旅好きなら一度は考えたことのある海外移住。とはいえ、旅するには楽しいけれど、住むとなるとまた勝手が変わってくるものです。では、世界の国々のうち、どの国が私たちにとって在住しやすいのでしょうか。そんな海外移住しやすい国をピックアップしてみました。
やはりアジア圏が住みやすい!
やはり移住となると、生活しやすいのが一番。そこで、日本人の感性に最も近いアジア圏が、やはり最も住みやすいといえそうです。
日本食が美味しい・バンコクには日本料理店が多い、タイ料理も日本人の口に合うものが多い、物価が安い、ビザが取りやすい、仕事がある、日本人が沢山住んでいる、仏教国なので暮らしやすい、人が皆温かいと、日本人には抜群の評判を誇るタイ。特に首都バンコクが人気です。
リタイアメントビザの取得が300万円以下ででき、生活費も日本の3分の1から5分の1で済むというのも耳寄りです。
フィリピンの中でも、特にセブ島が移住におすすめだといわれています。その理由は、気候が温暖で、治安も良好、生活費が日本の5分の1で済み、かつリゾート地であるというところにあります。
食事の味付けや生活様式が日本人の感性に近いところや、屋台や日本料理店、さらには日本でおなじみのチェーン店が多数存在する台湾。日本よりも優しい人が多いとの評判もあり、移住するにはもってこいの国です。
世界でも住みやすいと評判の国々
アジア圏以外にも、世界じゅうの人々が住みやすいと口をそろえて言う国を選ぶのも良いでしょう。特に、次のような国が挙がっています。
「世界で最も暮らしやすい都市」といわれているバンクーバーは、カナダの主要都市。暮らしやすさの理由は、カナダが移民国家だから。フランス系移民が多いため、日常会話はすべてフランス語という地域もあります。その点、バンクーバーは英語圏なので、比較的暮らしやすいのでしょう。ただ、ほとんどが寒い地域ということや、給料の良い仕事を探すのがなかなかむずかしいという懸念点もあります。
年間を通して気候が温暖、治安がよく、英語圏である、時差が少ないことが魅力です。カナダと同じように移民国家なので、外国人を温かく迎え入れる土壌があります。
ただ、オーストラリアは2005年に法律が変わったそうで、現在は最低でも約4000万円の資産がなければリタイアメントビザが取れないそう。よほど富裕層でないと移住はむずかしいといえそうです。
日本人にとって環境的には抜群なハワイ。日本語が通じやすく、手軽に日本食が手に入ります。ただし、物価が高く、永住権の入手が困難という懸念点があります。
それぞれの国での暮らしが合うかどうかは、実際に現地に足を運ばないと分からないものです。希望の場所が見つかったら、最低一ヶ月は住んでみる必要があるともいわれています。
まだ行ったことのない国に移住したいという場合は、まずは旅での滞在からスタートしましょう!
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