限は、2022年6⽉7⽇(火)です。新潟ならでは魅力に触れながら、ワーケーションを楽しんでみたいという人は、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」でチェックしてみてください。
・⽀援⾦額︓税込3,000円〜175,000円
・リターン:オリジナルTシャツや料理教室の参加券、一棟貸し滞在プラン、長期滞在プランなど、金額によってさまざまなリターンが用意されています
詳細はこちらから︓https://camp-fire.jp/projects/view/575630
クラウドファンディングとは︖
「群衆(クラウド)」と「資⾦調達(ファンディング)」、2つの⾔葉を組み合わた「クラウドファンディング」という新しい仕組み。発案者がウェブサイト上でプロジェクトを発信し、それを応援したいと思ったら⽀援者となって応援購入できます。
新しい事業を始めようとしたり、個⼈的に考えたプロジェクトを実現させるために、⾦融機関からの融資や投資家からの出資に頼っていた時代から、スピーディに資⾦調達できる⼿段へと進化した現代の新しいツール。⽀援者にとっては、今まで知らなかったような新しい製品に出合えるきっかけにもなりますよね。
取材協⼒︓CAMPFIRE
(掲載写真の一部は、公益社団法人新潟県観光協会より)