寒いイメージがあるスコットランド。年末年始に一週間滞在していましたが、その直前にいたロンドンと変わらぬ気温でした。冬場は観光客が少なめで狙い目です。寒がりさんでも楽しめるスポットを具体的に挙げていきます。
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その1:ブリタニア号をみる
英国王室の客船として1953年から1997年の44年間活躍したブリタニア号。市内中心部からバスで向かうリース港のショッピングセンター内にあります。デッキにも出ますが、主な見学場所は室内。王室からキャプテン、乗組員まで、いろいろな立場の人々が暮らしたダイニング、寝室などを見比べることができます。写真は意外にも質素でシングルベッドだった女王の寝室。
その2:「ユニオン運河」水路をたどる
橋の上を水路が通っている、なんとも不思議な光景。このユニオン運河は特に夏場は美しいとのことでしたが、冬場の枯れた色合いもしみじみとした趣があり、ウォーキングするうちに体が温まります。
その3:日帰りツアーに申し込む
ツアーに申込めば、否応なしに遠くまで連れていかれます! バスに乗っている時間が長いのも考えようで、ぬくぬくしながら、車窓の風景を楽しむことができるというメリットが。エジンバラ発着の「ネス湖とウィスキー工場見学ツアー」では、途中Glencoeで迫力満点の山の景色も楽しめます。
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その4:最高においしいカレーを食べる
前首相も食べたと宿の主人に強くすすめられて向かったレストランDELTHI DINER。中心街からはバスに乗っていくのがおすすめ。
「North Indian Chilli Garlic」をオーダー。ガーリック、グリーンチリ、コリアンダー、グリーンペッパー、トマトが材料。スコットランドではアンガスビーフや牡蠣も食べましたが、このレベルのカレーには、なかなか出会えません。
その5:街歩き
スコットランドは重厚な建物が美しい街。イングランドとはまた違った魅力を満喫できます。評判の国立博物館、美術館が無料なので、暖をとるつもりで気軽に出入りするという使いかたができます。バスに乗るにもショップをはしごしつつ暖かいところで待機しているのがよいでしょう。比較的Wi-Fiがつながりやすいです。Google Mapで目的地を検索すると、バスの到着時刻、バスの路線が簡単に調べられます。
旅のヒント
現在も英国王室に利用されている世界遺産のホリルードハウス宮殿、街のシンボル「エジンバラ城」が必須の観光スポットとされていますが、トリップアドバイザーなど、世界中の人々がみるガイドも併せみて考えたいものです。
写真は現在一番人気の「アーサー王の王座」。おすすめですが、9月中旬の段階で頂上に吹く風が冷たく寒かったので冬場はきついかもしれません。
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[All photos by Shio Narumi]