台北MRT雙連駅近くでもち米ソーセージを「巷仔內大腸煎」
台北MRT雙連駅から中山駅の間に広がる「赤峰街」。この一帯は一見すると普通の住宅街のようですが、おしゃれなカフェやショップが多数ある、散策が楽しいエリアです。
もち米ソーセージが人気の「巷仔內大腸煎(シャンズネイダーチャンジエン)」は、この赤峰街のすぐ近くにあります。筆者は平日の12時20分頃に到着したのですが、テイクアウトのために10人ほどが並んでいました。人気の高さがうかがい知れます。テイクアウトの場合はお店の外に続いている列に並び、イートインの場合は直接入店して注文します。
スープや乾麺、ビーフンも人気
主なメニューは、もち米ソーセージや椎茸と肉つみれのとろみスープ、乾麺やビーフンです。もち米ソーセージはノーマルとピーナッツ入りの2種類で、量は40元分、60元分、100元分から選ぶことができます。60元以上の場合は、2種類の味をミックスにすることが可能。
今回は、大腸圈一份混合(もち米ソーセージ・ミックス)60元と、香菇肉羹(椎茸と肉つみれのとろみスープ)の小サイズ50元をテイクアウトしてみました。合計価格は110元(約495円)です。
もち米がびっしり!食べ応え抜群のもち米ソーセージ
では、もち米ソーセージからいただいてみます。ひとくちサイズにカットされていて食べやすいです。
ソーセージには、もち米がびっしり詰まっていて食べ応えがあります。甘辛いタレの味とともに、パクチーの独特な味わいと唐辛子の辛さが後からしっかりと広がりました。
ピーナッツ味の方は、茹でピーナツの柔らかい食感も加わります。もちもち食感をしっかりと感じるこのソーセージ、小さいようで結構お腹にたまります。
肉つみれたっぷりのとろみスープも一緒に
続いては「香菇肉羹(椎茸と肉つみれのとろみスープ)」を。とろみのあるスープはニンニクがすごく効いていて、ニンニクが口の中いっぱいに広がりました。これは力が出そう!
たくさん入った豚肉のつみれは、旨味たっぷりで食べ応えがあります。椎茸のやわらかい食感や細切りタケノコのシャキシャキ食感もアクセントに。そしてこのスープもパクチーがピリッと効いています。
ちなみに、パクチーや唐辛子は無しにすることもできるので、その場合はお店の方に伝えてくださいね。
同店の最寄り駅である台北MRT雙連駅のすぐ近くには、マンゴーミルクかき氷の人気店「冰讚(ビンザン)」もあります。赤峰街を散策しつつ簡単なランチを楽しみ、マンゴーミルクかき氷を食後のスイーツでいただくという観光コースもおすすめですよ。
住所:台北市大同區南京西路25巷20號
[All photos by Yui Imai]
Do not use images without permission.