【世界グルメクイズ16】名物の写真から推察!ここはどこの国でしょう?

Posted by: Nao

掲載日: Jun 30th, 2022

まだまだ海外に行きづらい今。こんなときは世界各地の写真を見て異国情緒を味わうのも一興かもしれません。そこで、前回好評を博した「世界グルメクイズ」を再び出題。今回はグルメ写真に加え、食にまつわるトリビアもピックアップ。自身の旅経験や地理の授業を思い出しながら、どこの国なのか想像してみてください。


 

第1問


まずは初級編から。この国は「デーツ」の生産量が世界一。なお、2位にはサウジアラビア、3位にはイランがランクインしています。(2019年統計)


こちらはこの国の代表的な国民食。現地の言葉で“混ぜ合わす”という意味を持つ料理で、お米やパスタ、ヒヨコ豆、レンズ豆をミックスし、さらに揚げた玉ねぎやトマトソースをかけて食します。さて、どこの国かわかりますか?


ebonyeg / Shutterstock.com]

正解は「エジプト」でした。「デーツ(なつめやし)」は雨が少ない地域でも育つため、古くから北アフリカや中東で栽培が行われてきました。乾燥させることで長期保存が可能となり、砂漠で遊牧生活を送るベドウィンの貴重な食糧源であることでも知られています。

「コシャリ(Kushari)」は、レストランから屋台までさまざまなお店で親しまれているソウルフード。シャッタと呼ばれる辛いソース、カルと言うお酢をトッピングしていただくのがご当地流です。

第2問


この国は「ヘーゼルナッツ」の生産量が世界一。なお、2位にはイタリア、3位にはアゼルバイジャンがランクイン。この3カ国を合わせると、世界生産量の約8割を占めています。(2019年統計)


こちらはこの国の伝統的なコーヒーの淹れ方の一つ。細かく挽いたコーヒー豆と砂糖を小鍋で煮立て、上澄みを飲むのが特徴です。2013年にはユネスコの無形文化遺産に「◯◯◯コーヒー文化と伝統」として登録されました。さて、どこの国かわかりますか?


正解は「トルコ」でした。ヘーゼルナッツの栽培はおよそ2300年前に黒海沿岸ではじまり、古代ギリシャを経てヨーロッパへと伝わりました。現在では全世界の生産量の約7割を占め、日本に輸入されるヘーゼルナッツの約9割がトルコ産と言われます。

「トルココーヒー」は現地の言葉で「Türk Kahvesi(トゥルク・カフヴェスィ)」と呼ばれ、トルコをはじめ中東や北アフリカでも親しまれています。カルダモンで風味をつけるのが定番スタイル。

第3問


D Busquets / Shutterstock.com

最後の問題です。この国は1人あたりの年間牛肉消費量が世界一。なお、2位にはアルゼンチン、3位にはパラグアイがランクイン。(2015年統計)


こちらはパンに牛ステーキやチーズ、ハム、レタス、トマト、目玉焼きなどを挟んだサンドイッチ。国民食の代表格で全国に専門店があるほど。ちなみにオリーブの実を具に入れるのがお決まり。さて、どこの国かわかりますか?


正解は「ウルグアイ」でした。1人あたりの牛肉年間消費量は46.4kg。200gのステーキ肉に換算すると、1年で232枚も食していることに!

「チビート(Chivito)」は隣国アルゼンチンでも人気ですが、発祥はウルグアイ。チビートにはパンを使わず、牛ステーキや野菜だけをお皿に盛り合わせたタイプも用意。地域やお店によってバリエーションも異なるので、旅した時は食べ比べを楽しみたいですね。

以上、ご当地グルメの写真から推察する世界都市クイズでした。気になる国があったら、ぜひ旅先リストに加えてみてはいかがでしょうか?

 

PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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