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ディープな大阪観光がここにある!新世界もUSJも近い「OMO7大阪 by 星野リゾート」宿泊レポ

Posted by: Chika
掲載日: Jul 2nd, 2022. 更新日: Jul 30th, 2023

2022年4月にオープンした、星野リゾートの大阪初進出施設として大注目の「OMO7大阪(おもせぶん) by 星野リゾート」。定番スポット「新世界エリア」からすぐの場所に位置し、OMOならではのサービス「OMOレンジャー」によるご近所ガイドも健在。つまり、大阪のディープで面白い一面を肌で感じるには最適! といえるホテルなのです。「普通の旅には飽きちゃった」という人も大満足間違いなしの同ホテル、その魅力を深掘りしていきます。USJへのアクセスもよいので、大阪観光を検討中の人もぜひ!

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PIKAPIKA ファイアワークス

 


USJや新世界も近い!大阪旅行がはかどる立地の新ホテル「OMO7大阪 by 星野リゾート」

OMO7大阪
2022年4月にJR・南海電鉄「新今宮」駅近く、「なにわラグジュアリー」をテーマにオープンした「OMO7大阪」。通天閣でも知られている「新世界エリア」もすぐ近くなので、ご当地グルメの串カツも本場の味を楽しんだり、ビリケンさんに会いに行ったりするのもお手のもの! 

USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の最寄り駅「ユニバーサルシティ駅」にはJRで最短約20分というのもうれしいところですよね。

開放感が最高すぎる!ガーデンエリア「みやぐりん」

OMO7大阪の魅力の一つは、なんと言ってもホテルの前に広がる、約7,600平米のガーデンエリア「みやぐりん」。ホテル2階にあるカフェ「OMO カフェ&バル」でドリンクやスイーツを買って芝生に腰を下ろせば、都会の真ん中にいることを忘れそうな開放感を楽しむことができます。宿泊客はもちろん、カフェだけの利用も可能なので、ショッピングや観光の休憩タイムに訪れるのもありかもしれません。

みやぐりんからはJRのホームが見え、行き交う電車を眺められます。みやぐりんには、テーブル席も多数設けられています。席で優雅なひと時を過ごすのも、芝生で開放的に過ごすのも、そのときのあなたしだい!

OMO カフェ&バル
朝食:7:00~10:00
カフェ&バル:10:00~22:00

OMO7大阪 スイーツ
筆者がOMO カフェ&バルで選んだのはこちら。たこ焼きのように見えるチーズケーキ「たこチー」も大阪らしくておすすめ! ミックスジュースのソフトクリームも美味でした。

突然映し出される花火にビールと提灯で乾杯!

PIKAPIKA NIGHT
さらに、みやぐりんは、夜になると夜祭のような雰囲気に一変! 宿泊客限定のナイトイベント「PIKAPIKA NIGHT(ぴかぴかないと)」が開催され、OMO7大阪の壁面に花火大会のような迫力の映像(PIKAPIKA ファイアワークス)が映し出されるのです。無料で借りられるカラフルな提灯を片手に、振る舞われるクラフトビールやたこ焼きに舌鼓。ちょっと特別な夜を過ごすことができました!

PIKAPIKA NIGHT
期間:2022年4月22日~8月31日
時間:20:00~22:00 ※PIKAPIKA ファイアワークスは21:00~21:10、21:50~22:00(予定)
場所:ガーデンエリア「みやぐりん」
料金:無料(宿泊者限定)

きつねうどんにねぎ焼きも!大阪を感じられる朝食ビュッフェ

OMO7大阪 きつねうどん
OMO7大阪 ねぎ焼き
次に筆者が感動したのは、ホテルの「OMO ダイニング」で提供される朝食です。ビュッフェスタイルでさまざまな料理が並べられるなか、ライブキッチンではきつねうどんとねぎ焼きも! きつねうどんにのせてもらったたっぷりの鰹節もうれしいですよね。

OMOダイニング朝食
色も美しい「パインりんご」や「がりレモン」などのフレーバードリンクも種類が豊富で、どれを飲もうか迷います。

OMO7大阪 朝食
小さめのパンが用意されているので、少しずついろいろ味を楽しみたい人にもぴったり。ホイップクリームとカスタードクリームを挟んで、自分で作るブリオッシュや、ヴィエノワ・ショコラ、クロワッサンなどなど、種類も豊富ですよ。

OMOダイニング朝食
朝食にはずせないサラダ。スティック野菜もこんなにおしゃれにあしらわれています!

