
ハウステンボスへの行き方は?

ハウステンボスへは、福岡空港からなら地下鉄、特急「ハウステンボス」を乗り継いで約1時間50分。長崎空港からなら、高速船で約50分、バスでも約50分です。長崎県佐世保市の大村湾沿いにあって、長崎空港は佐世保市と長崎市の間に位置しています。長崎市街からだとJRで1時間30分ほどかかります。
ハウステンボスに着いたらまずは「入国(ウェルカムゲート)」へ。ここがハウステンボスのメインゲートです。
「入国(ウェルカムゲート)」から「フラワーロード」まで

ハウステンボスの直営ホテルに宿泊する場合には、「場内ホテル手荷物預かり所」に手荷物を預けておけばホテルまで届けてくれます。着いてそのまますぐにパーク散策に出かけることができて便利ですね。

入国して左手に運河を渡ると絶景ショットが期待できる「フラワーロード」です。まずはここを歩きましょう。

春ならチューリップ、夏ならひまわりといった季節の花が咲き誇り、三つの風車が回っていてまさにオランダの風景です。

当たり前ですが、パーク内は一般車は入ってこないので、どこものんびり歩けます。石畳を足の下に感じながら歩けば、だんだんとこの異国感に溶け込んでいく自分を感じるでしょう。運河沿いに進んだ先には、アトラクションタウンが広がります。
「アトラクションタウン」から「光のファンタジアシティ」へ
運河に架かる橋を渡ると、そこは「アトラクションタウン」。アミューズメントとアクティビティの施設が並びます。

見上げると、この時期はひまわりをプリントしたたくさんの傘がぶら下がっていました。非日常感がたまりません。

さらに奥へ進んでまたまた運河の橋を渡れば、「光のファンタジアシティ」。ここでは最先端技術を駆使した幻想体験を楽しめます。
建物に囲まれた広場から小道に入っていくと、壁がポップにペイントされていました。鮮やかな色合いが気分をうきうきとさせてくれます。
オランダの宮殿を忠実に再現「パレス ハウステンボス」

次は光のファンタジアシティ前のバス停からパークバスに乗って、入国ゲートから一番奥に位置する「パレス ハウステンボス」へ向かいます。歩いても行けますが、なにしろ広いのでバスが便利。
このお城はオランダの宮殿を忠実に再現したもので、館内では様々な美術展が開催されています。

見るからに荘厳なお城です。そのスケールに驚かされます。

お城の裏側にはヨーロッパの庭園が。噴水も品よくきっちりと整備された様式美です。

ハウステンボス美術館ではこの夏、「バンクシー&ストリートアーティスト展」が開催されています。(2022年7月9日~9月5日)

部屋中が黄金に包まれた「黄金の館」は新・パワースポット。金の力に包まれて、なんだかいいことありそうな、ちょっと儲かりそうな気分になってきます。ここでは実際に6000万円相当の金塊を手に持つことができます。
シンボルタワーからスタッドハウスとイルミネーション

パーク内にひときわ高くそびえるのがシンボルタワーの「ドムトールン」。パーク内の道しるべにもなっていますが、地上80メートルの展望室からはハウステンボスの全景から大村湾まで一望できます。

すぐ下には今回宿泊した「ホテル ヨーロッパ」も。

夕方になって、オランダのゴーダ市の市庁舎と同じものを建てたという「スタッドハウス」もライトアップが始まりました。ここはウエディングでも使われるそうです。

緑あふれる庭園「アートガーデン」。夜は幻想的なイルミネーションが輝きます。夜でも乗れる白い観覧車があるので、パークの夜景を一望するのによさそうです。

パーク内のあちこちにイルミネーションが輝き始めました。光のファンタジアシティの広場は「ファンタジアオブライツ」の光とサウンドにあふれていました。

一方「ハーバータウン」の「ベイサイドパーティープレイス」では、ランタンの光に包まれた屋外のテーブル席から、ステージのショーを楽しむ人たちで盛り上がっていました。
というわけで、街並みを歩くだけでもあっという間に時が過ぎるハウステンボス。次回以降の記事では、さらなる見どころを紹介していきます。
[All photos by Atsushi Ishiguro]

