
「長崎離島」のおいしいものが大集結!

長崎県・五島列島 (C) Shutterstock.com
2022年に創業95周年を迎えた「成城石井」では、日本の四季の旬の魅力を届ける「四季プロジェクト」が展開されています。自粛生活が長く続き、季節を感じられる「食」との出会いが失われたコロナ禍の今こそ、食を通じて「楽しみ」や「新たな発見」を提供したいと、創業95周年の感謝を伝える最適なテーマとして「四季」に注目したのだとか!
そんな「四季プロジェト」の第1弾として登場したのが「瀬戸内レモン」。青果としてはもちろん、自家製スイーツなどが店頭に並び、現在も「成城石井 瀬戸内レモンのレモンカード」や「成城石井 素材を味わう瀬戸内レモンのドーナツ」といった新商品が続々と登場しています。
第2弾の舞台は、食の宝庫「長崎離島」。旬のあじを使用した練り物や、上質なあごだし、水産物を加工したレトルト食品や郷土菓子など、青く澄んだ美しい海と大自然が育んだ「五島列島」「壱岐」「対馬」のおいしいものがたくさん紹介されました。今回は、その中で気になった商品「かんころ餅」を実際に味わってみました!
出会ってしまった! 五島列島の郷土菓子「かんころ餅」

こちらが、筆者が運命的な出会いに感じた「かんころ餅」。五島列島の代表的な郷土菓子で、成城石井のバイヤーさんも注目のスイーツなのだとか。

見た目は、まるでこんにゃくのようですが、「かんころ」の正体が気になります。

半分に切ってみても、その正体はわからないままですが、一口食べてみれば、はっきりとわかる馴染みのある味……。ほっこり甘~いさつま芋の味!
「かんころ」とは、さつま芋を天日で干した「干し芋」のことを指すそうで、この真鳥餅店のかんころ餅は、九州産のもち米と五島産のさつまいも「高系14号」を使用したこだわり仕様。なるほど、この餅の色は、さつま芋の色だったんですね!

5mm~1cm程度にスライスして、そのまま食べるか、オーブントースターで軽く焼くのもおすすめとのこと。そのまま食べると、シンプルな芋の味わいが楽しめますが、焼いてみると、さらに甘みが深まるのと同時に、餅のねっとり感が加わり、かなり濃厚な味わいに変化します。
焼いたあとにバターとはちみつをかけると、より贅沢な味わいに。濃厚な芋の甘みの中に、バターのコクと、はちみつの香りと甘さが絡まり、ちょっぴり背徳感があるようなリッチな風味が楽しめます。
見た目は素朴そのものですが、伝統菓子のおいしさに、ただただ感動するばかり。その土地で長く愛される理由、そして、成城石井のバイヤーさんが注目することに、思わず納得するのでした。
かんころ餅
価格:1本(190g)/540円(税込)
今回、存在すら知らなかったかんころ餅のおいしさを知ることができました。この出会いは、まさに旅先での喜びにも似ています。成城石井で長崎離島の季節の食を見つけたら、手に取ってみてくださいね。
また、四季プロジェクトは今年も続くそうで、次回は秋の予定。どんなおいしいものが登場するか期待したいですね!
[Photos by koume]

小梅
芸能事務所で約15年若手芸人のマネージメントに携わり、どっぷりお笑いの世界に染まる。退職後ライターに転身。ある日ふいに見た1本の韓国映画に心奪われ、そこから韓国映画・ドラマのチェック追われる毎日を過ごす。コンビニの新商品や地方のおみやげが大好き。
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