なにわの台所「木津市場」コーナーも設けられていて、お惣菜や漬物がずらり。和食にこだわる人も大満足間違いなしです。

OMO ダイニング朝食
時間:7:00~10:00
料金:大人・小学生2,500円(税込)/4~6歳(未就学児)600円(税込)/0~3歳無料

お酒とのペアリングが秀逸!大阪グルメをアレンジしたディナーコース

レストラン「OMO ダイニング」では、2種類のディナーコース「Naniwa Neo Classic(なにわネオクラシック)」と「Naniwa KUSHI Cuisine(なにわ串キュイジーヌ)」が楽しめます。

フランス料理をベースに大阪の食文化をアレンジして創られた料理の数々は、味はもちろん視覚も楽しませてくれるものばかり。2種類のディナーコース料理を一部紹介していきます!

Naniwa KUSHI Cuisine(なにわ串キュイジーヌ)

OMO7大阪 Naniwa KUSHI Cuisine(なにわ串キュイジーヌ)
大阪グルメの串カツを、おしゃれにアレンジ。ビジュアルが美しくてしばし見とれますが、揚げたてをしっかり楽しみたいもの。レンコンやカニ、エビ、タコ、サーモンを使った5種類の串カツは、細部へのこだわりが感じられる繊細な味わいです。

OMO7大阪 Naniwa KUSHI Cuisine(なにわ串キュイジーヌ)
こちらは、みやぐりんに蝶が舞い降りた様子をイメージしたサラダ。添えられたアスパラガスとベーコンの串を入れて混ぜると、野菜の下に敷かれたドレッシングと合わさってシーザーサラダに変化する一皿です。

Naniwa Neo Classic(なにわネオクラシック)

Naniwa Neo Classic(なにわネオクラシック)箱寿司
「Naniwa Neo Classic」の初めに登場するのは「箱寿司」。大阪の郷土料理の押し寿司を美しくアレンジした逸品です。酢飯の代わりにアボカドやクスクス、ジャガイモなどが層になっています。

Naniwa Neo Classic(なにわネオクラシック)半助
大阪では、鰻の頭のことを「半助」といいます。食材を無駄なく使うという大阪の食文化にならい、半助を煮凝りに。フランス料理からも着想を得て、甘みのあるマデラ酒ソースとコンソメで仕上げられています。

この2種類のディナーコースがさらに引き立つのは、お酒とのペアリング(1名8,000円)。料理に合わせて提供されるお酒が、それはもう素晴らしいのです! お酒が好きな人はぜひ一緒に楽しんでみてくださいね。

OMO ダイニング夕食
コース:Naniwa Neo Classic(なにわネオクラシック)/Naniwa KUSHI Cuisine(なにわ串キュイジーヌ)
料金:各コースとも1名13,000円(税・サービス料込)
公式サイトより要予約

お風呂「湯屋」で旅の疲れを癒す

OMO7大阪 湯屋
(C)OMO7大阪 by 星野リゾート

旅の疲れを癒すには、やっぱり広いお風呂にゆっくりと浸かりたいものですよね。みやぐりんに併設されている「湯屋」は、設置されている天窓から外の空気が感じられ、時間帯によっては光が差し込み、さまざまな印象を楽しむことができます。

フェイスタオルとバスタオルが脱衣所に用意されているので、客室から持って行く必要はありません。さらに、OSAJIのクレンジング、化粧水、保湿ゲル、ヘアブラシ、カミソリ、綿棒、コットン、髪ゴム、ドライヤーなどのアメニティがそろえられているのもポイントです。