Atsushi Ishiguro ライター&フォトグラファー
旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。
実録ハウステンボスの見どころって?【3】まるで海外!「ホテルヨーロッパ」
Aug 7th, 2022 | 石黒アツシ
ハウステンボス内にある5つのオフィシャルホテルの中でも、「ホテルヨーロッパ」は格式高いヨーロピアンクラシカルな世界観を満喫できるハウステンボス最上位のホテル。本格的なフレンチレストラン、日本料理店、長崎素材の鉄板焼き店といった本格的レストランもあって、食通にはうれしい限り。バー&ラウンジも充実していて、朝食からティータイム、夜のバータイムまでゆっくりと楽しめます。今回は、朝食とアフタヌーンティー、そして夜のバーまでご紹介したいと思います。
実録ハウステンボスの見どころって?【2】まるで海外!ハウステンボス最上位
Aug 6th, 2022 | 石黒アツシ
長崎のハウステンボス内には5つのオフィシャルホテルがあって、それぞれに特徴があります。今回ご紹介するのは、格式高いヨーロピアンクラシカルな世界観が印象的な「ホテルヨーロッパ」。花・音楽・食事の感動体験あふれるハウステンボス最上位ホテルです。例えば東京からハウステンボスに向かうと、1日目の午前中は移動で終わってしまいます。ゆっくり楽しむなら、1泊するのがいいかもしれませんね。
実録ハウステンボスの見どころって?【1】まるで海外!ヨーロッパの街並みと
Aug 5th, 2022 | 石黒アツシ
ハウステンボスは長崎県にあるテーマパーク。「花と光の感動リゾート」というキャッチフレーズの、日本一広いテーマパークです。なんでも東京ドーム約33個分と同じ広さなのだとか。ヨーロッパの街並みを再現し、花畑には風車が回り、海へとつながる運河はまるでアムステルダムのようです。というところまでは実際にハウステンボスを訪れたことがない方でもご存知だと思いますが、実際どんな「街」なんでしょうか。そして見どころは? 本記事では、ハウステンボスのフォトジェニックな見どころをまとめてご紹介。季節の花咲き誇る花園から、写真に映えるカラフルな街並みとお城、そして壮大なイルミネーションまで!
【ハウステンボス2022夏】おすすめ涼スポットはここだ!新アトラクション
Jul 29th, 2022 | 山口彩
長崎を代表する観光スポット「ハウステンボス」。風車と四季の花々の絶景やヨーロッパの街並み、365日楽しめる日本最大級のイルミネーション「光の王国」などの見どころがありますが、猛暑の夏は、暑さ対策も大事ですよね。今回はハウステンボス現地から、効率よく涼をとれるおすすめアトラクションやカフェを紹介します!
【知っておくべき長崎土産】松翁軒<しょうおうけん>のカステラとチョコラー
Jul 25th, 2022 | mimoru
長崎と聞いて何を思い浮かべますか? ハウステンボス、枇杷、佐世保バーガー……さまざまな名所や名品がある中で、長崎カステラを思い浮かべた人もいたことでしょう。今回は長崎カステラの中でも江戸時代から続く老舗カステラ専門店「松翁軒(しょうおうけん)」をピックアップ! 長崎空港でも買える、名物人気の「カステラ」と「チョコラーテ」を実食ルポ。どちらがおすすめ?
【長崎お土産おすすめ】びわが丸ごと!みずみずしい「長崎茂木びわゼリー」実
Jul 24th, 2022 | autumn
名産品の多い長崎県。実は"びわ"の生産量が日本一であるのをご存じでしょうか? 今回は、長崎の名産として知られる「茂木びわ」を使った、あじさい菓房「長崎茂木びわゼリー」を実食ルポでご紹介。果実が丸ごと入っていて、びわのフレッシュでみずみずしい味わいを楽しむことができます。長崎空港でも買えるので、お土産におすすめですよ!
【成城石井】バイヤー注目の伝統菓子を実食!長崎離島の「かんころ餅」が絶品
Jul 2nd, 2022 | 小梅
惣菜やスイーツ、パンなどの自家製商品や、ワイン、チーズなど、魅力的な品揃えのスーパーマーケット「成城石井」。話題の商品も多く、お店を見つけたら、つい立ち寄りたくなる人も多いのではないでしょうか? その成城石井で旬の食材を再発掘する「四季プロジェクト」が展開されています。第1弾の「瀬戸内レモン」の商品も好評でしたが、第2弾として「長崎離島」の商品が登場。今回、「かんころ餅」を実食レポートで紹介します。
福砂屋・松翁軒・文明堂!長崎「三大銘店のカステラ」を食べ比べレポート
Jun 11th, 2022 | わたなべ たい
長崎のお土産といえば、やっぱりカステラ! 1500年代半ばにポルトガル人によって伝えられた南蛮菓子のひとつ。長崎の街を歩けばそこかしこにカステラを販売する店はありますが、今回は、その中の三大銘店のカステラを実食してその味を比べてみました。あなたはどのお味が好みですか?
ちゃんぽん発祥店「四海樓」のちゃんぽんは明日も食べたい別格のおいしさ!
Apr 8th, 2022 | わたなべ たい
日本全国で食べられている“ちゃんぽん”。その発祥の地が長崎にある「四海樓(しかいろう)」。1杯1,100円(税込)とそれなりのお値段ですが、その金額をうわまる濃厚なコクと旨みをあわせもち、翌日までその風味が残るような“ちゃんぽん”は、1度食べたら忘れられなくなるおいしさです!
街のど真ん中で天空露天風呂を!旅籠の温もり感じるhotel H2に泊まっ
Apr 2nd, 2022 | わたなべ たい
長崎の繁華街のど真ん中なのに、露天風呂が楽しめるホテルがあるとの情報をキャッチ! しかも和の情緒がそこかしこに散りばめられ、フリードリンクや無料VODなど、ホテルステイ自体を楽しめる要素が盛りだくさんなんです!