551のアイスキャンデー
湯屋は混みあう時間帯もあるので、あらかじめ混雑状況を確認しておくのがおすすめ。湯上がりには、551蓬莱のアイスキャンデーをぜひ。用意されているフレーバーは日によって変わります。

湯屋
時間:6:00~10:00/15:00~24:00

旅の計画にも役立つ「OSAKAボード」付きの客室がおすすめ

OMO7大阪 いどばたスイート
OMO7大阪の客室は、全部で8タイプ。こちらは最大6名が宿泊できる「いどばたスイート」です。いどばたスイート全室の壁には、大阪の観光スポットが描かれた「OSAKAボード」が設置されているのも特徴のひとつ。旅のプランを練りつつおしゃべりするのも楽しそうですよね。また、部屋の四隅に配されたベッドスペースはそれぞれに仕切りがあるので、プライベートを確保しながら寝心地の良い布団で休めるのもうれしいところ!

最大3名が泊まれる「コーナーツインルーム」は、角部屋で2面に窓があるので、大阪のパノラマビューが楽しめます。通天閣やあべのハルカスが見える部屋も。旅のスタイルに合わせた部屋を選べます。

設備・冷蔵庫・アメニティ一覧

OMO7大阪 ケトルとコップ
部屋には、コップや電気ケトル、紅茶と緑茶のティーバッグが一人1個ずつ用意されています。コーヒー(3個入り・540円)が飲みたい人は、2階のショップで購入できますよ!

ウォーターサーバー
冷蔵庫は冷凍庫はついていないタイプ。空のウォータージャグが用意されているので、各フロアのベンダールームにあるウォーターサーバーで給水すればOKです。このベンダールームには、ソフトドリンクが購入できる自動販売機と電子レンジも。

お酒は2階のカフェで販売されています。

OMO7大阪 OMOベース
館内で着用する浴衣や歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリ、綿棒、コットンは2階のレセプションから必要なものを選んで自室へ持ち込むシステム。

OSAJIスキンケアセット
2階にあるショップでは、OSAJIアメニティキット(クレンジングリキッド・フェイシャルウォッシュ・フェイシャルトナー・フェイシャルジェル)も360円で購入可能です。

OMO7大阪 ドライヤー
客室には、バスタオル、フェイスタオル、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、フェイス&ハンドソープ、ドライヤー、加湿空気清浄機、セキュリティボックス、ハンガーなども備えられています。

OMO7大阪 ランドリー
OMO7大阪 マルチ自動販売機
また、3階には洗剤レス洗濯機(300円)と乾燥機(100円/20分)がそろったランドリールームも完備。OSAJIアメニティキットやルームスリッパ、コーヒー、ちょろけんグミ、お菓子、カップラーメンなどが購入できるマルチ自動販売機も備えられています(取り扱い商品は変更になる場合あり)。いずれもキャッシュレス決済なので便利に利用できそうですよね。

開放感にあふれた「OMO ベース」は大阪らしさも満載

OMO7大阪 OMOベース
2階のパブリックスペース「OMOベース」は、全長約85mととっても開放的な空間。

OMO7大阪
ピックでたこ焼きを刺している様子が描かれている壁面もアイコニック!

OMO7大阪 ご近所マップ
進んで行くとまず目に飛び込んでくるのは、大阪の観光スポットやホテル近隣の店舗が紹介された「ドでかOSAKAボード」。この下半分にあるのが「ご近所マップ」です。ご近所ガイド「OMOレンジャー」おすすめのお店もリストアップされているので要チェックです。

OMO ベース
他にもライブラリーラウンジやショップ、奥へ進むと「OMO カフェ&バル」や、「OMO ダイニング」があります。ゆったり座れるソファ席や、ノマドもできそうなコンセント付きのテーブルも。大きな窓からはみやぐりんが望めて、居心地の良さも抜群です。

OMO7大阪 招き猫
客室へと向かうエレベーターホールでは、可愛い招き猫たちがお出迎えしてくれます。左手招きは人招き、右手招きはお金招きと言われますが、両手招きの猫さんがいましたよ。また、2階には合計4個の隠れ通天閣も。遊び心がちりばめられているのも大阪らしさを感じるところですよね。

2階エントランスホールには荷物が預けられるロッカーも。チェックイン前やチェックアウト後に荷物を預けて観光できます。

ディープな大阪を楽しむツアー「ほないこか、ツウな新世界さんぽ」

OMO7大阪 ご近所アクティビティ
大阪の街をとことん楽しむなら、ご近所アクティビティにぜひ参加を! OMO7大阪には3種類のご近所アクティビティが用意されていて、筆者らは1日目に「ほないこか、ツウな新世界さんぽ」に参加しました。16時~17時の無料ツアー(前日22時までに要予約)で、ディープな新世界の魅力に触れることができます。

このツアーで案内されるお店の一つ、ヒョウ柄の衣料品などを扱う「なにわ小町」は、品ぞろえも店主のキャラクターも濃くて必見。商人の街・大阪の人情味あふれる人たちとの出会いもこのツアーの醍醐味です(日によって訪れる店舗は異なります)。

OMOレンジャー
他にもOMOレンジャーおすすめのお店を教えてもらえるので、ツアー終了後にゆっくり訪れてみるのもいいですよ。筆者らも翌日、ツアーで教えてもらったレトロ喫茶に足を運びました。

 


 

早朝の市場見学「ええだし出てますわツアー」

OMO7大阪からは、なにわの台所「大阪木津卸売市場」へも歩いて行けます。2日目の早朝に参加したアクティビティは、活気に満ちた市場を訪れることができる「ええだし出てますわツアー」。関西のだし文化を学ぶツアーは、7時30分~9時までの1時間半のコースです(前日22時までに要予約)。

OMOレンジャーおすすめの串カツ店を教えてもらえる「めっちゃ串カツどっぷりツアー」(17時~19時、1名1,000円(飲食代別)、前日22時までに要予約)もあります。ガイドブックにも載っていない地元のお店を教えてもらえるって魅力的ですよね。

知られざる大阪文化に触れる「なにわってなんやねん講座」

もう一つ参加したいのが、毎日20時30分から無料で開催されている「なにわってなんやねん講座」。ご近所さんがスピーカーとなって、大阪の街の歴史や文化を教えてもらえるのです。大阪の不思議や疑問を楽しく学べる講座って、ありそうでないですよね。大阪について詳しく知ってほしい、大阪を好きになってほしい。そんなご近所さんの想いがひしひしと伝わってきました。

OMO7大阪
ホテルでもゆっくりくつろぎたいし、観光もしたい、ご当地グルメもいろいろ楽しみたい! そんな希望を全部叶えてくれるOMO7大阪。通天閣や新世界にも散歩がてら訪れてみたり、OMOレンジャーと本当の大阪文化に触れてみたりと、ここならではのディープな体験を満喫することができました。USJなどにもアクセスしやすいので、次の大阪旅行の候補に入れてみてはいかがでしょうか?

OMO7大阪(おもせぶん) by 星野リゾート
住所:大阪府大阪市浪速区恵美須西3丁目16番30号
電話番号:0570-073-099(OMO 予約センター)
宿泊料金:ツインルーム1泊61,000円~/いどばたスイート1泊109,200円~(いずれも1室あたり・税込・夕朝食付)
アクセス:JR「新今宮駅」東出口より左手目の前/南海電鉄「新今宮駅」北出口より右手目の前/大阪メトロ「動物園前駅」6番出口より左手高架下を抜けて、左手目の前
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7osaka/
※記載内容は、状況によって内容が変更になる場合があります。

[Photos by Aya Yamaguchi]

Chika

Chika
都内在住、京都をこよなく愛する、コテコテの大阪人。飛行機好きが高じて航空会社のグランドスタッフとして勤務していた経験も。海があるところに行くと癒される。


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